真似る⇔学ぶ、倣う⇔習う
『学ぶ』の語源と『真似る』は同じだと聞いたことがあります。
『ならう』については、同じ音で倣うと習うの漢字がありますね。
学ぶと習うは同じような意味ですよね。組み合わせれば、学習になります。
「倣う」は、「同じようにする」みたいな意味で、真似ると同様の感じでしょうね!
やはり、言葉として近い気がします!
冒頭のイラストは、筋トレの様子を見て真似て、という場面でしょうか?ia19200102|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます!
昨日、息子たちを連れて、プロバスケ選手が教える!2時間のスクールに連れていってみました。
とても盛況で、結構遠くから来ている小学生~高校生が多くいました。
早速、ウォーミングアップ!
ボールを使って、身体も動かします!
やったことのない動きばかり!
で、できない!!難しい!
プロ選手はあっさりするのですが、子ども達は、目を丸くしています(笑)
見よう見真似で、とにかくやってみる!!
そんな練習の仕方があったのか~!
冒頭からインパクト大のスクールは、どれもこれも、新鮮なもので、プロ選手がお手本を見せてくれるから、それを真似して、それに倣うようにプレーしてみます。
目で見たようには自分の身体が動きませんが、きっと、子ども達の脳裏に焼き付いたことと思います。
バスケに限らず、
上手な選手の動きは美しいものです。
『カッコイイ~!!』
その姿に憧れ、自分をその理想に近づける作業なんだと思います。
真似ることが学ぶことです。
倣うことで習っています。
チャレンジ!チャレンジ!!!
とっても良い機会となりました。
この話題で少し考えてみました。
分からないこと、やったことないことは、とにかく、出来る人や既にやっている人、前例がある人に教えてもらって、真似して、パクッて、やっていくしかないですよね。
まずは真似していき、自分のものにしていく作業です。
どんな仕事や、活動でも同様だと思います。
時として、真似するのは恥ずかしい、とか、プライドが、とか思ってしまうことがあるかもしれませんが、意地を捨てて、その近道を選択した方が良いときもありますよね。
一方で、オリジナリティの問題もあります。
特に、創作関係の作品の盗用のような問題もあります。
でもでも、真似される、パクられるのは、ある種光栄でもあります。
インスピレーションを受けている、というものです。
例えば、ギターなんか弾いてきましたが、好きな曲を色々と弾いて、テクニックや作品構成を学んでいきます。
どんどん真似していくうちに、オリジナルを生み出したくなります。
でも、そのオリジナルの素地には、今まで真似してきたこと(学んできたこと)があります。
最初は、あれ?いつも弾いてるのと同じやつやんっていうように派生しないものです。オリジナルにしようと思っても、コピーが抜けきらないんですね。
『影響を受けてる』ってことです。最初から完全白紙にオリジナルを生み出せる人なんていないんだろうと思います。
ダンスでもそうでした。
カッコイイ人たちの真似するんです。
完コピなんか言いますが、同じように身体を動かせるように、鏡ごしに理想の姿を追い求めていきます。
そんな「練習」を重ねていき、上達していきます。
オリジナルをつくろうとしても、動きが似通りますよね。
歌手の真似が上手い人は、何を歌わせても上手いですよね。
自分の歌声が、頭の中と実際とで、極めて近いということですね。
子どもの頃、プロ野球選手のバッティングフォームの真似なんかを、みんなで誰が一番似ているか競いましたよね。
真似が上手な人は、実際のプレーも上手です。
色んな例をあげましたが、真似ることは自分に溶け込んでいくことなんだろうと思います。それは学ぶ作業です。
倣うことで、自分自身が習っていくことばかりです。
昨日、懸命にチャレンジする子ども達の姿を見て、
ぼく自身も色んな分野・場面においても、もっと「学びたい」という気持ちを抱き、
『真似る』というインプット・行動も、もっと大事にしたいなぁと思いました。
謙虚な気持ちや姿勢を大切にしきていきたいです。
今日もご覧いただきありがとうございます。