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これなら読めるぜ!ギャル語に訳して♡石川啄木_023

こみへる電車のすみ
ちぢこまる
ゆふべゆふべの我のいとしさ


チョリ〜ッス:チャ
今回はオレが訳すね〜   

通勤ラッシュの片隅で
小石になって縮こまる
毎晩毎晩、かわいそうな俺


ギャ:ギュウギュウ詰めの電車って
   まじで嫌い
   スモールライトで小さくなりたい
   タクボクは、小石みたいに蹴られそう

タクボクのやつ、:チャ
1910年頃の   
東京の新しい光景を   
バッチリ捉えてるんだぜ。  
電車はまだ新しい交通手段だったし   
産業革命後の日本の資本主義   
都市生活者が増えてた時代の   
都市生活の孤独感とか   
うまく皮肉ってるよな   

ギャ:「ゆふべゆふべ」って、
   毎日、同じことの繰り返しってとこも
   今と変わらない都市生活者っぽい。

サラリーマンの毎日同じ生活:チャ
これを表現してて、  
マジでうまいよな。  
この頃から通勤ラッシュが   
始まったんだろな   

ギャ:「いとしさ」って言葉使いがイケてる
   「愛すべき健気さ」って感じ。
   安月給取りに愛おしさを感じてるのかな

当時の都市生活者の日常を鋭く観察してて:チャ
その中に自分を重ね合わせてるんだろな   
短いけど、めっちゃ深い   
時代が変わっても多くの人の心に響くよな   
働く人々全てへの眼差しでもあったと思う   
日常の一コマを表現する天才だよ!   

ギャ:通勤ラッシュって、
   大っキライ!

通勤ラッシュは本当に大変だよな:チャ
ストレスがたまる。  

ギャ:この前、電車で化粧してたら
   変なオヤジがすごい嫌な顔して睨まれた

電車で化粧は、意見が分かれるよな:チャ
多くの人がマナー違反って感じるし、普通   

ギャ:ほかの人に迷惑をかけてると
   思わないんだよね

匂いとかもあるかもだし、:チャ
なにより、だらしなく見えるんだよな   
家でやってこいやって思っちゃう。  

ギャ:そか。


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