理系的創作論 〜『小説家という職業』〜 【新書チャレンジ2】
夏休み新書チャレンジ2日目は、
小説家森博嗣氏による創作論『小説家という職業』です。2010年に出た本なので今から10年以上前ですが、本質をついているせいか内容が古びた感じはしません。
もともと著者は大学の工学部で研究をしていた人です。それがひょんなことから「これがミステリィというものだ」というのを娘さんに読ませてやるために小説を書き始めた、というのは知っていました。だって、デビュー作『すべてがFになる』からファンですからね。なんせ書店にサイン会まで出かけたのは後にも先に