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春日部中学校で「ゲストティーチャーに学ぶ会」が実施されました!

11月7日、8日に春日部市立春日部中学校で「ゲストティーチャーに学ぶ会」が行われました!
春日部中学校では1年生のキャリア教育の一環として、色々な職種の方を講師としてお招きし「ゲストティーチャーに学ぶ会」を実施しています。

今年も2日間に渡り実施された講話会では、皆さんが真剣に話を聞きながらメモを取っていた姿が印象的でした。

講話会の一部をご紹介します!


SOCIAL ROBOTICS株式会社 浅野様


配膳ロボット製造メーカーSOCIAL ROBOTICS株式会社 代表の浅野さんよりロボット開発の話やこの仕事に就いた背景などをお話頂きました。
今回の講話会の前日に、焼肉屋さんに提供したロボットに皆さん興味津々!
狭い場所でもしっかり運用できるロボットのご紹介はもちろん、浅野さん自身のお話も沢山して頂きました♪

浅草生まれ浅草育ちの浅野さん。
学生の頃は文系で法律の勉強をしていて、卒業後は大手企業に就職したものの、大学院(理系)に入りロボットに出会ったことでいくつかのベンチャー企業を立ち上げエンジニアを通して世界に新しい商品を届ける仕事をするようになったとのこと!
非常に興味深い浅野さんの経歴を興味津々に聞いていた生徒さんたち!

文系出身だった浅野さんが理系の大学院に入るようになったきっかけや、大学院の入試の際の驚くべきエピソードを聞いて、何人かの生徒は目が点になるくらいびっくりしていた様子が印象的でした(笑)
特に、みんなと同じ浅野さんの中学生の頃の話や、実はロボットを作ろう!と思っていなかったこと。小さなことがきっかけで今では日本初国内産ロボットを製造するまでになったという貴重なお話が聞けました!


お店に行くと見かけるようになった配膳ロボットのプログラミング画面や開発に約1年~1年半かかるなど、開発の裏話だけでなく、浅野さんの人生の話を興味深く聞いていた生徒さんの姿を見ることが出来て良かったです!

助産師 鉾之原(ほこのはら)様


助産師の鉾之原さんは、助産師の仕事内容や、鉾之原さんが中学生の頃の話、今の仕事のやりがいなどについてお話頂きました!

鹿児島出身の鉾之原さん!
総合病院の外科病棟や産科・新生児病棟で助産師として働いていた経験があり、狭き門の助産師さんの仕事について、皆さん真剣に話を聞いていました。
小学生の頃から海外に興味があり、中学生のころは国際交流のボランティア、高校でオーストラリアでの短期留学を経験するなどの取り組みを経て、就職後も海外への熱い想いが収まらず、オーストラリアでベビーシッターの仕事をしていたなど本当に興味深い話を沢山して頂きました!

鉾之原さんの中学生の頃の話を聞きながら、共感したりメモを取っていたり、皆さんとても真剣な様子!
そんな中、「夢がある人!」という鉾之原さんの問いに、手をあげる多くの生徒さんたちを見て鉾之原さんもびっくり。

鉾之原さんが助産師を目指すようになったのは高校2年生の時。
文系・理系の選択を始めとして色々なきっかけがあって助産師さんを目指すようになったと話されていました!

夢を持ったきっかけって本当に大事!
やりたいことが目標になって、その目標に向かって努力することはめちゃくちゃ大事なこと。反対されても、自分が本当になりたいと思って努力をしていたら、絶対周りの大人は努力してくれる!

これから生きていく中で、思い通りにならないなと思うことが増えるかもしれないけど、目標があったらそれに向かって頑張れるから目標は必ず持ってほしい!

鉾之原さんのメッセージをしっかりと受け止めているように見えました!
鉾之原さん恩師の方の言葉で「悩むな。考えろ!」
生徒さんに向けた講話会でもありますが、聞いている私にも響くお話がたくさん聞けました。
これから様々な選択肢に迫られると思いますが、色んなことを考えながら成長していってほしいなと思います!

