おかざき/フルリモートCS

地方に住みつつ、東京のベンチャーで働いています。フル在宅カスタマーサクセス。

おかざき/フルリモートCS

地方に住みつつ、東京のベンチャーで働いています。フル在宅カスタマーサクセス。

マガジン

  • 仕事と家庭、2兎追って2兎とも得たい

    子育てや居住地の制約があっても、あたり前に働き続けられる社会にしたい。 ド田舎の自宅から、東京のベンチャーにフルリモートで勤める会社員の記録(月1更新予定)

  • インサイドセールスリアルストーリー -Tacto(タクト)-

    • 28本

    インサイドセールス人材が実際に体験した組織立ち上げやメンバーマネジメント、テクノロジー活用から採用・育成まで、インサイドセールスにおけるリアルストーリーをそれぞれの視点から発信するメディアです。 https://talento-act.com/

最近の記事

今月のマガジンは諸事情によりお休みします 写真は駅のホームのきしめん🍜

    • フルリモートって、絶滅しますか?

      フルリモートという働き方を、無くしたくない。 愛知県のド田舎からフルリモートで東京のベンチャー企業に勤めていて、もうすぐ5年になる。月に1~2回程度の出張はあるが、それ以外はずっと自宅で働いていて、特に問題も無い。 田舎住まいのハンデも子育てにまつわる制約も、すべてフルリモート勤務によってなんとか出来ている。もしもこの働き方が無かったら、今頃どうしていただろうか。 この働き方でなければ出会えなかった全国各地のお客様や同僚と、この働き方でなければ実現できなかったスピードで

      • 夏忙しの終わりに

        子どもたちの夏休み、それはつまり親たちの夏忙し。 朝早く起きて学童のお弁当をつくり、昼休みには部活帰りの娘の昼ごはんと晩ごはんの下準備をし、退勤後には習い事前に食べるおむすびを握り、晩ごはんをつくる。炊事が日に2回分増えるのが夏休み。 宿題は果たして終わったのか、あるはずの丸つけ用の答えは一体どこへ行ったのか、工作は規定のサイズにおさまっているのか、作文の文字が徐々に殴り書きに変わっていくのはどうしたら防げるのか。 こう書いているだけで遠い目をしてしまう。 同志のみなさ

        • 「見ればわかる」の落とし穴。 子育て期に陥りがちな"脳内飛躍"がキャリアを潰す?

          「そんなの見ればわかるじゃん」 出産から早14年、何度この言葉を口にしただろう。子育てによって否応なしに発達する「見ればわかる」という力。これは果たしてスキルなのか、弊害なのか。 生まれたてほやほやの小さな子を守るためには、その全身に目を配って些細な変化を察知し、適切に対応しなければならない。例えば、子が突然に泣き出せば、親たちは瞬時に理由を考える。「最後にオムツを替えたのは3時間前だから、そろそろ替え時かもしれない」と判断してオムツを確認したり、あるいは、激しい泣き声に「

        今月のマガジンは諸事情によりお休みします 写真は駅のホームのきしめん🍜

        マガジン

        • 仕事と家庭、2兎追って2兎とも得たい
          7本
        • インサイドセールスリアルストーリー -Tacto(タクト)-
          28本

        記事

          子育て混沌期、仕事を辞めたくなった時に考えてほしい3つのこと

          「転職は早まらないほうがいいよ」とこの1年間に一体何度言っただろう。 子どもを2人産んでから、長年勤めていた会社を辞め、地元の中小企業での時短勤務を経てベンチャーでのフルリモートワークへ、2度の転職を経験した。子供は中2と小4になり、なんというか、「子育て真っ只中」の混沌は脱出したように思う。 そのせいか、今まさに混沌の中にいる友人やかつての同僚から、退職や転職の相談を受けることが増えた。対面だったりオンラインだったりと形式は異なるものの、驚くほど毎回同じような話になる。そ

