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歴史がわかる 今とつながる 対立の世界史図鑑/かみゆ歴史編集部 を読んで

ロシアのウクライナへの軍事侵攻、パレスチナの紛争など、世界ではまだ争いが絶えません。そこには、宗教、資源、領土、思想、民族などさまざまな要因があり、各国の国際関係が複雑に絡み合っています。
それらをひも解く鍵として、この本では歴史のなかの「対立」に注目してわかりやすくまとめられています。
本の題名にもあるようにこの本は図鑑なので、この本で述べられている世界史の内容がわかりやすく図解でさて説明されています。
私は、オーディオブックで本を買わずに読んでしまいましたが、この本は本を買って、好きな時に見返して図解を見る読み方の方がいいように思います。
過去の対立に現在の争いの理由があり、過去の対立が現在の国際情勢をかたちづくっています。本書を読む(オーディオブックで聴く)ことで複雑そうに見えるあらゆる問題が「図解」で説明されており、日々報道されるニュースが理解できるようになるはずです。
私は、オーディオブックだったので、スマホで添付資料をダウンロードして、その都度スマホの画面で確認しました。

ある番組でウクライナ情勢に詳しい専門家の言ってい話を聞いて、国際情勢が現代の我々に一番身近な出来事である事を現代の人(特に日本人)は理解していないと言っていました。
今の人は(特に日本人)、『学校で何かあった』とか、『来週のデートは何を着ていこう!』とか、『明日、休日なのに出勤か~やだな~』だとかいろいろな考えが浮かんでくると思います。そんな日常が全部吹っ飛んでしまうのが国際情勢なのだと…
2年前のウクライナ侵攻前の出来事で来月、ロシアがウクライナに攻めてくるかもしれないとなって、自分(ウクライナ在住の人のコメント)にポーランドに知り合い居たかな…と考えを巡らせ、とりあえず家族(子供や奥さん)に今取れる航空券や旅券を買ってチケットを渡し、みんな国境を越えてきたのだと。(当然そうなれば学校も仕事もなくなります。)
災害に突然あってしまう場合も同じような事が言えるのかもしれませんが、国際情勢は決して対岸の火事などではなく、直接自分に降りかかる身近な出来事なのだという事をとても恐ろしく聞いたのを思い出しました。
どうしても遠くの世界でおこっている出来事だと考えがちですが、自分に出来ることは何かを考えて行動していきたいと思いました。

歴史は好きで、いろいろ勉強していましたが、今回図解で見ることが出来てわかりやすく、聴く事ができました。
私は、紙の本も買って手元に置いておこうと思いました。
ニュースで見聞きした国際情勢について、もう一度読み返そうと思いました。
皆様も一度オーディオブックで聴いてみてはいかがでしょうか?


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Isao Hanayama
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