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秋の夜長とミステリー


「秋の夜長に読む」と言えば、
みなさんはどんな本を選びますか?

(今日の本紹介、ネタバレはありません)

先日紹介したこんな癒される優しいエッセイを
あたたかい飲み物や甘いものと一緒に、なんていう
リラックス読書タイムももちろんいいのですが


夏がホラーなら秋はミステリー!なんて思ったり。

というわけで、
今日は最近読んだ2冊のミステリーから
まずは1冊さらっと紹介してみようと思います。


8月に文庫化されたこちら。

方舟/ 夕木春央


2023年のあらゆるミステリーランキング、
そして本屋大賞にもノミネートされた
超話題作だったので、単行本のときに読んだ!
文庫化されてすぐに読んだ!という方も沢山いらっしゃるかもしれません。

裏表紙のあらすじはこんな感じ。

柊一しゅういちは友人らとともに山奥の地下建築で
夜を過ごすことに。だが、地震によって
出入り口はふさがれ地下水が流入し始める。
そして、その矢先に起こった殺人。
だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。
生贄には、その犯人がなるべきだ。
───犯人以外の全員が、そう思った。
本格ミステリー界に新風を吹き込んだ雄編。

方舟 裏表紙あらすじ


至ってシンプルな「密室殺人と犯人探し」な内容。
登場人物も、大学の元サークル仲間7人と、
偶然迷い込んだ3人の合計10人のみ。
1泊するだけのはずだったのに…地震が起き
閉じ込められてしまった途端、最初の殺人が。
残りの9人の中に犯人がいる、そして2人目、
さらには3人目の殺人が起き、一体誰が、なぜ。
そして地下建築から脱出できるのか、
脱出できるのは誰なのか。

というものすごく分かりやすい展開です。

シンプルでわかりやすい設定、
難しい言葉も場面も出てこない、
だからこそ、あれよあれよと一気読みしてしまうなんて方も多いのでは。

ミステリーの中でも特に、
犯人探し推理系や探偵ものなんかがお好き、
絶対"最後に犯人が分かる"ストーリーが好き!
という方には特におすすめです。


これまで読書記事や本紹介の記事を書くとき
ネタバレはせずでも内容は少し把握できて…
似た系統の別の本と合わせて…などなど、
と考えて書いてきたからどんどんと長くなり
書くのに時間がかかるんだなぁと思って。笑
さらっと1冊紹介する、というような書き方を
してみようと思い書いてみました。
このくらいで1冊紹介すると700〜1000文字程度?
ほどになりそうなので、それならサラッと書けそう。
またこんな感じでも書いていきたいなと思っています。


秋の夜長にミステリー、読んでみませんか?

見出し画像はこちら。
洞窟を整えて作られた地下施設、という設定なので
昔行った岐阜県の飛騨大鍾乳洞で撮った
不気味な洞窟っぽい1枚を選んでみました。


それではこの辺で。

今日も1日おつかれさまでした。
最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。


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