年齢を重ねるとともに変わる人生観|定年後の不安と希望|やり直したい何かでいっぱいである
人生とは年を経るごとに感じ方が変わるものだと、最近になってつくづく感じる。
歳を重ね、今が最高!あの頃に戻れても今でいたいと思える方は最高にすばらしい人生を生きていると思う。
多くの方、大多数の方は、歳を経るごとに「後悔ばかりの人生だったな」と思う人が多いのでないだろうか。
社会人が始まったころは、定年にあこがれた自分
働きだす前や、働き出してすぐのころは、希望に満ち溢れていた。しかし、1年目2年目のころは働くことの大変さを身に染みてわかり、
・早く定年にならないかなぁ。
・定年まで40年近くある。無理ゲーだよ。
・定年が近い人はめちゃいいよなぁ。もう働かなくてよくなって自由時間がいっぱいだから
なんてよく思ったものである。
人生の折り返しをすぎ、定年が近くなると不安になる日々
しかし、歳を経て定年が見えてくると、そんな若いころとは全然違う心境に気づく
・定年になった後が漠然と不安になる
・楽しい出来事よりも悲しい出来事が増える
・いつまでも現役で働きたい今が幸せ
など、定年とその後について恐れる自分がいるのに驚いた。随分と変化してしまったものだ。
振り返れば若いころは身軽、年を経るごと何かを背負っていく
なんでかなと振り返ると、若いころは、希望に満ち溢れてとにかく身軽である。
・結婚相手はまだ決まってない
・将来誰と付き合うか決まってない
・どんな子供を持つか決まってない
・経済的・社会的に思いもよらない成功があるかも
・どこかですごい才能が開花するかも
とにかく楽観的で、未来が分からないことは希望でもある。
しかし、歳を重ねるといろいろと経験を積み、確かに結婚をして家族を持ったりするが、思いのほかパッとしなかったり、何かギャップを感じることもある。恥をたくさんかいたり、人生を左右する失敗をしたことで後悔に苛まれて、手放しで喜べない人生になっているかもしれない。
そして、家族や友人など大切なものなのだが、ひと様の希望を作る分、自分には何か重荷というか足枷のような形で、ずしりとのしかかる。
歳をとって背負っているものが少ないとそれはそれで悩む
では、結婚なんてしなくていい。苦労して働かない方が健康に良いと考えてそのまま年をとると、それはそれで悩むと思う。
奥さんや子どもがいないことは、足かせがない分自由である。時間も自由、お金も自由。彼女彼らの将来を考えることなんて不要だからハッピーだ。
果たしてそうなのか?きっと違う。
実際そのように結婚せず将来独身の方が増えている。その方が自分らしく生きられる風潮はあるが、一方で家族を持つことを経験できなかったという後悔する人も楽しそうに見えて実はさみしさ感じている人も多いのではないだろうか。
人生やりたい通りにやれた人が勝ち
結局、成功しても失敗しても、自分がこれをやろうと思ったことをやれたことが成功しても失敗してもやれたことが勝者ではないかとおもう。
もしかしたら、大失敗して、取り返しがつかなくなり、
後悔だらけの人生になるかもしれない。
けれども、やれなかった後悔はずっと引きずるけど、やって失敗した後悔は乗り越えれば糧になり、よき思い出になることは間違いない。
#3行日記
最近は、仕事や子供たちの進路のことで手一杯です。しかし、なぜか楽しくなってきている。昔なら超絶に鬱っぽくなるほどなのに。多分歳を重ねて獲得した人生スキルなのかもしれない。すごいぞ!自分。と褒めてみる。
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