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仕事と家庭、2兎追って2兎とも得たい

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子育てや居住地の制約があっても、あたり前に働き続けられる社会にしたい。 ド田舎の自宅から、東京のベンチャーにフルリモートで勤める会社員の記録(月1更新予定)
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フルリモートって、絶滅しますか?

フルリモートって、絶滅しますか?

フルリモートという働き方を、無くしたくない。

愛知県のド田舎からフルリモートで東京のベンチャー企業に勤めていて、もうすぐ5年になる。月に1~2回程度の出張はあるが、それ以外はずっと自宅で働いていて、特に問題も無い。

田舎住まいのハンデも子育てにまつわる制約も、すべてフルリモート勤務によってなんとか出来ている。もしもこの働き方が無かったら、今頃どうしていただろうか。

この働き方でなければ出会え

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夏忙しの終わりに

夏忙しの終わりに

子どもたちの夏休み、それはつまり親たちの夏忙し。

朝早く起きて学童のお弁当をつくり、昼休みには部活帰りの娘の昼ごはんと晩ごはんの下準備をし、退勤後には習い事前に食べるおむすびを握り、晩ごはんをつくる。炊事が日に2回分増えるのが夏休み。

宿題は果たして終わったのか、あるはずの丸つけ用の答えは一体どこへ行ったのか、工作は規定のサイズにおさまっているのか、作文の文字が徐々に殴り書きに変わっていくのは

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「見ればわかる」の落とし穴。 子育て期に陥りがちな"脳内飛躍"がキャリアを潰す?

「見ればわかる」の落とし穴。 子育て期に陥りがちな"脳内飛躍"がキャリアを潰す?

「そんなの見ればわかるじゃん」
出産から早14年、何度この言葉を口にしただろう。子育てによって否応なしに発達する「見ればわかる」という力。これは果たしてスキルなのか、弊害なのか。

生まれたてほやほやの小さな子を守るためには、その全身に目を配って些細な変化を察知し、適切に対応しなければならない。例えば、子が突然に泣き出せば、親たちは瞬時に理由を考える。「最後にオムツを替えたのは3時間前だから、そろ

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子育て混沌期、仕事を辞めたくなった時に考えてほしい3つのこと

子育て混沌期、仕事を辞めたくなった時に考えてほしい3つのこと

「転職は早まらないほうがいいよ」とこの1年間に一体何度言っただろう。
子どもを2人産んでから、長年勤めていた会社を辞め、地元の中小企業での時短勤務を経てベンチャーでのフルリモートワークへ、2度の転職を経験した。子供は中2と小4になり、なんというか、「子育て真っ只中」の混沌は脱出したように思う。

そのせいか、今まさに混沌の中にいる友人やかつての同僚から、退職や転職の相談を受けることが増えた。対面だ

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リモートワークは「サボる」「雑談が生まれない」という説に、小さく反論してみる

リモートワークは「サボる」「雑談が生まれない」という説に、小さく反論してみる

世の中で、よく耳にする出社回帰の理由。
「リモートワークより、出社したほうが生産性があがる」
なぜなら「リモートはサボる人がいる」し「リモートは雑談など偶発的なコミュニケーションが生まれない」から。
これって本当だろうか。

このnoteでは、「リモートワークでもサボってないことを証明できる」コツと、「リモートワークでも雑談を生み出す」コツを紹介し、小さく反論してみようと思う。この働き方を、絶滅さ

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「距離」を超える働き方、インサイドセールス

「距離」を超える働き方、インサイドセールス

もし、地図上で自分の「通勤圏内」に蛍光ラインを引くとしたら、家からどのあたりまでをイメージするだろう?

日本の平均では、通勤時間は片道39分らしい。

総務省統計局の社会生活基本調査※1によると、日本全国の平均通勤時間は、片道39分、往復1時間19分です。通勤に利用する交通手段の割合は、車が最も多く、次いで、電車、自転車となっています。
https://www.haseko-sumai.com/

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フル在宅勤務、5年目の記録

フル在宅勤務、5年目の記録

2020年1月に現職へ入社し、フルリモート勤務も5年目に突入した。
早かったような、途方もなく長かったような。このnoteは1年半も更新できていなかったが、私は変わらずフルリモートでとても元気に働いている。

(24.1月に開催した地方銀行のユーザー交流会レポ)

noteの更新をしなくなったのは、元気だからだ。
過去に書いた働き方に関するnoteは、ありがたいことに今でも時々いいねの通知が届く。

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