私たちの人生と「成績・評価」は密接な関係にあります。小学校1年生〜少なくとも退職するまで?、私たちは自分の様々な資質・能力を他者によって評価され続けます。私たちは他者によって評価されることを「当たり前」だと感じ、その価値観に自分を合わせようともがいているのかもしれない。
しかし、その感覚が「当たり前」ではない時代が少し前に存在したという記事を見つけました。
記事の中で政治学者の白井聡氏と哲学者・内田樹氏は、1990年代のバブル崩壊から続く「能力主義・成果主義」に警鐘を鳴らしつつ、昔の時代はそんなことはなかったと語っています。
他者によって行われる「評価」は、本質的な意味での「人の興味・関心」を限定し、結果生産性が上がらない。それは今の学校の体質そのものだと言うことができるでしょう。
白井氏は
と語っています。学校が社会を作り、社会が学校を作る。そんなことを思います。