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さいきんのこと これからのこと

5月から生活がガラッと変わり、ようやくペースが掴めてきた今日この頃。
だけど、やりたいことややるべきことが沢山あって時間は全然足りていない。
ここらでちょっと整理しておきたいなと思い、久しぶりにnoteを開きました。

1.さいきんのこと

(1)仕事のこと

7ヶ月間の濃厚な無職生活を経て、今月から新たな職場で働き始めました。
新卒から長年同じ会社で勤めていたので色々カルチャーショックはあれど、今のところは概ね平穏に過ごせております。

私はこの1年を「インプットと準備の年」と位置付けていて、働きながらも色々な方向にアンテナを立て、興味のあることに実験的に取り組んでいこうと思っています。
そのためプライベートの時間がしっかり取れて、自由度の高い仕事であることが職探しの際の必須条件でした。
(いい歳なんだから大人しく正社員の求人を探せと言われそうだけど)

とはいえ仕事からも沢山刺激を受けたいし、自分の向いていることや好きなことも追求したい。
そんな自分にとってとても理想的な職が見つかったと思っています。
専門職としての採用なので、その分野を深く掘り下げていけるというのも自分の性分に合っているかも。
任期は来年の3月までなのであっという間だけど、しっかり自分の経験値に落とし込めるよう、毎日を大切に過ごそうと思います。

(2)共同生活のこと

住居に関しては、引き続き前の会社の先輩の一軒家にお世話になっています。
女2人の共同生活は、色々助け合えるし、適度な緊張感もあって生活にハリも出る。
冬の通勤を考えるとゆくゆくは引越しするのが現実的だけど、一人暮らしが長いと生活の中に他人の存在を感じること自体が新鮮なので、とても良い経験になっています。
この生活も色々実験的に挑戦することの一環かな。

後輩も呼んでベランダバーベキューの図

2.自分の身に起こった変化

さて、そんなガラッと変わった新生活を送る中で、自分の身に予想外の変化が起こったので記してみます。

(1)まさかの朝型生活に

私は元々朝が大の苦手。
夜寝るのがもったいなくてダラダラと夜更かしし、朝はギリギリに起きて朝ご飯も食べずに会社に行くタイプでした。
低血圧ということもあって午前中は頭が回らず、ようやくエンジンかかる夕方頃から仕事に集中するので残業になって帰りが遅くなる…という悪循環。
朝型に憧れるも、朝型か夜型かはDNAで決まっているという説を見て諦めの境地に達しておりました。

しかし、今の職場は始業時間が前の会社より30分も早く、職場までも遠い。。
車通勤で時間が読めず遅刻が怖いので、とにかく早寝早起きに日々全力を注いでいたら、気がつけばなんとも良い生活リズムに!
最近は22時台(早ければ21時台)には寝て、朝5時半には自然と目が覚める生活を送っております。
(今思えば無職中の炊き出しボランティアでもこの生活だったけど、あの時はまだキツく感じていた。)

毎日一刻も早く寝るために、帰宅してから逆算して動くので、時間の使い方も以前より上手くなった気がします。

そんなわけで、どうやら夜型と思っていたのは自分の思い込みだったのかも。
自分は夜型と思っている朝型になりたい人も絶望するなかれ、ですよ。

(2)ストレスフリーで健康的な生活

これも驚きの効果だけど、自分でもびっくりするくらいにストレスというものを感じなくなりました
以前働いていた時(特に辞める前の1年ほど)は、毎日ずっとイライラしていました。
常に何かに追われ、理不尽とプレッシャーに耐え、間違えたり人を怒らせたりしないよう気を張り続ける。それが社会人にとって当たり前のことだと思ってきたけど、そういう仕事ばかりでもないんだなと転職して初めて実感。
(もちろんどんな仕事も大変なことはあるけど。)
なんせ今の仕事は自分のペースで黙々と取り組めるのがとても快適です。