助産師の鉾之原様の話を聞いた生徒さんにインタビューしてみました!

イロガミ
今回、助産師さんの話を聞こうと思った理由は何ですか?
生徒
子どもが好きで、将来保育士とか子どもと関わる仕事をしたいと思っていたから!
・将来看護師になりたいと思っているから!
イロガミ
助産師さんの話を聞いてみてどうでしたか?
生徒
人の命に関わる仕事って怖いなと思っていたけど、優しい感じの人がいるのはいいなと思って印象が変わった!
イロガミ
出産のときにお母さんが気を失っちゃって赤ちゃんへ酸素がいかなくなっちゃった時のお話もあったけど、それを聞いて怖いと思わなかった?
生徒
それは怖いと思った!でも、凄いな~と思った!

命に関わる仕事だからこそ、皆さん本当に真剣に鉾之原さんの話を聞いていました。
今の段階で夢を持っていなくても、些細なきっかけで目標や夢が見つかれば上出来です!
小さなことでも挑戦したり、行動を起こすことの大切さを感じて頂けたらと思います。

輸入ワイン商社 中塚様

中塚さんより、ワインインポーターの仕事やワインの歴史などについて貴重なお話をして頂きました!
中学生にとっては馴染みのないワインの世界ですが、お酒が飲めるようになる20歳になる前にワインの専門家から話を聞けるのはとても貴重な機会ですよね!

中塚さんはワインを仕入れるために世界中飛び回っているとのこと。
「世界で一番高いワインはいくらだと思いますか?」
との問いに、「6000千万!」と答えた生徒さん。
ほぼピタリ賞で中塚さんもびっくりしていました!
現在のところ世界で一番高いワインは6200万!これには私もびっくりでした。

ワインは非常に価値のあるもので、ワインを買って飲まずに置いておくだけで、価値は上がっていくとのこと!
きっと私が中学生だったら、帰宅後すぐに両親に頼んでワインを買ってもらって保管してるだろうなと思って聞いていました(笑)

ワインが出来る工程や、どの地域でワインは作られるのか?など非常に興味深い話を聞いて、生徒たちがしっかりメモしている様子が印象的でした!

世界各国に飛び回りその地のワインに触れている中塚さんは、世界でまだ知られていないワインを自分たちで発掘して、生産者さんに実際にお会いしながら、そのワインを日本に仕入れることがやりがいであり、この仕事の醍醐味であるとのこと!

普段見ることの出来ないワインの製造過程の様子や、試飲会の様子を真剣なまなざしで見ていました!ワインの世界は非常に奥深く、ワインを知っていればこんなこともできるんだよ!という中塚さんの言葉をメモする様子も!

ここで、生徒さんから出た質問をご紹介します。

生徒
今まで取った資格の中で、どんな資格が一番大変でしたか?
中塚さん
チーズプロフェッショナルという資格!
ワインソムリエの資格を持っているのだったら、チーズプロフェッショナルの資格も持っておこうと思って勉強したけど、本当に難しくて!
通常は1年でとれる資格といわれているんだけど、2年かけて取りました!
本当に難しかったけど、取っておいて本当に良かったなと思います。

中学生ということで、まだワインのことが分からなくて当然!
お酒が飲める20歳になったとき、ぜひ中塚さんのお話を思い出して素敵な話が聞けたことをたくさんの人に語っていただけたらと思います!

今回は、2日間にかけて行われた「ゲストティーチャーに学ぶ会」の様子を一部ご紹介しました!
普段会うことの出来ない職業の方から話を聞ける貴重な経験!
高校・大学への進学や就職など、様々な選択が迫られる時期が来ますが、ぜひ今回のゲストティーチャーの先生方から学んだことを活かしていただけたらと思います!

今後もイロガミ公式noteにて職業体験や講話会の様子を発信していきます♪

子どもたちに向けて発信してみたい!
私たちの学校の生徒にこんな職業の方からの話を聞かせてあげたい!

ご相談がありましたら是非お気軽にお問い合わせください!