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言葉贈り人(ことばおくりびと)色波とは?
はじめましての方も、お久しぶりの方も、よくお会いする方も、色波のnote『いろはの音』にお越しいただきまして有難うございます。
色波(いろは)という名前でアートを中心とした表現者活動をしています。
詳しいプロフィールはプロフィール記事を書いていますので、そちらをお読みいただけたら幸いです。
こちらの記事では、色波の表現活動のひとつである『言葉贈り人』(ことばおくりびと)としての活動についてのみ書いていこうと思います。
言葉贈り人(ことばおくりびと)とは
一対一でただただ雑談をしたり、夢や目標、悩みなどをお聴きして、その対話を通して、直感的に感じたその方に合った言葉を筆文字で書いてお渡しするという活動です。
人間は、ひとりひとり悩みも違えば、夢や目標も違います。
その人自身が、普段抱えているけれど、なかなか口に出せないものや自分の一部になりすぎていて気付かないことなどを筆文字で言葉にして作品にすることによって、客観的に自分自身を見つめるひとつのきっかけになればと思っています。
直接お会いしてお話をして書かせていただきその場で手渡しさせていただくことも、オンライン通話でお話をして書かせていただいて郵送でお送りすることも可能です。
料金に関しましては、固定の値段は設定しておらず、0円〜のお気持ちで頂いています。
言葉贈り人(ことばおくりびと)を始めたきっかけ
ぼくが筆文字を書き始めたのは、2017年2月25日に大阪で開催されたイベントからです。
この頃のぼくは、高校生の時から書いていた作詞ができなくなっていました。
このイベントの2、3日前に別々の場所で別の日に全く違う人に作詞ができないことを相談してみたら「一度、筆文字で人に向けて書いてみるのはどうでしょう?」と全く同じ提案をされました。
筆文字を書くことなど小学校の授業以来やっていなかったのでズブの素人でしたが、おふたりの言葉が、あまりにも同じ言葉だったので、これも何かの縁でタイミングかなと思ってやってみようという気持ちになりました。
筆文字を書くと決めてからすぐに初出店することが決まりました。
当日、新しいことに飛び込むのがめちゃくちゃ怖くてなかなか書くことができませんでしたが、1人の方が書いて欲しいですと声をかけてくださったことをきっかけにぼくの筆文字での表現活動が始まりました。
イベント中に男女問わず何人か書かせていただきましたが、お話をしたり言葉を書いたりする時に心からその人の良い部分がふわっと感じられて、恋愛感情に近いのですが、恋愛感情とは違ったなんとも言えない好きの気持ちが溢れていました。
最初は書かせていただく方ひとりひとりにラブレターを贈るように言葉を紡いでいこうと思って書いていました。
そのイベントの帰り道に電車の中で『言葉贈り人(ことばおくりびと)』と名乗ることを決めました。
対話をすることも言葉贈り人
筆文字を書くことで始めた言葉贈り人(ことばおくりびと)の活動ですが、最初からお話を通して作品を書いていたこともあって、対話をするって大切だなぁと少しずつ思うようになりました。
ぼくと話すことで、少しでも癒されたりリラックスできたり肩の力が抜けたり元気が出たり笑顔が出たりしてもらえたら対話をするという行為、対話をする場自体も表現の一部だし、人間と人間の生身の交流を大切にしたいと思うようになりました。
カウンセラーや専門家のようなことはできないかもしれないけれど、ぼくだからできること、ぼくにしかできないこともあるよなと思っています。
現在の活動
最近は人に対して書くことは少なくなってしまったのですが、辞めたわけではなくこれからも続けていきたいと思っています。
2019年1月1日から始めた一日一作品は200日を越え、2020年4月からは2019年の一日一作品を白と黒だけで作るというのを再び毎日続けています。作品は色波のInstagramに投稿していますので覗きに来ていただけたら嬉しいです。
その他にも各地で開催されたイベントのライブペイントに出演したり、グループ展にも参加しました。
筆文字を書くという表現の中でも人と対話をして書く『言葉贈り人(ことばおくりびと)』の活動はこれからも大切にしていきたいと思っていますので、引き続きお話しできる方に作品を贈ることが出来るように動いていきます。
作品
一日一作品の一部を掲載します。
他の作品も見てみたいという方は色波のInstagramをご覧ください!
むすび
今回は色波の表現活動の中でも筆文字で言葉を贈る『言葉贈り人(ことばおくりびと)』について書かせていただきました。
ぼくは18歳の時からずっと音楽を表現の手段としていたのですが、まさか書道未経験者が筆文字を書いているなんて数年前まで想像もつきませんでした。
人生は何が起こるかわかりませんが、進む道は自分で選ぶことはできます。
これも自分が選んだ道だと思うと、後悔はしないし楽しんでやろうと思います。
道中ですれ違ったときは珈琲でも飲みながら少しお話ししましょう。
最後まで読んでいただきまして有難うございます。