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140字小説【見つかったパック】

「ねえ…ここにあったパック、どこへ隠したの?」妻に詰められ凹む僕。隠したつもりはないけど結果的にそうなった。僕は探し物を見つけるために愛犬と走った。厳しい糖質制限も始まった。代わりにタンパク質と野菜を増やした。数ヶ月後、分厚い脂肪の下に隠れていた僕のシックスパックが姿を現した。

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こし・いたお
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