          子育て混沌期、仕事を辞めたくなった時に考えてほしい3つのこと

          リモートワークは「サボる」「雑談が生まれない」という説に、小さく反論してみる

          世の中で、よく耳にする出社回帰の理由。 「リモートワークより、出社したほうが生産性があがる」 なぜなら「リモートはサボる人がいる」し「リモートは雑談など偶発的なコミュニケーションが生まれない」から。 これって本当だろうか。 このnoteでは、「リモートワークでもサボってないことを証明できる」コツと、「リモートワークでも雑談を生み出す」コツを紹介し、小さく反論してみようと思う。この働き方を、絶滅させないために。 1.リモートワークで、サボっていないことを証明する 思い立っ

          リモートワークは「サボる」「雑談が生まれない」という説に、小さく反論してみる

          フル在宅勤務、5年目の記録

          2020年1月に現職へ入社し、フルリモート勤務も5年目に突入した。 早かったような、途方もなく長かったような。このnoteは1年半も更新できていなかったが、私は変わらずフルリモートでとても元気に働いている。 (24.1月に開催した地方銀行のユーザー交流会レポ) noteの更新をしなくなったのは、元気だからだ。 過去に書いた働き方に関するnoteは、ありがたいことに今でも時々いいねの通知が届く。通知からアカウントを見に行くと、ほとんどは女性で、お子さんがいて、仕事について悩

          フル在宅勤務、5年目の記録

          インサイドセールスというサグラダファミリア #Tacto 4th note

          インサイドセールスは、いつまで経っても完成しない。 お客様を向いて仕事をすれば、果てしなくやるべきことがあり、その仕組みは完成しないから。"柔軟な変更”だけが、唯一不変だ。 私はオンライン営業システムのベルフェイスというスタートアップへ入社して、もうすぐ3年になる。インサイドセールスの"イ”の字も分からない状態でぽつんと遠隔入社し、会社はこの3年弱で紆余曲折、本当にいろいろあった。業界を問わずSDRへ注力していた時期には最大で30名以上いたインサイドセールスも、BDR中心の

          インサイドセールスというサグラダファミリア #Tacto 4th note

          「距離」を超える働き方、インサイドセールス

          もし、地図上で自分の「通勤圏内」に蛍光ラインを引くとしたら、家からどのあたりまでをイメージするだろう? 日本の平均では、通勤時間は片道39分らしい。 総務省統計局の社会生活基本調査※1によると、日本全国の平均通勤時間は、片道39分、往復1時間19分です。通勤に利用する交通手段の割合は、車が最も多く、次いで、電車、自転車となっています。 https://www.haseko-sumai.com/kurashi/archive/detail_443.html ふむふむ。 か

          「距離」を超える働き方、インサイドセールス

          ベンチャーに転職して「変化」の波に立ち向かったら、途中で海猿になって1年で視界が変わった

          「変化」と聞いて、ポジティブな印象を持てるようになった。 「ぎゃあ」とは未だに日々思うけれど、5秒後には「どんとこい!」という気持ち。転職して1年、それが素直にうれしい。 私は新卒で入社した大手企業(某そのへんによく居る広告営業)から、中小企業(製造系人材派遣)、そしてベンチャーへと2回目の転職。オンライン営業システムを提供するベルフェイスに、フル在宅勤務のインサイドセールスとして入社した。 元々安定志向で、「ザ・ふつう」の予想できる人生を「せっかちに前倒しで取り組む」と

          ベンチャーに転職して「変化」の波に立ち向かったら、途中で海猿になって1年で視界が変わった

          noteわらしべ物語 〜家から1歩も出ずに働いた1年の軌跡〜

          フル在宅勤務をはじめて、もうすぐ1年になる。 はじめは不安もあったが、今となってはこの働き方を全力でおすすめしている。 朝早く起きてフルメイクし、ストッキング(!)を履き、磨いた靴で電車に飛び乗っていた日々が、信じられない。 在宅勤務というと、ひとりぼっちで孤独…狭い世界…というイメージだったけれど、そんなことは杞憂だった。 仕事においては家から一歩も出ていないのに、世界はむしろ広がっている。 その大きな支えになったのがnoteだ。 今、note社(cakes)は大変な

          noteわらしべ物語 〜家から1歩も出ずに働いた1年の軌跡〜

          フル在宅インサイドセールスの1日(怒涛の夕方ver.)

