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ADHDとゲーム

こんにちは。

突然ですが、私は大のゲーム好きです。
携帯ゲーム機・PCゲーム・据え置き機(プレイステーションとか)、全部好きです。

いわゆるスマホゲーだけはあまり好きじゃないです。(高額課金前提なのが嫌)


ゲーム依存については前記事を書いたことがあったんですが(見たい方はこちら)

今日はあえて「ゲームをやってよかったこと」を書いてみようと思います。


ゲームをやってよかったこと


まず初めに、ゲームは楽しいことが前提です。必須条件と言ってもいいですね。

ゲームは義務教育ではないし、習い事とも違います。完全な趣味・娯楽ですから、誰かに強制されて始めるものではありません。


今はYouTuberであえてつまらない・マイナー・超高難易度のゲームをやる人もいますが、私はそういうタイプではありません。

好きなジャンルか、友達と一緒にやろうぜ!と合意があったゲームしかやりません。


さて、ゲームをやってよかったことはなにか。箇条書きでざっと出してみましょう。


  • 楽しい

  • 暇つぶしになる

  • 友達と共通の話題ができる

  • 友達ができる

  • 知らなかった言葉や考え方を学べる

  • 費用対効果がいい(ずっと遊べる)

  • 将来やりたい事が見つかる(かもしれない)

  • ブラインドタッチ(PCのキーボードを見ないでタイピングできる)ができるようになる

  • 知らない人とのコミュニケーションを学べる(オンラインゲームの場合)

  • 分からないことを調べる癖がつく(攻略本・攻略サイトなど)


