Ep.60 【乃木坂46・歌詞考察】「風船は生きている」ポジティブとネガティブは混在する
どうも!若手の研修兄さんこと、
海先輩です!
このマガジンでは、毎朝更新しているPodcast番組「MORE CASUAる ~スキルアップはカジュアルに~」の内容を記事として発信しています!
「勉強になった!」「もっと具体的に聴いてみたい!」「海先輩ってどんな声?」と思った方は、ぜひPodcastもチェックをお願いします!
■はじめに
辛いことがあったときや悩んでいるとき、友達に話すのも良いですが、僕は音楽の力に頼ることの方が多いです。辛いことや悩みって、最後は自分で何とかしないといけないと思っている派なので、人の言葉よりも音楽を聴きながらとにかく自分に向き合う方が、納得のいく答えが見つかる気がして。
好きな音楽を聴きながら散歩するだけで、思考が整理されて解決の糸口が振ってきたりするんですよね。ただ言い換えると、「他人のアドバイスを素直に聞けない」「独りよがり」ということなので、万人受けする考え方では無いのかもしれません。
■今日のお話は──「乃木坂46」について
おはようございます。海先輩です。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。今日は【乃木坂46】についてのお話です。
僕は乃木坂46が好きなんですが、何が良いって楽曲ですね。深い歌詞や考えさせられる歌詞の楽曲が多くて、良い意味でアイドルっぽくない一面があるのが好きです。
人生を歩む中で躓いたり、落ち込んだりしたときに、音楽に救われた人は多いと思いますが、僕もその1人です。いろんな曲に助けられましたが、乃木坂46の曲にもだいぶ救われてきました。
例えば「人は夢を二度見る」は僕が初めて転職をしたときにリリースされた楽曲でしたが、ハッとさせられましたね。
「夢を見よう!」的なメッセージの曲はたくさんありますが、「“もう一度”夢を見よう」という曲はあまり聞いたことがなく、 すごく新鮮だったんですね。僕が個人の活動を始められたのはこの楽曲が背中を押してくれたからと言っても過言ではありません。
秋元先生の詩には感服させられてばかりなわけですが、今日は「風船は生きている」という楽曲の詩について考察、というか僕の感じたことを話してみたいと思います。
「風船は生きている」は日本レコード大賞を受賞した乃木坂46の17枚目シングル「インフルエンサー」のカップリング曲です。爽やかなギターのカッティングから始まり、軽快なラップや純情なメロディが気持ちいんですよね。
そして不思議なのが、この曲は「ポジティブ」なのか「ネガティブ」なのか、よく分かんないんです。
■人間と風船を重ねた──文学的純情ソング
この曲冒頭の歌詞から詩的に痺れる構成になっていて。Bメロのラップに行く前のAメロが2段構成なんですが、風船の例え→人間の例えとなっているんですね。
からの
最初にこの歌詞がくることで、人間と風船って似てるよね。というメッセージのある曲だと分かります。風船が萎むように元気がなくなるとき、確かにありますね。
「そう きっとさっきまで 空を飛んでいたんだろう」これも深くて。風船って空気でいっぱいの状態であればどこまでも飛んでいくじゃないですか。それが萎むと一気に地べたに落っこちる。
僕達も元気なときってどこかに行きたくなったり、何かに挑戦したり、人に会ってみたり、めちゃくちゃ行動的になりますよね。
この辺の人間らしさをまさか風船に例えるなんて、秋元先生さすがすぎます。そしてBメロのラップ。若者の心のうちを吐き出すような、ちょいダサラップがまた癖になるんですよ。
「人生難しい」「大人は勝手だし」「世間は厳しいし」と、結構ストレートに言っているところが良いですよね。若者なら誰もが感じたことのある気持ちだと思います。
■ダメな僕も──僕なんだ
そしてサビがたまらないのですわ。「愛が破けてしゃべりすぎてる」や「俯きながら独り言吐き捨てる」という歌詞から、愚痴を言っている絵が浮かびます。
が、その後「そんな自分に興奮しているそのうちに 感情膨らみ 強くなって飛べるはず」ですよ。吐き出すことで感情的になり、それによってまた強くなって歩み出せる、そんなメッセージでしょうか。
ここすごいですよね。ネガティブラインの曲かと思いきや、思いっきり吐き出したらまた元気になって進めるだろうという超ポジティブ思考になるという。今はちょっと落ち込んでるけど、また元気になれるよっていうことですよね。
ネガティブなんだけど、同時にポジティブな気持ちもある。こういう感覚ってものすごく分かります。結構ネガティブとポジティブって、どっちかの状態というイメージが多いと思います。
■おわりに
人に直接励まされるときって、心からではなく上辺の励ましのときもゼロでは無いと思うんですよ。ただ音楽の場合は、「絶対に自分のために作られた曲では無いんだけど、なぜか自分のことを歌ってる気がする」からこそ、胸を打たれます。
もちろん友達にもたくさん励まされますが、自分を鼓舞する応援ソングを決めておくことで、辛い時期も乗り越えやすくなりますよ!
■海先輩のおすすめ本コーナー
今日も記事を読んでいただきありがとうございます。ここからはおまけ。
このコーナーでは、年間200冊以上の本を読む僕が、最近読んだ本の中から「おもしろかった!」「ためになった!」という本を紹介していきます。
今回ご紹介するのは…
伊庭正康(著)
『トップ営業の気くばり 「あなたから買いたい」と言われる47の秘訣』
▼おすすめの理由は?
お客様から好印象を持たれる営業のあれこれがぎゅっと詰まっています。これ一冊を血肉いすれば間違いなくお客様と良い関係が築けるだろうと思いました。また、語り口調で書かれているので非常に読みやすいです。若手の営業パーソンには特におすすめですね。
▼どんな人が書いた本?
伊庭 正康
1991年リクルートグループ入社。営業としては致命的となる人見知りを4万件を超える訪問活動を通じ克服。プレイヤー部門とマネージャー部門の両部門で年間全国トップ表彰4回を受賞、累計表彰回数は40回以上。その後、営業部長、(株)フロムエーキャリアの代表取締役を歴任。
2011年、(株)らしさラボを設立。営業リーダー、営業マンのパフォーマンスを飛躍的に向上させるオリジナルの手法(研修+コーチング)がリーディングカンパニーの目に留まり、年間200回を超えるの営業研修、営業リーダー研修、コーチング、講演を行っている。リピート率は91%。
また、ストレスコーピングコーチとして、ビジネスパーソンのメンタルタフネス強化の支援も行っている。近著には、『面倒な“やりとり"がシンプルになる仕事のコツ48(かんき出版)』『数字を上げる人のセールストーク・営業のキホン(すばる舎)』『強いチームをつくる!リーダーの心得(明日香出版社)』など多数。その活動は、日本経済新聞、日経ビジネス、など多数のメディアでも紹介される。
▼何が学べる?
営業パーソンとして持つべきスタンスから、具体的な営業の進め方まで、営業パーソンとして心得ておくべきことが全て詰まっています。すぐに使えるテクニック的な話もたくさん出てくるので、かなり実践的な営業のノウハウが学べる本となっています。
▼読む前と後でどんな変化があった?
お客様とお会いするのが楽しみになりました。「今日はあのテクニックを実践してみよう!」と自分のスキルアップのために仕事を頑張るモチベーションが上がり、営業活動がワクワクする仕事に変わりましたね。
僕が思考や習慣を変え、自分の好きなことができるようになったのも間違いなく読書習慣のおかげです。ジャンル問わずいろんな本を読んで、ともに人生に彩りを添えていきませんか?ご興味ある方は、↑のリンクからぜひ!
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