Ep.27 【生きるヒント】選択肢は無限だけど、1つに絞らないと伸ばせない
どうも!若手の研修兄さんこと、
海先輩です!
このマガジンでは、毎朝更新しているPodcast番組「MORE CASUAる ~スキルアップはカジュアルに~」の内容を記事として発信しています!
「勉強になった!」「もっと具体的に聴いてみたい!」「海先輩ってどんな声?」と思った方は、ぜひPodcastもチェックをお願いします!
■はじめに
何かさせたらそこそこ出来ちゃう人ってときどきいますけど、あれ憧れるんだよな〜。頭も良くて、スポーツは何させてもある程度出来て、美的センスもあって、的な人ね。努力が才能を超えることは全然あるとは思うんですが、才能は才能で輝かしいものです。
前の職場の女性に何でもできる人がいたんですよ。歌うまくて、楽器も出来て、絵もうまくて、スポーツもできて、賢くて、魚も自分で捌いちゃって、ルービックキューブも六面できちゃうっていう。シンプルにかっこいいと思いましたし、才能の塊を見たっていう感じでした。
■今日のお話は──「選択肢」について
おはようございます。海先輩です。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。今日は【選択肢】についてのお話です。
みなさんは自分が1日に何回「選択」をしていると思いますか?着る服、食べるもの、履いていく靴、通る道。なんと人は1日におよそ35,000もの決断をしているそう。
そして人って実は、「選択をする」という行動にかなりカロリーを使うんですよね。これを「自然消耗」や「決断疲れ」と言ったりしますが、たくさんの選択をすると、だんだん決断のための思考ができなくなってくるんです。
Apple創業者のスティーブ・ジョブズが毎日同じ色のタートルネックで生活をしていたことは有名ですね。選択に使うカロリーを減らすためです。
こういった日常の中の選択もありますが、もっと大きい括りの選択もあります。例えば進路やキャリア、結婚などです。特に社会人になると、自分のキャリアのことで頭を悩ませる人も多いでしょう。
かく言う僕は新卒の頃からずっと自分のキャリアのことで迷走していました。具体的には「自分は何を極めて、何者として生きていこうか」ということに悩んでいたんです。
「何者かになって、それを仕事にしたい」と思っていたので、とりあえずできることから始めてみることにしました。
できることとは言っても、人より得意だなと思えるものじゃないと仕事にはならないだろうと思い込んでいたので、人より少し上手にできるかもというものから手をつけていったんです。
■1つに集中しないと──何も達成できない
僕が最初にとった行動は、自分が人より得意でできそうなことを、一気にやり始めるということです。
具体的に始めたことはライター、ブロガー、ポッドキャスト、弾き語り、作曲、英会話、アパレル物販です。これらを同時期に一度に始めました。
まあ当然大変なわけですよ。幸い僕は習慣化が得意なので、1日のスケジュールを細かく決めて、それ通りに行動すれば全て実行できるという行動計画にしていたんです。
結果は、中途半端に終わったものばっかりでした。終わった理由は、飽きや結果がなかなか出ないことに対しての諦めが主でしたね。
そしてほとんどの活動をやめて、残ったのがnoteとポッドキャストでした。この2つは今もずっとやっているように、全く苦じゃなくむしろ楽しくて仕方ないくらいです。
自分が日々学んだことや感じたことを、同じ若い社会人のためになるように噛み砕いて発信するという行為自体に面白さを感じているわけです。
そして「色々やる前に、まずはこの2つを極めてみよう」と考えが変わり、あれもこれもではなく、noteとポッドキャスト(YouTube)に注力することにしたんです。
すると、noteのフォロワーが半年時点では50人ほどだったのが、1ヶ月で+200人増など、急激に伸びるようになったんです。やはり1つに集中するのは大事だと思いましたね。
■いろいろやりたくても──優先順位をつけて取り組もう
