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【10分師匠】「両目を失明した時に九歳の息子が言ったこと」〜福島令子〜
辛いことや嫌なことががあったときって、どうしても過去を悔やんでしまいがちです。
起きてしまったことを後悔しても遅い、これからどうするべきかを考えないと。
と、分かってはいるんですけどね。なかなか簡単にできるものではないですよね。
どうも、海先輩です。
さて、今回の師匠は福島令子さん。
福島さんは「指点字」と呼ばれる盲ろう者のコミュニケーション方法を考案した方です。
令子さんの息子さんである智さんは目と耳が不自由な盲ろう者となってしまいます。3歳で右目を、9歳のときには左目からも光が失われ、さらに、14歳で右耳、18歳のときには左耳から音も奪われてしまいました。
令子さんは智さんが9歳で完全に失明してしまったとき、智さんの強さ、前向きさに胸を打たれたそうです。
智さんは失明する前、眼圧が上がってしまい、普段は辛抱強いにも関わらず、そのときばかりは泣いてしまったようです。
眼圧が上がると、目が充血したり、かすみ、頭痛、吐き気などの症状に見舞われてしまいます。別名、急性緑内障発作とも言われているものですね。
眼圧が上がると大人でも辛いですが、眼圧が上がる原因として「水の飲み過ぎ、一気飲み」があると言われたりもします。
これは実際にあるそうですが、普段生活していて水を飲むには問題ないそうですね。
しかし智さんは水が眼圧を高めることにかなり懸念を持っていて、苺を1つ食べるのにも「これ1つで5ccかな」と気にされていたとのこと。
水分を取ろうとしない智さんに周りは心配するわけですが、智さんの意思は固く、皮膚はだんだんミイラのように皺が寄っていくばかり。
それから智さんはついに、失明してしまいます。智さんの入院費などを出してくれていたおじいちゃんは、智さんが失明したと聞いて、それはそれは大泣きだったそう。
目が見えなくなるって、当たり前のように世界を見ている僕たちからすると、絶望的なことだと思います。誰だって身内が失明したら、かなりショックでしょう。
何より辛い思いをしているのは、智さん本人です。ただ智さん、おじいちゃんが泣いていると知ってすぐに、「おじいちゃんに電話をかけるから、地下に連れて行って」と言ったんですね。
そして電話で、こう伝えます。
「お祖父ちゃん、泣いても仕方ないんだよ。するだけのことをしてこうなったんだから。世界中で一番偉い先生が診てもダメな時はダメなんだよ」
続けて、
「僕はね、いま悲しんで泣いているより、これから先、どういうふうに生きていったらいいかを考えるほうが大事だと思ってるんだよ。お祖父ちゃん、僕は大丈夫だからね」
9歳ですよ。未来ある子どもが、罪のない子どもが、どうしてこんな目に合わないといけないんだ。そう思うんですが、本人はとても強かったんです。
智さんはその後、盲ろう者として初めて大学に入学、そして東大の教授になり、バリアフリー研究者として大活躍されているんです。
そして、2022年にはその半生が映画化されています。
人生良いことばかりではなく、「もう終わりだ」と思いたくなるほど辛いこともあります。そういうときに「これからどうするべきか」と未来のことを考えられるマインドは、大事かもしれませんね。
「するだけのことをしてこうなった」運命を受け入れて、未来を見て生きていこうと思います。
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