イヌアケ@GreenStone

自宅の庭で考えたこと、ガーデンの仕事でのこと、頭の中のいろいろを書き綴っています。いつかどこかでお役に立てば良いなと願ってます。 /中高生の母/最近ヨガ始めました/どちらかというとネコ派

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マガジン

  • お庭・ガーデン

    植物や自然素材を用いたガーデンの記事を中心にまとめています。ガーデンデザインの事務所にいたとき見たこと、自宅の庭で考えたことなど。

最近の記事

<お庭>小さなお客さん

このところ植物にばかり気持ちがいってしまってましたが、小さなお客さんが来る幸せもお庭では大事だなあと思いました。 今日のお客さんはセキレイ。 小さくてちょこちょこ歩きするかわいい鳥。 あんまり人をこわがらない。自分の足の速さにすっごく自信があるのかも? 土を掘り返したり、水やりする横にやってきては、虫を食べたりしている。 思い返すとこれまでにいろんなお客さんが庭にやってきた。 近所のネコたち ペアのキジバト 巣立ったばかりのスズメのヒナ シジミチョウ モンシロチ

    • <NHK>超・進化論「植物からのメッセージ」

      2022年11月6日放送でした。 「昆虫に葉っぱをかじられてる!」「山火事!」など、植物にとって危機的な状況が発生すると、植物は特別な物質を発生させて、そのことを周りの植物に伝える。情報をキャッチした植物も同じ反応物質を生じさせる。 そして、昆虫が嫌がるような成分を出したり、山火事の後に地面に埋まった種子が一斉に芽吹き始めるような合図を送る。 地面の中にもネットワークがあって、自分の周りの日の当たっていない木、弱った植物に養分を分け与えている。 うっすら、どこかそんな

      • <お庭>植え付け作業に思うこと

        ガーデンの仕事が本業のメンバーにとっても 一番の楽しみは植え付け作業でした。 仕入れたばかりのイキイキした植物たちを トラックの荷台いっぱいに積んで出かける植え付けの日の朝。 大抵、集合時間は早朝だけど 皆にこにこして、いつもよりおしゃべりになってたっけ。 私もたまにしか会えない職人さんなどが一緒だと ここぞとばかりにくっついて回って よその現場の話や、新しい園芸品種の使い勝手などをきくのが 楽しみでありました。 お客様に対しても、この植え付け作業が 楽

        • <アロマ>風の匂い、季節の香り。

          秋の朝、窓を開けて入ってくる風に 金木犀の香りがこんなにもついてるから 当分アロマは焚かなくても良いかなと思って過ごす日々です。 我が家は、まだ周辺に畑の残る住宅地にあります。 春の日中には、近くの畑に大きなミカンの木が何本もあって、 吹いてくる風にたっぷりネロリの香りが含まれていますし 夏の夜には、夕方に水を浴びたミントやローズマリーから 涼しげな香りが漂ってきます。 楽しくて、いろんな精油を買い集めたりもしているのですが きっと野菜を食べるときと同じで

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        • お庭・ガーデン
          13本

        記事

          <インドアグリーン>③片付け

          片付けと清掃植え付けた箇所にしっかり水やりを済ませたら、撤収作業です。土をこぼさないように、取り除く植物は全て土嚢袋に詰めて運び出します。丁寧に養生シートをはがして、最後は雑巾がけ。ショーウィンドーのガラスに知らず知らず手をついてしまったときの指紋や、じょうろの水が跳ねたのを拭いていきます。外の現場では気にしたことのない所ですが、ここでは念入りに。 養生シートを張っていたとはいえ、じゅうたんにゴミが落ちていないかもチェックします。 そして、ここで掃除のTさんです。 業務

          <インドアグリーン>③片付け

          <インドアグリーン>②土台と植物

          土台となる植栽スペースインドアグリーンというのは、部屋の中に外部空間を作るような作業なので、土台作りが重要です。 まずは、大きな植栽用のスペースを作ります。排水路もきっちりと整備します。 土は屋上庭園で使う軽量土壌を使用していました。通常の土は重すぎて、搬入も大変ですし、後から急に植栽スペースを設置することが決まった場合に、建物の床は水を含んだ沢山の土を置くことを想定して作られていないからです。また、外部の自然の土を持ち込むと室内に虫が入ったり、植物の病気を持ち込んでしま

          <インドアグリーン>②土台と植物

          <インドアグリーン>①深夜の作業と養生シート

          以前お世話になっていたインドアグリーンの現場です。企業の予約制ショールーム内に、ショーウィンドーのような植栽スペースがあり、こちらにインドアグリーンのディスプレイをする仕事を3~4年担当していました。(現在こちらは移転しており、植栽のスペースもなくなったそうです。) ビルの高層階、ずらりと並んだ最新の通信機器、ガラスやステンレスのシンプルなインテリア、ふかふかのじゅうたん、コンパニオンの皆さんの美しすぎる笑顔…最高にかっこよくてわくわくする現場でしたが、普段は地下足袋や

          <インドアグリーン>①深夜の作業と養生シート

          <お庭>多年草メインで簡単管理

          今の我が家の庭は、5年目になります。まっさらな更地からのスタートでしたが、あれこれ育って、いつの間にか緑でいっぱいになってしまい、新しい植物はときどき隙間に植えるだけの状態です。 植物は多年草(主にハーブ類)がメインです。小さな9㎝ポットの苗をいくつか植えましたが、ローズマリーやホワイトセージ、レモンバーベナ、ユリオプスデージーなどは木本化して高さ1mくらい、幅1~2mほどの低木サイズまで育ちました。 このくらいのサイズのこんもりした多年草または低木を骨格にして、その足元

          <お庭>多年草メインで簡単管理

          <気分転換>河原で石を拾う!