ってことで僕は今noteとポッドキャストを中心に企業研修講師、若手人材育成コンサルとして活動しているわけですが、それ以外にも山ほどやりたいことはあります。
中小企業診断士の資格を取りたいと思っていますし、おしゃれなホワイトボードを作りたいなとか、音楽制作をしたいなとか、ビジネス路線以外の夢も多いんですよね。
少し前の僕なら、全部一度にやっちまおうとしていました。でも、大事なのは人生を設計し、優先順位を立てて行動していくことだと、今は思っています。
なので、向こう10年のなりたい姿を目標とし、そこに向けて毎年注力するものや達成目標、行動目標を立てて行動しています。これをすると、未来へのワクワク感が爆増するので、非常におすすめです。
優先順位を立てることのメリットは、ワクワク感の他に、焦燥感に駆られないという点もあります。「何者かになって成功したい!」と思っている時期が僕にもありましたが、そう思っているけど先が見えていない自分に焦燥感もありました。
ですが、自分が本当にやりたいことや、ありたい姿を考えた結果、今は「何者かになりたい」という曖昧な夢はなくなったんですよね。
優先順位をつけて人生設計を立てることで、まだできていないけどそれは優先順位が後だから、今はこれに集中するんだ、と冷静になれます。
人は得体のしれないもの(幽霊)や、未来の見えないもの(告白の返事)には不安や恐怖を感じます。が、予想できるものには希望を見出すことができるんです。まずは自分の人生について考える時間を作るだけでも変わるので、お試しあれ。
■おわりに
選択肢がたくさんあることは良いことだとは思います。しかし、たくさんあるからと言ってどれも選ばないと本末転倒ですよね。新しいTシャツが欲しくてアウトレットに行くも、種類が多すぎて選べず結局何も買わないようなもんです。
今の社会において、選択肢自体はいくらでも与えられてると思うので、そこから選び抜く力が大事かもしれませんね。そしてそのためには自分に必要なものを探す必要がありますね。
■海先輩のおすすめ本コーナー
今日も記事を読んでいただきありがとうございます。ここからはおまけ。
このコーナーでは、年間200冊以上の本を読む僕が、最近読んだ本の中から「おもしろかった!」「ためになった!」という本を紹介していきます。
今回ご紹介するのは…
杉山 直隆さん
『文章は「つかみ」で9割決まる』
▼おすすめの理由は?
全noterの必読書です!noterに限らず人に読んでもらうための文章を書く習慣のある方は絶対に読んでおくべきですね。文章の書き出しは、髪型や清潔感などの第一印象のようなもの。そのノウハウが事例をもとに全て凝縮された1冊です。
▼どんな人が書いた本?
杉山 直隆さん。1975年生まれ。専修大学法学部卒業後、カデナクリエイト入社。ビジネス誌やビジネス書、企業の社内報・PR誌の執筆・編集を主に手がける。2016年に独立(屋号:オフィス解体新書)。社会人インターンシップ情報を紹介するブログメディア「30歳からのインターンシップ」を立ち上げ、取材活動をしている。共著に『課長・部長のための労務管理 問題解決の基本』『図解&事例で学ぶ入社1年目の教科書』『クイズ商売脳の鍛え方』など。
▼何が学べる?
文章においてなぜつかみが大事なのか。良いつかみと悪いつかみの違い。良いつかみを書くコツ。つかみを意識した上で文章を書く具体的な流れ。
▼読む前と後でどんな変化があった?
なんとなく殴り書きでnoteを書いていたが、この本を読んでつかみを実践していくことで作品としてのクオリティが上がり、スキやフォローが格段に増えました!「創作」の楽しさも倍増し、毎日更新のモチベーションも上がっって良かったです!
僕が思考や習慣を変え、自分の好きなことができるようになったのも間違いなく読書習慣のおかげです。ジャンル問わずいろんな本を読んで、ともに人生に彩りを添えていきませんか?ご興味ある方は、↑のリンクからぜひ!
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