Ep.19 【企画・発信】“情報”ではなく「ストーリー」を届けよう
どうも!若手の研修兄さんこと、
海先輩です!
このマガジンでは、毎朝更新しているPodcast番組「MORE CASUAる ~スキルアップはカジュアルに~」の内容を記事として発信しています!
「勉強になった!」「もっと具体的に聴いてみたい!」「海先輩ってどんな声?」と思った方は、ぜひPodcastもチェックをお願いします!
■はじめに
毎日note、YouTube、Instagram、Podcastを更新していると、「よくそんな毎日更新できるね!」と言われることがあります。自分が好きなことなので、特に努力している感はないんですが、やっぱり人に見せる何かを毎日続けているのは、一目置かれやすいです。
ただよく考えたら、Instagramのストーリーを見ると、友人が旅行や食事などを楽しんでいる様子を載せてくれています。おそらく努力で載せているということはないでしょう。一億総発信時代、自分の作ったもの、撮ったものを外部に出すのは、もう特別なことではなさそうです。
■今日のお話は──「企画・発信」について
おはようございます。海先輩です。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。今日は【企画・発信】についてのお話です。
僕も一発信者として、若手社会人に向けた様々なコンテンツをお届けしているわけですが、約1年発信活動を続けてきて、分かったことがあります。
それは、人は“情報”ではなく、「ストーリー」を求めているということ。どこかで仕入れた情報を横流しするだけのコンテンツは人は求めていないということです。
僕は発信者ですが、ラジオやPodcast、書籍などを通じて、コンテンツを楽しむ側でもあります。楽しむ側の立場になると感じるのが、必ずそこにはストーリーがあるということ。
例えばエンタメでいうと、学生時代の歴史の授業は眠くて退屈でしんどかった思い出のある方、多いですよね。
しかしそんな歴史が、映画やドラマになると、たちまち大ヒットコンテンツになるわけです。それは授業という形で一情報と思っていた歴史が、映画やドラマの形になり「ストーリー」となることで、多くの人を魅了することができるようになったからです。
ビジネスや自己啓発の発信も同じくストーリーがあります。こういった内容を求めている方は、今の自分を、人生をよりアップデートしたいと考えています。
そのため何かしらの発信に触れた時には、必ず自分の人生というストーリーに重ねて、その魅力をはかるんですね。人はストーリー無しで発信に触れようとは思わないんです。
■コンテンツを1番楽しんでるのは──発信している人
コンテンツ作りや発信活動をしている人は、「見ている人を楽しませたい!」と思ってやっているはず。
しかし実は、コンテンツを1番楽しんでいるのは、企画者・発信者であるべきだと思います。自分がコンテンツを作っていること自体にワクワクしていることが、発信者として理想の姿です。
このワクワク感が大事である理由は、これがないと「続かないから」です。逆にこのワクワク感さえあれば、辛い時期があっても続ける原動力になります。
Instagramを立ち上げて、ご友人のストーリーを見てみてください。きっと楽しそうなご友人がそこにはいるでしょう。そのご友人は「見ている人を楽しませよう」よりも「自分が楽しいから」載せているわけです。
歌手が誰よりも歌を好きなように、画家が誰よりも絵を好きなように、その当事者こそ1番コンテンツを愛しているからこそ、その人が生み出すものにも魅力が生まれるんですよね。
僕がもし読書嫌いで、ビジネスや自己啓発に一切興味がなかったら、これだけの発信を毎日続けるのは絶対に無理です。僕が1番本が好きで、ビジネスや自分の成長に興味がある自負があるからこそ、コンテンツに深みが出るんです。
そのため、もし「何者かになりたい」と悩んでいる人がいたら、間違いなく自分の好きなことを軸に考えた方がいいです。継続の意味でも上達の意味でも、好きに勝てるものはありません。
そして「それをやっている自分が好きか?」と自問自答をしてみて、「YES」なら、あとはその道を突っ走るだけです。
■ストーリー作りのコツは──普遍の事実+あなたの価値観
ストーリーを生み出すというと、何かアート的な才能とか、特別な能力、センスがある人じゃないと無理なんじゃない?と思う方もいるでしょう。
完全に0の状態から天才的な芸術を生み出せるのは、唯一「子供」だけです。大人は基本的にベースとなる何かがあって、クリエイティブをします。
例えばnoteやPodcastなどのコンテンツを作りたいときには、「普遍の事実+あなたの価値観」で考えると、あなただけのストーリーを作りやすいです。
1番分かりやすいのが、「新聞やニュースを見て、それについて感じたことを発信する」ですね。まさに事実に価値観がプラスされたコンテンツです。
先ほど歴史の授業が退屈だったと言いましたが、面白い授業もありました。内容から少し脱線して、先生が歴史の小話を話してくれたときです。歴史上の出来事という事実に、ストーリーが加わることで、楽しくなったわけですね。
ただ「あなたの価値観を発信しよう!」というと、「んーでも、自分の意見って受けいられるかな…」と心配する方も多いです。
が、大多数の正解なんてあってないようなものです(SUPER BEAVER風)大事なのは正解不正解ではなく、あなたのオリジナリティ。
なので、周りに受け入れられるかの心配よりも、「私はこう思うけど、みんなはどう?」くらい強気のスタンスの方が面白いコンテンツになりやすいです。
■おわりに
「自分の意見って少数派かも…」と思った時の方がむしろチャンス。すぐに発信してください。人は意外性のあるものに興味を持ちやすいです。あなたの当たり前は、周りの人の新鮮なコンテンツになります。
日頃から何か情報に触れた時には、「自分はこの情報を見てどう感じたか?」というのを自問自答すると、オリジナルのコンテンツを生む思考が身につくので、ぜひ取り入れてみてください!
■海先輩のおすすめ本コーナー
今日も記事を読んでいただきありがとうございます。ここからはおまけ。
このコーナーでは、年間200冊以上の本を読む僕が、最近読んだ本の中から「おもしろかった!」「ためになった!」という本を紹介していきます。
今回ご紹介するのは…
渡辺 克之さん
『「伝わる資料」デザイン・テクニック』
▼おすすめの理由は?
仕事をする上で避けては通れない「資料作成」の極意が1冊に凝縮されており、ビジネスパーソンなら1冊は持っておきたい本としておすすめ!ダメな例と良い例を比較しながら解説しているので、改善点も一目瞭然です!
▼どんな人が書いた本?
渡辺 克之さん。テクニカルライター。コンサル系SIer、広告代理店、出版社を経て1996年に独立。エディトリアルデザインを中心に出版書籍の企画と制作、執筆で多くの経験を積む。企業取材や販促企画の分野でも活動。OfficeアプリやWindows、VBAに関する実用書を数多く執筆しており、本書で50冊目。
▼何が学べる?
プレゼン資料、報告書、LPなどにも使える「人に届けるデザインの極意」が丸っと学べます。フォント、色、図の使い方など、すぐに実践できるノウハウが満載!
▼読む前と後でどんな変化があった?
今までなんとなく自分の"感覚"で資料を作っていましたが、人に伝わるデザインにはロジックがあるんだと分かり、早速実践。資料を作ることが目的になってしまっていたのが、読む人にどういう行動を取ってもらいたいのか「目的意識」を持って資料を作成できるようになりました!
僕が思考や習慣を変え、自分の好きなことができるようになったのも間違いなく読書習慣のおかげです。ジャンル問わずいろんな本を読んで、ともに人生に彩りを添えていきませんか?ご興味ある方は、↑のリンクからぜひ!
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