          近頃では、大きな一級河川は護岸工事が進んでいて、簡単に河原まで降りていける場所が少なく思います。それでも自転車で走り回って、どうにか河原に近づける場所を目指します。 何とか見つけたこの場所も、多分あと1~2年したら植物が生い茂って、簡単には踏み込めない場所になることでしょう。 ただ足元の石をじっと見ながら歩きます。 四葉のクローバーを探すのと同じ要領です。 何となく「ん?」と思う石を拾っていきます。 色がかわいい、しましま模様、などなど。 何か光ったと思ったらそれ

          <気分転換>河原で石を拾う!

          <お庭>ローメンテナンスでOKの植栽選び

          向かって左側が日当たりよく乾燥する場所のイメージプラン。右側が日陰の湿った場所のプラン。 沢山植えていく中で、うまくいったりいかなかったりして思ったことは、基本的なことですが… 「『植物選び』と『植える場所選び』がピタっとはまれば手入れが簡単。合っていなければ手入れを頑張ってもなかなか育たない」でした。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++ 私の師匠の師匠の師匠までたどると、宮脇昭さんに行き着きます。 ちょっと遠いけど、私の中ではこの

          <お庭>ローメンテナンスでOKの植栽選び

          <気分転換>水辺のある公園

          大きな池がある公園の並木道。 朝夕はジョギングや犬の散歩でにぎわうこの場所も、平日の昼間にはときどき貸し切りで過ごせる時間帯があります。 ここで空の青さと木々の緑を映した水面をみて、風に吹かれていたらどんなときも大丈夫って思えます。 樹齢50年を超える桜の並木、ウッドチップを固めたやわらかい舗装、お互いが気になりすぎない程度の距離で置かれた日陰の木製ベンチ。 こんもりした濃い緑の下で、人からの目線を気にせずに思う存分、水面のさざ波を眺めていられる。 意図されて作られ

          <気分転換>水辺のある公園

          <お庭>こうしていたら、だんだん草取りが好きになってきた

          夏だったら、日陰から草取りをする。 時間がたって影が動いたら、動いた先の日陰でまた草取りをする。 雨上がりだけにする。 気持ちよく抜けるタイミングは逃さない。 ほんとうにスポっと抜けたら楽しいから。 気が進まないときはやめておく。 なんでだかどうしてもやりたくないときは無理しない。 自分に嘘をつかない。 良い香りのするハーブをあちこち植えておく。 作業中、知らず知らずのうちに香りでリフレッシュ! 家族も誘う。 途中でどっか行っちゃってもいいからくらいの適当さで。 誘

          <お庭>こうしていたら、だんだん草取りが好きになってきた

          <アロマ>ブレンドは庭に植物を植えるように

          アロマテラピー、ほんとにポピュラーになりましたね! 私が初めてアロマに触れたのが、15年ほど前。 まだ小さかった娘を連れての親子イベントで 「ママもリラックスしましょ」のアロマスプレー作りの講座。 ふいに嗅いだ精油の香りに、びっくりしたのを覚えています。 ちょうど大好きだったガーデンデザインの仕事を退職してしまい (それでも臨月までノコギリひいてた。  今考えるとむちゃくちゃだったなぁ…。) すっかり植物に触れる機会が減っていたので、 突然の香りに、ものすごく心揺さぶられ

          <アロマ>ブレンドは庭に植物を植えるように

          <お庭>対策しない雑草対策

          雑草対策の相談を受けていたとき 思っていたこと。 もういっそ「雑草」と思わないという対策。 もちろん コンクリートを打ったり 人工芝を貼ったり お困り解決のための方法はあれこれありますが 実際自分が家でやっている方法は 「雑草をとりすぎない」です。 昔、ガーデンの専門学校のお手伝いに行ったことがありました。 雑草の勉強がてら、花壇の手入れする授業でした。 生徒さんたちの笑い声に振り返ると 余った植木鉢に雑草の寄せ植えを作って 「かわいい!」と笑いあっておりました。

          <お庭>対策しない雑草対策

          ハッピーという言葉で思いつくこと

          道端の小さな花 きれいな夕焼け 白と緑のきれいな石 すれ違うとき赤ちゃんと目があった イルカをみた ミントチョコ1個食べた お風呂上りに頭に巻いたタオル くっついた背中の温度 虹が出た 石を水でじゃーっと洗う ネコがひなたぼっこして寝てる 笑いすぎてくるしい女子 自転車立ちこぎ男子のヘルメット頭 落とし物したら一緒に探してくれる人がいた とりあえずで観に行った映画に号泣 今日洗ったタオルケットをかけて寝る 物語の中で大好きな登場人物同志が出くわした さつまいもふかしてみたら甘

          ハッピーという言葉で思いつくこと

          <植物とアロマ>植物を香りで見分ける

          植物を扱う仕事をする場合、 その植物の名前が正確にわかることがとても大切です。 (できれば学名で指定できるのが理想です。) ルーペで観察したり 事典を調べたり…。 最近知って驚いたのは Googleレンズで写真を撮って検索できるようになったことです。 花や葉っぱを見た目で検索できる時代が来るなんて! 昔は写真だったら、とにかく詳しい人に見せて 聞いてまわるしかなかったもんなー。 でも、そっくりな見た目のものが沢山ある場合 同定はぐっと難しくなります。 以前、よく仕事先

          <植物とアロマ>植物を香りで見分ける