20代のうちにやっておけばよかったこと
こんにちは。
2024年に入ってから、腰痛・咳ときて、一昨日から発熱の症状が出始めました。真剣にお祓い行こうか考えてます。
この2日はずっとベッドで安静にしてて暇だったので、もし昔の自分に会ったら何か言う事あるかな?と考えてました。
そのことについて文字にしてみたいと思います。
やっておけばよかったことと、やっておきたいこと
私は今30代なのですが、20代のうちにやっておけば良かったなーと思う事がたくさんあります。
やっておけばよかったことなので、つまり出来なかったことですね。
この「〇十代のうちにやっておけばよかったことシリーズ」、すごく難しいというか、考えさせられるところがありまして。
20代の時も「10代の時にあれやっておけば~」って考えてたんですよ。
でも、それって10代の時には思いつかなかったか、思いついても重要性を感じなくてスルーしてたんです。
30代になって「20代の時にやっておけばよかった」と考えた事も自分が20代の時にはわからなかったんです。
ということは、おそらく10年後も「30代の時にあれをやっておけば~」ということは1個は出てくるでしょう。
今までは歳を取ってから「〇年前あれやっておけばなぁ」と考えてましたが、過去はどうがんばっても変えられません。
であれば、やるべきことは過去を振り返るだけでなく、「〇年後の自分ならなにをやっておきたいか」ということのはずです。
ただ私は頭のいい方ではないので、10年後を考えて今やっておいたほうがいいと思った事を、10年後の答え合わせの時に全部済ませておく自信はありません。
そもそも今10年後に必要だと思っていることって、40代の自分には必要ない可能性も大いにあるわけです。
「じゃあ考えても意味ねーじゃん」という気持ちも少しありますが、過去を振り返ること・未来を考えることは無駄ではないと思っています。
過去と未来から、今やる事を考える
過去の「やっておけばよかったこと」を振り返っておけば、自分が何を大切にしているのか、10年前は何がいけなくて、それは何故だったのかが分かってきます。
未来の「やっておけばいいこと」を考えることで、仕事のキャリアプラン、家族との人生設計、お金の使い道、趣味ややりたいことの道筋が浮かんできます。
いい例えが思い浮かびませんが、山登りなら皆さんも子供の頃に小さい山くらいは登った事があると思うので、分かりやすいかもしれません。
小学生の時に高尾山に登った。たくさん汗をかいたので喉が渇いた。500mlの水筒しか持って行かなくて喉がカラカラになった。タオルもあればよかった。
段差も多いし、小石が多くて、足が痛くなった。底が柔らかい靴を履いていたので足首と足の裏が痛かった。虫が多かったので虫よけと虫刺されの薬を持っておけばよかった。
珍しい花や虫がたくさんいたけど、カメラを持って行かなかった。携帯は禁止だから、写ルンですを持って行けばよかった。登るのに2時間かかった。
これらが、過去の「やっておけばよかったこと」です。この山登りの経験を振り返っておけば、次に別の山に登る時に必要な情報が具体的になります。
「そうか、飲み物と山登り用の靴は必須だな。水は1000ml以上,タオルと虫よけも入れて、カメラは別で用意しよう」となるわけです。
実際の山登りはネットや本で下調べをして準備をするのですが、自分の実力に対してどの位の物が必要かは経験しないと分かりにくいです。
高尾山は500m程度の高さですが、これが次に1500mの山に登るとなったら、所要時間・道具の種類と量・重さ・難所はどこかを調べる&経験から予測してプランを立てます。
人生もこんな感じで、10年後なら10年後の姿を想像→過去の経験と情報+足りない経験と情報を残り10年で補いながら実行していくのがいいと思います。
ま、そう言ってもそんなに都合よくはいかないのもまた人生ですが。
20代の時にやっておけばよかったこと
だいぶ話が逸れましたが、タイトルの回収に戻ります。
20代の時にやっておけばよかったことを、備忘録も含めて箇条書きにします。
大学生の時に社会人になってもアピールできる実績・成果を作っておくべきだった
就職に強い大学・学部・学科を選ぶべきだった
そもそも大学に行く必要があったのか、行くとしても何のために行くかはっきりさせておくべきだった
空いた時間を使ってスキル習得・お金稼ぎに使えばよかった
就きたい仕事と、その仕事に就いた後どんなキャリアを積むか、挫折した時に取り返しがつくか考えておくべきだった
就活の準備を入念にするべきだった
もっと早く結婚しておくべきだった
色々な世界の人と交流しておけばよかった
留学しておけばよかった
