五省から学ぶ、行動指針と振り返りの大切さ

ノリ刊★いおり日和のワークジャーナルへようこそ!今回は呉のお土産で買ってきた五省(色紙)から学んだことを残します!

普段、全然旅行も行かない私ですが、GOTOキャンペーンで呉へ🚄 人生で初めて大和ミュージアムに行ってきました!そこで色紙に一目惚れしてしまって(笑)それをもっとよく噛み締めてみると、また気づきがありました!

五省は海軍の松下元(まつした・はじめ)さんが考案したもの

大和ミュージアムで売ってるからって山本五十六が五省を作ったのかと思いきや、全然違いました(ごめんなさい笑)

松下さんは福岡県出身の博多男子。日露戦争から海戦デビューを果たしていました。「高雄」の砲術長、「天龍」や「金剛」の艦長にもなっています。その後、海兵校長となり「五省」を発案したそうです。

校長先生は「自分の五箇条」を生徒に伝えていた

「毎晩、心の中で5つ問いなさい」と松下校長は生徒に五省として伝えていたようです。なんて素敵な先生!!その内容はググれば出てきますが、ここでもご紹介します。

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引用:五省の内容

一、至誠に悖(もと)る勿(なかり)しか→真心に反する点はなかったか:ちゃんと誠を尽くしましたか?

一、言行(げんこう)に恥ずる勿(なかり)しか→言動に恥ずかしい点はなかったか:ダサいこと言ったりしたりしてない?

一、氣力に缺(か)くる勿(なかり)しか→精神力は十分であったか:へこたれなかった?

一、努力に憾(うら)み勿(なかり)しか→十分に努力したか:もっとできることはなかったか?後悔してない?

一、不精(ぶしょう)に亘る勿(なかり)しか→最後まで十分に取り組んだか:諦めなかったか?

この5つが大事な振り返りだと松下先生は言っていたんですね…そんな良いこと教えてくれる先生に子供の頃に出会いたかった(笑)

行動指針や理念はどこの国でも大事にされるもの

終戦し、松下先生がいる学校も閉校してしまいました。軍隊に関するものはどんどん薄れていってしまいましたが、五省だけは残っているんです!

というのも、アメリカ海軍のウィリアム・マック中将が「五省いいね!」と言ったからなんです!松下さんが考えた五省という、行いの振り返りや大切にしている振る舞いっていうのは国が違っても通ずるものがあったから残ってるんですよね。ちなみに今でもアナポリス海軍兵学校で五省は受け継がれている、とされています。

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自分のポリシーが無い人、五省やってみよう(笑)

ここで提案です!まだまだ自分の軸や行動理念とかがない、会社にも行動指針があってないようなものという方は五省を取り入れてみてはいかがでしょうか?(笑)実践していれば、きっと松下先生も喜んでくれるでしょうし、自分もワンアップする気がします!

ちなみに買ってきた色紙は自分の部屋に飾っています!あと、求人票書くときも何かしら五省のアレンジを書きたいなぁ〜と思っています!先生、今日も一日頑張りましたよ!!( ̄^ ̄)ゞ

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いおり🌸求人・採用・マーケティング三刀流ライター
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