こんなとこでしょうか。

前書いた記事でゲームについてボロクソ言ってるので、ここで手のひら返して褒めるのも変な気がするんですが…

ゲームの何が役に立ったのか


前向きに捉えると、コスパよく1人でも複数人でも楽しく遊べる娯楽ではあります。時間の無駄と言ってしまえばその通りでもあるんですが。

私はRPG(ロールプレイングゲーム)が好きだったので、ゲームやキャラクターの思想・背景にはかなり影響を受けてます。


昔からヒーラー(回復役)、バッファー(支援役)が好きだったんですが、その影響か今も医療や福祉に関わる仕事をしています。

ちなみに、大人になって最もゲームの恩恵を受けたと感じているのはブラインドタッチです。よく「タイピング速いね!」と言われます。


今はスマホやPCで「ゲーム名 攻略」と調べればあらゆるゲームの攻略法が詳しく載っています。

しかし、昔攻略サイトなんてものはなく、各出版社やメーカーが作っていた攻略本が生命線だったのです。


私は持っていないゲームであっても、本屋さんで攻略本を立ち読みしたり、欲しいけど高くて買えなかったゲームの攻略本だけ買ったりしてました。

攻略本に載ってる裏設定とかストーリーの伏線、キャラのデータを見るのが好きだったんですよ。


といっても、攻略本も1000円とかそれ以上の値段がするので、子供のお小遣いでは何冊も買えません。

攻略本を買えなかったゲームについては、わら半紙に鉛筆で敵の行動パターンやマップを書き込んでた記憶があります。


ドラクエの後半のダンジョンとか、マップ無しでウロウロしてたら確実にMP(マジックポイント)や回復薬切れを起こします。

全滅すると最後にセーブしたところからやり直しになる(=それまでの努力が無駄になる)ので、こまめにセーブするか、マップを作って一気に突破していました。


学校へ行くと、周りの友達の話題はスポーツ・TV番組・ゲームのどれかでした。スポーツはともかく、TV・ゲームは見てるかやってないと話に入れません。

大人になってTVも見なくなり、ゲームも半分以下しかやらなくなる前までは、貴重なコミュニケーションツールだったんだなあと感心してます。


オンラインゲームの出現


2000年代頃から、家庭に1台PCを持つ人も多くなり、パソコンゲームも一気に発達しました。

当時ハンゲームというオンラインゲームをやってました。小学生~大学生、20代のお兄さんお姉さんに50代のオッサンまでいろんな人と遊んでました。


そこで敬語を覚えたのと、年上・年下、ゲームの格上・格下とゲームをやる時のマナーや考え方みたいなものは覚えた気がします。

たとえば、仲はいいけどゲームが下手な人・あまり好きじゃないけどゲームは上手い人、どっちと組むか?みたいな。


ゲームをやるからには、対戦ゲームなら勝ちたいと思うのは当然です。でも、自分だけ強くても味方が弱いとなかなか勝てません。(周りが強くて自分だけ弱い時もある)

そんな時、妥協して弱い友達と組むか、強いけど嫌いなヤツと組むか、みたいな駆け引きはこの頃覚えました。


今どきのオンラインゲームは談合(味方同士、敵同士でわざと勝ち負けを決めておいて報酬を山分けするやり方。別のチームと協力して互いに利益を得ること)対策がばっちりされています。

ですが、2000年頃はまだその辺がガバガバでした。なので、先に強い人と組んで沢山報酬を稼ぎ、あとで弱い友達にわざと負けて分配していました。


敵のチームに友人がいる場合、スパイや裏切りもありましたね。一応最低限のルールはゲーム側でありましたが、ルールの裏をかいて皆好き放題やってました。

オッサンの昔話になってしまいますが、あの頃がネットゲーム黄金期と言うか、一番面白かったかもしれません。北斗の拳もびっくりの世紀末でした。


これも今では消滅してしまいましたが、「情報屋」と呼ばれる人がいたり、ITに強くて個人のファンサイト・ギルド(ゲーム上のチーム)のHPを作る人もいました。

RMT(リアルマネートレード。ゲーム上のアイテムを現実のお金で売買すること)という禁止行為も平然と行われてました。


年齢・性別・職業・住む場所に関係なくみんなが楽しく遊べるオンラインゲームの世界は、ある意味時代の先取りだったのかもしれません。

ネカマ(ゲーム上では女性だけど、中身は男性)・ネナベ(ゲーム上は男・中身は女)も沢山いましたね。


ネットゲームも現実社会と似ている


どのオンラインゲーム(=ネトゲ)もそうですが、高難易度コンテンツになると、どうしても複数人×統率された行動が必要になってきます。

そうすると、社会人経験があって、頭のいい人が作戦を考え、指示出しや役割分担を行います。


ここまで来ると、現実世界の仕事とほとんど変わりません。参加したことがあるのは、8~50人規模のレイド(高難易度・複数人参加前提のコンテンツ)までです。

各自持ち場と役割分担、優先順位、順調にプロジェクトが進んだ場合、崩れた場合の計画を立て、随時チャットで報連相した上で、強いボスや相手チームと戦います。


相手がNPC(ノンプレイヤーキャラクター、コンピューター上の敵)なら行動パターンがあるので、パターンを分析しつつ何回か練習すれば勝てることが多かったです。

ただ、対人間チームの場合はあらゆる準備をしても、最後まで勝敗がどうなるかわかりません。


約束の時間に集まらない・持ち場や役割を守らない・相手チームに寝返る・自チームにスパイがいて情報が漏れてる・第3勢力の介入などランダム要素が強すぎるからです。

「事実は小説より奇なり」と言いますが、ネットゲーム上では漫画やアニメ・ラノベさながらの展開が頻繁に起こります。


ネットゲーム、いわゆるネトゲにハマったことがない人からすると「なぜゲームなんかに必死になっているのか」と思うかもしれません。

しかし、ゲームをやっている本人たちはいたって真剣で、それこそ「人生を賭けて」まで守るものがあったりなかったりするのです。(笑)


昔のことを思い出しながら書いていたらずいぶん長い記事になりました。こんなはずじゃなかったんですが。

ま、ゲームは時間の無駄だとしても、あれはあれでいい思い出でした。楽しかったから良し。それでは。


ここまで読んで下さりありがとうございました。
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