展覧会レポ:アートとゲームの新境地!「2D or not 2D」展を【ホテル アンテルーム 京都】で体験
【約800文字、写真13枚】
“365日アートフェア”をテーマに掲げる【ホテル アンテルーム 京都】。アートディレクションは名和晃平氏が担当。今回は、現代アートとインディーゲームの魅力に迫る展覧会なんだとか?!
会場にクレーンゲーム?!
「こんにちは。お越しいただき、ありがとうございます」
シュッとした男性の丁寧なお出迎えを受ける。さすがホテル。
クレーンゲームは本当に動くんですか? などと、愚かな質問しかでてこない。
「もちろんです。カプセルの中身は、関わりのあるアーティストさんたちのアトリエで出た廃材を再利用させていただいているんです」
なんですとっ?!
「他のゲームも実際に楽しんでいただけるように設定されてますので、ぜひ、触ってみてください」
では、失礼しまーす。てぃ!!
ギャラリーに行って、ぜひ触ってみてとはなかなか言われない。ソフトを叩くことで作動する仕掛けのゲーム作品。
4年目の開催となる今回のテーマは「2D or not 2D」。アートとゲームから、変容するリアリティに迫る。
ホテル×ギャラリー
ホテルや旅館には、アートがつきものである。絵画が掛けられていたり、置物があったりする。
ここもホテルなのだから、アートがあってもおかしくはない。だが、あえていいたい。そんなもんじゃない。
世界的に活躍するアーティストらの作品約200点以上が客室やパブリックスペースに展示されているのだ。名和晃平氏をはじめ、蜷川実花氏、ヤノべケンジ氏、宮永愛子氏などなど。
今回の展示の内容も、ユニークだ。
現代アートに含まれるゲーム性と、インディーゲームのなかにある芸術性。また、住まいとしてのくつろぎと、ゲームの刺激。
この空間からは、最上級トロピカルフルーツの香りがする。
アーティストによるコンセプトルーム「ピクセルアートルーム」には、実際に宿泊できるという。
この妙な空間に没頭してしまう。これぞボットー体験。
ゲーム性のある展示
記事では奥から紹介してしまったが、実際の展示はこちらから。
ゲームを熱心にやってこなかったので、よくわからないが、圧にシビれる。
ゲームのバグを作品にしているケースが多い。バグとは、なにか。もちろん、プログラムに潜む誤りの意味だが、それだけではない。そこに何があるのか。
ゲームは、常に死と再生が繰り返される。
しばらくホテルのロビーを歩き、このトロピカルな刺激を楽しませていただいた。
クレーンゲームに挑戦
今回は、苦手なクレーンゲームに挑戦。100円で3回もできる、のだが…。
わたくし、苦手なんです。
素敵なステッカーとフライヤーをいただきました。
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