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【ADHD】好きな音楽をポモドーロ的に使ってみた。

やるぞ、と重い腰を上げる時、たいてい音楽に力を貸してもらう。「好きな歌をクリック」がやる気スイッチとなっている。今日は2日分洗い物が溜まっていたのでどうしてもそれをやる必要があった。取り掛かってしまえば嫌いな作業ではない。ほとんどは食洗機にお願いするので、鍋とかの大物と食洗機に入れられないものと入り切らなかったものだけだ。

いつもパソコンから流すことが多いが、より集中したいときはヘッドフォンで流す。そして歌う。結構がちで普通に歌う。っあーめっちゃいい曲、とかひとりごとも挟みつつわりと乗った感じで洗い物が完了した。

いつもならそこで終わりなのだが、ふいに聞いていたアルバムの再生時間が目に入った。1時間10分。で、半分すぎくらいまできてるから…あと30分くらい?あと30分だけ…やるか!と思い立った。

思い立つと早い。(思い立つまでが遅い)机の上を片付ける。あれはこっち、これはこっち。そのへんに散らばっている食品をどうにかせねば。引き出しがぱんぱんで入らない。明日はごみの日だ、捨てるものを捨てれば入るはず。ざばーっと全出しして、にちゃっとしてるところを拭いて。

袋半開きで散らばっているスープ類をまとめて、使い切ってあるのになぜかあるピーナツバターの容器を(2個も)捨てて、いつも貰うのだけどどうしても使いこなせないひな祭りの金華糖を捨てて、フルーチェだのクレープのもとだのプリンエルだのをグループにして。無事にそのへんを漂っていたグラノーラとインスタント麺をしまうことに成功した。

そしたらちょうど最後の一曲で、「アルバムを聞く時間=動く時間」となった。そこでなんだかこれはポモドーロミュージックっぽいぞ、と思ったのだ。ユーチューブで作業用・勉強用としてあがってるあれ。スタートすると環境音が流れて、25分たつと5分休憩してくださいって止まって、また再開して、ってやつ。私は旦那に勧められて初めてそこで知ったので、音楽ありきだと思っていたけど、そもそもは単なるタイマーのようだ。

ポモドーロ・テクニック
このテクニックは2009年に出版されたシリロの著書『The Pomodoro Technique』(どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門)や、自身の公式サイト内で紹介されている。

具体的な手順は以下の通りである。
1.達成しようとするタスクを選ぶ
2.キッチンタイマーで25分を設定する
3.タイマーが鳴るまでタスクに集中する
4.少し休憩する(5分程度)
ステップ2 - 4を4回繰り返したら、少し長めに休憩する(15分 - 30分)

ウェキペディアより

改めて見ると全然違うのだが。きっと25分て時間が集中するのに大事な数字で、わたしのは大前提を無視しているな。でも本家のこれ、そんなに合わなかったんだよな…細切れに途切れてもう1回集中しなおすのが。ほんとは過集中しすぎるのを防ぐのには役立つツールかもしれないとは思う。(旦那もそれで勧めてくれた)

過集中を、防ぐではなくどうにか適度に活かせないものかと思っている自分がいるんだよな。よくないのかなぁ…。わからないけどやってみる。

動く時間(まちまち)に、音楽をかける
だったのを、
音楽をかける時間(アルバムの分数など決まった時間)を、動く時間にする
と、反対にする。

止められないと2,3時間ぶっ通しで動いてしまうのはこれで防げるのではないか。細切れ問題もクリアだし。好きなこととセットなのがポイントだな。朝はこれで1時間成功したので、日中ももう1回だけやろうと思う。工夫あるのみ。


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