そして、この変化には睡眠時間や食生活も影響していると思います。
以前は家に帰ってから何もできないほど疲れ切っていたけど、今は時間に余裕ができて毎日自炊しているし、6時間半以上の睡眠を死守しています。
あと、地味に服装自由とか自然の多い職場環境というのもストレスフリーにつながっているかも。

給与こそ前の仕事と比べて5分の3ほどに減ったけれど、女1人生きていくには十分な額だし、ストレスは5分の1以下になって自由な時間も増えたので、むしろコスパは良い気が。

とはいえ、もちろん前の会社の良い所も沢山実感。
あれもこれも高いレベルを求められた分、研修や自己研鑽などの教育体制はしっかり整っていたし、上司も同僚も仕事ができて人間性も素晴らしい人が多かった。
前の会社で経験を積んで今も付き合いが続く仲間ができたことは、間違いなく自分の財産だと思っています。

(3)勉強したい欲が過去最高

これも時間的・精神的余力が生まれた副作用かなと思います。
学校教育、とりわけ受験勉強においてはセンスのかけらもなかった私だけど、ここに来て人生最大に「勉強したい欲」が発生。
職場がアカデミックな環境であることや、ハマっているPodcastの各種音声コンテンツの影響もあり、「学ぶの楽しい!もっと知りたい!」とアドレナリン流出中。
あと、今期の朝ドラと大河ドラマも学ぶことに貪欲な女性の話なので、これまたモチベーションアップに影響しているかも。(どちらも面白くてどハマりしている)

今は、興味ある分野の公開講座を聞きに行ってみたり、本を読んでみたり、自分にできる範囲でまずは興味の赴くままに幅広くインプットすることを意識しています。
(文学、歴史、哲学、美術史、古文などなど)
人生、何歳だろうと勉強したいと思った時がきっと学び時なはず。

そして、今真剣に学び直しに取り組んでいるのが英語
これはネパールに行った時にコミュニケーションをスムーズに取れないことがショックだったのと、今の仕事で意外と必要だったから。
地道に中学校の文法からやり直しております。
オンラインの英会話レッスンも始めるぞー。

3.これからのこと

さて、ここまで最近の前向きな生活について話してきましたが、肝心のこれからのこと。

ひとつ、とてもやりたいことがあります。
それは田舎の本屋の今後のあり方を考えること
はい、めっちゃ唐突ですね。

実は、私の実家は田舎で本屋をしています。
Amazonや電子書籍等の台頭により地方の本屋の経営が厳しくなり、その数がどんどん減っていることはニュース等でもよく報道されていると思います。
うちの親も「本屋は衰退産業だから継がなくていい」とずっと私たち兄弟に言っていました。

だけど、本屋は地域に教養や文化をもたらす存在として必要不可欠なものだと私は考えています。
確かに今まで通りの本屋経営は厳しくなっていくかもしれないけれど、これからの時代に合った本屋のあり方が必ずあるはず。
本を売るだけでなく、本屋としての付加価値を追求したい。自分が直接実家の事業を継がずとも、何かしらの形で関われるのではないか、という想いがあります。
この辺りは震災を経験して考えが変わってきたところなので、まだ発展途上。
そのためのインプットと準備が今の時期だと考えています。
最近では「経済産業省が書店復興のプロジェクトチームを立ち上げた」というニュースもあり、一定追い風も感じています。

その一方で、思いがけず今の仕事で取り組んでいる分野も面白くなっていて、そちらの道を突き進んでいくのも良いかもという気持ちもあったり。
本屋とは直接関係のない分野だけど、どこかで繋がったりしても面白いかも。

とりとめがなくなってきましたが、ひとまずはこの頃考えていることでした。

一つ言えるのは、一度安定を捨てると、あまり怖いものがなくなるということ。
とにかく面白そうだからやってみるというマインドでしばらくは過ごしてみるつもりです。
具体的なことをお知らせできるようになったらまたこちらでお知らせしたいと思います。

西田幾多郎記念哲学館の「思索の道」
とにかく思索に耽りたい今日この頃


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