仕事をキリ良く終わらない方がいい理由とは?途中の気持ち悪さが良いのです|記憶と効率の関係
仕事や遊びなど、人はなんでもキリ良く終わることにこだわることが多い。たしかにキリ良く終われるとすっきりするし、良いことのように思う。
ただ、仕事については、キリ良く終わると、良いことばかりではない経験をしている。今日は毎日の仕事の終わり方について書いていきたいと思う。
今日の記事は、昨日書いた記事を書いていたときに思いついた。
キリ良く終わることによる弊害
仕事は切りよく終わるという考えの人も多い。ただ、仕事を切りよく終わることに思いもよらぬ弊害があったりする。
1.忘れ去られる
まず、すっかり終わってしまうと、次の日には忘れてしまうことがある。もしかしたら思い出すのに時間がかかるかもしれない。
理由は、達成感と安堵感から、すっかり頭の記憶域から取り除かれるためである。
2.詰めが甘くなる
また、キリ良く終わるというのは、1日の終わりに(疲れた状態で)やり切ったという状態が多い。仕事のクオリティを大切にしている人も達成感の方が上回り「詰め」という部分で油断が生じることがあるかもしれない。
しっかりやり切ったことも、「実はほころびがあった・・・」ということも見逃していることも少なくない。
3.軽い燃え尽き
達成感と安堵は、休眠モードに誘われて、「次は何すればいいのか」とちょっとした燃え尽き症候群のような状態になる(かもしれない)
ではどのようにするか、それを次の章で述べたい。
敢えて途中で終わって、次の日に完了させる
キリ良く終わるのではなく、敢えて途中で終わる。途中で終わる気持ち悪さといったら拒否したくなりそう。ただそればかりでもないメリットがある。
1.気になる=記憶に残る
人は途中のことは気になるものである。途中で終わる気持ち悪さには、気になることから何度も頭の中で繰り返され記憶の定着化が起こる。もちろん、途中で終わっても、リフレッシュのため次の日まで考えなくてもよい。
ただ、途中で終わっていると脳が無意識のなかでいろいろと考えてくれてたりするのだ。思わぬひらめきがわくかもしれない。
2.次の日もするっと仕事に入れる
無意識化の中で何度も反復されるため、記憶に定着しているということは、次の日もすんなり、途中から仕事に入れるということだ。
ええっと次何しようかなとか、仕事のまとめ報告を書かなきゃ。あ、なんだっけ?となる確率を下げてくれことでしょう。
3.余裕をもって仕事をきっちり納められる
朝から仕事の締めを行うことができる。ということは、しっかり余裕をもって抜け漏れなく仕事を完遂できる可能性が高いであろう。
就業時間との勝負なんていう、よくわからない目標時間でクオリティを落とすことがなくなるからだ。
仕事は時間で区切って、淡々とこなしていくのが割と強い
仕事を途中で終わること、それはキリよく終われない気持ち悪さがあるけれど、その気持ち悪さには継続するには良い刺激となる。
今日も途中で終わり頭の片隅にストアさせ、夜リフレッシュしたら、また明日もがんばろうか!
もちろん、プロジェクト的な仕事で、今日この日までが納期という仕事は、無理してでも最後まで終わらせることがマストなことはある。けれど、日々ベースでみたら淡々といくのも良いかもしれない。
#3行日記 : 少しがんばったら割と簡単に突破できた、これも前から考え続けていたおかげかな?
昨日、ひとつの仕事が前に進んだ、長期課題となっていたものだが、するっと進んだ。先送り先送りしていて、さすがに怒られそうだから取り組んでみたのだ。そしたら割とするっといった。
もっと早くやればよかったのにぃと思ったけど、それはちょっと待っただ。きっと、その時やってもうまくいかなかっただろう。(現に何度かトライしていたと思う)
きっと、潜在意識の中で考え続けていいたおかげで、突破口をみつけられたのかもしれない。途中にしておくことの良かった点かな。
今日も最後まで読んでくださいましてありがとうございました!
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