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イサブロウ₁₃
2024年7月19日 01:08
森の奥深くに行くと緑の匂いが強くなる足元は腐葉土の柔らかな感触と落ち葉の腐った匂い眼の前には大きな樹があって根や幹が苔に覆われている枝先まで巻き付いた葉の付いた蔓雨が芽吹かせた苔の柔らかい新芽森に浮揚する湿度が私の髪を湿らせる
2024年7月16日 00:38
互いの持つ花の花弁を混ぜ混んだら強い花の薫りが優るのか苦い毒が際立つのか
2024年7月16日 00:35
雨が降るからって憂う気になれなくて歌って気持ちを上げお気に入りの傘を差して歩いたんだ傘に当たる雨音のリズムに心地よくなっていてもそれでも気掛かりがあって…ただひとり想い知るんだ
2024年7月16日 00:34
我慢なんて性に合わない身の内に溜め込んだものを僕は何時か吐き出してしまう既に言葉と共に僕の風が漏れているんだ
2024年7月16日 00:07
私の書く物に不快に思う者達が居るだろう?だったら其の不快感を吹き飛ばせるだけの物を書いて魅せれば良い表現力を魅せ付けてみなよ
2024年7月14日 06:23
木々が激しく揺れ枝が折れ引き摺られる様に崖下へ緑の葉は千切れ頭上高くに舞い上がるんだ激しく唸り聞こえて来るのは風の咆吼だ
2024年7月14日 06:21
言葉を指先で摘んで取っては柔すぎて千切れたりする言葉を舌で舐め取れば甘味が有る言葉旨味の有る言葉苦味が有る言葉綺麗なだけでは美味しくは無いな と思うのだ
2024年7月14日 06:16
影に潜む鬼達が言い出すあからさまに聞こえる様に影に潜む鬼達が嗤い出す指差して可笑しそうに騒々しく騒めく中に混じる針で刺す様な言葉そんなのは大した痛みでは無いだけど煩わしくて鬼達の針を持つ手ごと切り落とすそんな私も大鉈を持った鬼なんだ
2024年7月14日 06:15
直ぐ近くにもあらゆる所にも世界の果ての果てまで鬼が居て人間は鬼を見抜けず容易に鬼に揶揄されるだけ容易に鬼に圧せられるだけ
2024年7月14日 06:09
夜が深くなる程に闇が深くなる程にポツリ ポツリと灯る生きていた頃の姿を留める事が出来ず身体を亡くした命の灯火呟く様な声の会話をし囁く様な唄を歌う儚い火が夜闇の中で消えそうに揺らめいている
2024年7月14日 06:02
影と闇を行き来し影踏みして歩く踏まれた者は言葉に棘を眼に影を耳に幻聴を纏うんだ
2024年7月13日 01:04
遠くまで見渡せる眺めの良い景色心地よい風が吹く中に視えぬ糸を飛ばす絡め取るのは華か 獲物か
2024年7月13日 00:57
眼に視える醜い心を排除して其れで綺麗になるとでも言うのそれ本当に綺麗?よく見たらつまらない物しか残ってないと思わない?それに醜さも醜悪さも持たない人なんて見た事が無いそんな神様みたいな存在に人がなれると誰も考えていないもの
2024年7月13日 00:44
📌雨の夜の黒い水溜り地上から水を蹴りながら歩く足音が聞こえる段々と此方に近付いて来てるみたいだだから僕は口を開けて待つそうすると足が口に入って千切って捕れるんだ今夜は3本の人の足を手に入れたよ📌錆びたキッチンカー森の側近く雨降りの翌日に現れる錆びたキッチンカー香ばしい匂いに誘われるままにやって来た物に「空腹なんだ何でもいいからくれ」