早めに1人暮らししておくべきだった
運動習慣を継続しておけばよかった
貯金・もしくは投資をしておけばよかった
…うーん、なんというか、どこにでも書いてありそうなことばかりですね。ネットで調べたか、薄っぺらい本に載ってそう。
どこにでもありそうな話(それだけ多くの人に伝わっている・共通認識がある)だからこそ、大事なのかもしれません。
これだけ書き出してみて分かった事は、どうやら私の中の「20代の時にやっておけばよかったこと」は、20代前半の出来事に集中しているようです。
それが分かっただけでもこの記事を書いた意味があったと感じています。
元々は学校の先生になりたくて大学に入ったのですが、就職倍率の高さ、教員養成課程の忙しさに付いていけず途中で離脱してしまいました。
単位はきちんと4年で揃えて卒業しましたが、ほとんど遊んでばかりで実になるような事はしてこなかったです。
教員に本気でなるつもりなら、受験前の段階から大学のブランド雰囲気ではなく、教員課程の修了率・教員としての就職率・サポート体制・採用されやすい科目の免許が取れる学部に行くべきでした。
教職課程を離脱したあたりから人生設計があいまいになり、就活もそのまま軸がブレていたせいで上手くいかなかったのだと思います。
留学・資格・スキルに関しても、結局自分が何をしたいのかが決まっていなかったから、何もやらなかった(何をすればいいのかすらわからなかった)んじゃないかなと。
教員になりたいと思ったら、教員免許が必要だから取得しようって思いますよね。それが何もなければ選択肢すら頭に浮かばないのは無理もないです。
お金はいくらあっても困らないので、ある程度、せめて50~100万円は口座に入れておきたいところでした。それだけあれば不測の事態も乗り越えられます。
正直大学生の貴重な時間を単純なアルバイトに費やすのはどうかと思う部分もありますが、ここも自分の将来に関わる分野で働ければ一石二鳥だったはずです。
就活の時は周りも皆全力でサークル・ゼミの代表・アルバイトの話を用意してくるので、もう一捻りしたアピールポイントが欲しかったですね。
自分が組織の長だったエピソードなら、他の長と比べてどの部分が優れていて、どの部分は弱かったか、そこはどう補ったか。とか。その部分を活かして入社後どう活躍できるかまで話せたらいいと思います。
前にも就活の話で書きましたが、就活は準備が9割です。周りと同じタイミングでやり始めたら余程優秀じゃないと勝てません。
書類選考は何があるのか、受かるES(エントリーシート)の書き方、SPI対策、面接のマナー、企業ごとの質問項目と質疑応答は何があるか。学歴フィルタはあるのか。
なぜ同業他社ではなくその会社なのか、自分が会社に入ったらどの部分で貢献できるのか。この辺がすらすらこなせないと負けます。
就活の話はここまでにしますが、結局就活も人生も、その前後の振り返りとこれから何がしたいかをよく理解してないと失敗する可能性が高くなります。
最後に
人生の振り返りと将来の事を考える時は、なるべく具体的に考えることをおすすめします。
10年後はちょっと長いので、1年前と1年後あたりから始めるとやりやすいです。
去年は5冊しか本を読まなかった。今年は10冊読むことにする。1~3月は閑散期なので4冊、4~6月は繁忙期なので1冊、のように。
実際は1カ月ごとに進捗を確認して、実行できていなければなぜできなかったのか?目標が高すぎたのか、自分の能力や時間のリソースが少なかったのかを考える。
そうそう、変にかっこつけないこと・小さい単位で考える事も重要です。いきなり人生について考えだすと、頭がパンクします。読書の話なら、「1年間」「読書」に限定して考えます。
本がつまらなかったとか、ゲームが楽しくてそっちをやっちゃったとか、本当のことを書くことが大事です。じゃないと原因がいつまで経ってもわかりません。
これが人生で5000冊の本を読む!みたいになっちゃうと計画を立てるのも実行も大変です。なるべく細かく・小さく分解しましょう。
私はひねくれ者なので、成功する自分の姿よりも失敗した自分を想像して、そうならないように考えることで行動に移すやり方を取ることが多いです。このやり方はおすすめしません。
なんかタイトルとだいぶ逸れた話になりましたね。いつものことです。
過去の後悔だけして気持ちを暗くするより、そのことをふまえて前向き、かつこの先役に立つような考え方、生き方をしていけたらなあと思ってます。
それでは。ここまで読んで下さりありがとうございました。
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