          在宅勤務は、夕方の母親も救う。 少し前に、フル在宅インサイドセールスの1日(リアルガチver.)というnoteを書いた。書いたは良いが、はりきりすぎて朝の様子を書いて満足してしまった。 しかし、実際には夕方こそ怒涛である。 おそらくほとんどの母親(家事育児に参加していれば父親も)が白目を剥いている。 だから、在宅勤務によって夕方の攻防がどれくらい恩恵を受けるのか、書いてみようと思う。 (フル在宅勤務のインサイドセールス、子どもがまあまあ大きい場合のリアルです。幼児ママは

          フル在宅インサイドセールスの1日(怒涛の夕方ver.)

          もし在宅勤務に行き詰まったら、試してほしい3つのこと

          完全在宅勤務をはじめて、10ヶ月が経った。 私は柔軟性と余裕があるこの働き方がしっくりきていて、いまの生活スタイルが気に入っている。 でも、 「在宅勤務は合わなかった」 「在宅勤務つらい」 みたいな声が周りやネット上にはたくさんあるから、〝在宅勤務にしたら万事良い〟とは一概に言えないんだろうな、とも感じている。 かくいう私も「なんか疲れが溜まっている」とか「はやく同僚に会いたい」と思うことはよくある。在宅勤務は、集中できるというメリットと引き換えに、一生休憩できない感じ。

          もし在宅勤務に行き詰まったら、試してほしい3つのこと

          ワーママのしんどさは、いつか必ず報われる

          人生の伏線を、今ちょっとだけ回収している。 最近になって、過去のしんどい思いが「報われる」ような出来事が起きるようになった。 数年前、働き方に悩んだ時期には想像もつかなかった。 もうだめだ!という日、深夜にオフィスで大泣きした。みじめで、腹が立って、なんと34歳にして大泣きしてしまった。大変に恥ずかしい。 あの時の私は間違いなく未熟だった。自分の仕事が回らないことを、理解の無い上司のせいだと真剣に思っていた。 なんで私ばっかり とか 誰も分かってくれない とか こんなに

          ワーママのしんどさは、いつか必ず報われる

          インサイドセールスと弓道

          弓道に、正射必中という言葉がある。 「正しく射れば必ず当たる」という意味で、「的に当てること」ではなく、「正しく射ること」に集中すれば必ず結果が付いてくるという考え方。 元々この言葉が好きなのだけど、インサイドセールスという仕事はまさにこれだ、と痛感している。 たとえば私がはるか昔にしていたテレアポは、竹槍を力ずくで投げまくり、的に当てることだった。 何も考えず、とにかく右手左手で竹槍を投げる。的に当たることもあるが、そのためには大量に外す過程があった。 いま、私た

          インサイドセールスと弓道

          転職活動のトラウマが成仏したら、働くことがもっと楽しみになった

          うちの会社の人事評価制度は、ちょっと変わっている。 毎年職務経歴書を書き、外部に市場価値を算出してもらうのだ。始まる前はワクワクしていたのだけど、やってみたら大変だった。 ちゃんと説明会もあり、外部とのアドバイス面談もあり、至れり尽くせりの環境で自分の職務経歴と向き合う。 ただ、私は個人的にちょっとした問題を抱えていた。 前回の転職期間で、自分の職務経歴に自信を無くしてしまい、トラウマ状態になっていた。 2019年10月~12月の転職期間、私が内定を頂いたのは2社だけで

          転職活動のトラウマが成仏したら、働くことがもっと楽しみになった