記憶喪失から始まるドキドキのSF!『プロジェクト・ヘイル・メアリー』上巻の面白さを解説|未知との遭遇で役立つこととは
いきなり、どこだかわからず目覚めて始まる物語。最初は何が何だかわからない。
だけど、だんだんと自分が何者でどこにいるのか思い出している物語。
もし、SF物語で、ちょっと変わった演出がお好みなら、「プロジェクト・ヘイル・メアリー」をご覧あれ。
楽しく上巻を読めたので下巻が今からすごく楽しみ。少し本書を解説したい
物語の最初が目覚め|ここはどこ、私は誰からスタート
最初に主人公が目覚めて、だんだんと自分が何者で何を目標にしてたか思い出すストーリー展開。
だんだんと、自分が誰だか把握していく物語の進行は、宝物探しのようでおもしろい。
オーディブルで聞いていたので、10分ほど上の空で聞いていたら、なんのことを話しているのだろう?とわからなくなり、全部戻して最初から聞いたほど。そして悟りました。「そうか、主人公自身、自分が誰で、どこにいるのかもわからないんだ」と。
次第に理解する自分の立場|情報が限られた中での自己認識する過程がたのしい
目覚めた途端、自分が誰だかわからない。よくわからないベッドの上に寝ており、周囲は機械により自分がお世話されている。
主人公は頭脳明晰であり、自分の発する言葉や考え方のクセから自分が何者か把握しているのがおもしろい。
たとえば、主人公は距離をヤードやフィートで考えて、自分はなぜヤードやフィートを使うのだろうと思う時点で出身国を当てたりする。
自分も記憶喪失になったら、そのように自分発見をしてみようと思った。
【ネタばれ】未知なるものとの意思疎通がリアル|発声ひとつひとつを対応言語に当てはめて会話していく
物語では宇宙人と遭遇する。その宇宙人とのやり取りが新鮮だった。
宇宙人と意思疎通は全くの未知なるものだ。
人ならざるものと意思疎通するときの方法が、とても参考になる(将来参考使える場面が来るとは思えないが・・・)
例えば、相手の発音や動作の一つ一つを人間の対応する言語に置き換えてデータベースを作っていき、それを翻訳機のようにして会話していく。
とてもSFチックであるが、未知なるものと会話するときは、きっとそのようにするのであろうとおもった。
まとめ|新感覚のSF小説|評判も上々|楽しいから読んでみよう
今日は、今読んでいる、プロジェクト・ヘイル・メアリー(上巻)について解説しました。活字を読むのが苦手な方は、オーディブルでも楽しめるよ。(私はオーディブルで楽しみました)
上巻は未知との遭遇。下巻はいよいよ、宇宙人ともっと突っ込んだ交流をしてお互いの悩み解決にいそしむ内容のようだ。今から楽しみだ。
#3行日記 :いきなり目標の一つをやり忘れた
昨日3つの目標を誓ったばかりなのに、1つをやり忘れた。
6時間以上睡眠をとる:OK!
夜9時以降は食べない:OK!
夜運動orストレッチをする:忘れた!
今からやってみる。笑