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<植物とアロマ>植物を香りで見分ける

植物を扱う仕事をする場合、
その植物の名前が正確にわかることがとても大切です。
(できれば学名で指定できるのが理想です。)

ルーペで観察したり
事典を調べたり…。

最近知って驚いたのは
Googleレンズで写真を撮って検索できるようになったことです。
花や葉っぱを見た目で検索できる時代が来るなんて!
昔は写真だったら、とにかく詳しい人に見せて
聞いてまわるしかなかったもんなー。

でも、そっくりな見た目のものが沢山ある場合
同定はぐっと難しくなります。


以前、よく仕事先に遊びに来られていた樹木医Aさんの口癖は
「五感を使って調べろ!見て、触って、嗅いで!舐めたっていい!」
でした。
いきなり舐めるのはキケンかもしれませんが…(^_^;)
嗅いでみるのはとっても有効です。

植物の剪定作業をしているときに気が付いたのですが
レモンの木は葉っぱをパキッと折ると
レモンの香りがします。

実も花もないときは、レモンもミカンもそっくりでどっちがどっちだっけ?となりますが

葉っぱの香りは
レモンはレモン、ミカンはミカン!なのです。


当たり前のようですが、植物は全身からその香りを放っている。
ときに昆虫を引き寄せたり、天敵を追い払ったり、
自分の体を守るために。



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おまけのアロマテラピー

<プチグレンの精油について>
ビターオレンジの葉からとれる精油です。
少し青臭さはありますが
オレンジの果実からとれるビターオレンジの精油や
オレンジの花のネロリとも似た香りです。

いろんなところに「らしさ」がでちゃう。
(人も一緒かもしれませんね。)