食費>宿泊費の北海道 Day 6
2022.09.19 〜Day 6〜
シジミの網走湖
雨のつもりだったが意外と明るいので網走湖畔を走る。シジミで有名な湖。朝から何隻もの漁船が音を立ててゆっくりと進んでいる。
湖岸をみるとシジミの貝殻が転がっている。手に取ってみると普段見るものよりもかなりサイズが大きいことに気がつく。それもそのはず、幅14mm以上しか取っては行けないことになっているらしい。スーパーのシジミは全部違法操業になってしまう笑
6キロほどのんびり走って今日の朝ランはおわり。駐車場に戻ると地面をエゾリスが走っていた。急いでカメラを手にして戻ると、木を登っているリスをとらえた。
産直の野菜を丸かじり
今日の最初の目的地に向かう途中、お腹が空いた、どうしようとなった。妻が起点を効かせて産直を調べてくれた。どれもこれも1袋100円で売ってるらしい。楽しみだ。
いざ、店内に入ってみるとおばちゃんが優しく迎え入れてくれた。朝穫れ野菜が並んでいる。生で食べられそうなものを選ぶ。「ピーマン」「黄色いデカトマト」「細長いミニトマト」「クルミ」。あと、レジ前に並んでいた「ゆで卵」30年間作り続けているらしく、自称ギネス記録保持者。
ピーマンを丸齧りする。パリッという音の後に普段あまり意識することのない甘味が広がった。トマトは言うまでもなく甘くて美味しい。さて、メインの茹で卵はと言うと、とっても大きく、塩味がしっかり効いていて、固茹でのはずなのになぜか柔らかい。これが茹で卵職人の技か。コンビニで完食するよりもずっと満足度の高い幸せな時間だった。
屈斜路湖を掘って自作の足湯
屈斜路湖を一望できる(はずだかガスガスだった)美幌峠を通りながら、湖の縁から温泉が沸いているという砂湯へ。
到着して湖畔を見ると、早速湯気が見えた。歩いているだけで地面の熱でポカポカしてくる。もう既に穴が掘ってあって入ってみると、熱い!反対に湖に入ると冷たい。よくみると湖底から泡が出てきていて、温泉が湧いているのが見える。自分で穴を掘って湖の水と混ぜてちょうど良い温度にするのが良いみたい。ペンチが置いてあるのでそこを使って足湯を作ってみた。ちょっと時間が経つと温泉が溜まってきて暑くなるので水を入れる。温度調節も楽しい。
温玉アイス!?
今日は雨が降る前にと予定を詰め込んだ一日だ。次は硫黄山、アイヌ語でアサトヌプリへ。遠くから見ても迫力のある蒸気を上げている木の生えていない山が目に入る。那須の茶臼岳も同じような山だが、さすが北海道。規模が違う。
近くへ行くとジェット音のようにゴーと音を立て、穴の周りには黄色い硫黄が盛り上がっている。サンダルで行ったので時々足に高温の蒸気が降りかかる。油断できない、、、
駐車場に戻り、売店を覗く。「温玉アイス」の文字が目に止まる。どういうことだ?名の通りバニラアイスに温玉が乗っている。コーンフレークとチョコクッキーを砕いたものも入っていた。これを混ぜて食べる。
カスタードのような味でうまい!たしかに卵と牛乳とバニラでカスタードになる。納得した。家でもできるので今度試してみよう。
魚介出汁たっぷりの弟子屈ラーメン
さて、食べたばっかりだが昼食を探すことにした。弟子屈は行者ニンニクが有名のようだ。さらに探していると弟子屈ラーメンにたどり着いた。
魚介ベースの醤油味のスープでガツンとくる。北海道の出汁が詰まっていていつもあまり飲まないスープも進んでしまう。
行者ニンニク餃子も頼んだが一口サイズで食べやすい。餡にたっぷりの行者ニンニクが練り込まれているようで真緑だった。香りがすごく立っていてこれまた箸が止まらない味でした。
北見市民に愛される「トリトン」
アイヌの街アイヌコタンや神秘の湖オンネトーをめぐり、温泉に入った後はいよいよトリトンへ。トリトンとは北見市内の回転寿司だ。ネタが大きく季節物が色々と食べられるツーリングマップルにも載っている名店だ。
色々と食べた中でも美味しかったのが「でっかいボタンエビ」「とろにしん」。
ボタンエビは1000円ほどするのも納得、身と肝で一貫ずつの迫力の一皿。
トロニシンは脂ノリノリ。網走産の鮮度抜群の一皿だった。
今夜も網走湖にて
今朝のランニングで下見をしていた女満別の網走湖畔のキャンプ場駐車場で宿泊。
今夜は台風が来るのでトイレが近い場所にということでここを選んだ(屋内に泊まろうと思ったのが遅くて宿は取れなかった笑)。結果として雨風が強くなったのは夜中だけで全く問題なし!
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