ヴェネツィアにまた行きたい。
新宿のSOMPO美術館で開催している
「カナレットとヴェネツィアの輝き」を見に行ってきました。
普段はあまり美術館には行きませんが
昨年、イタリアに新婚旅行に行ったこともあり、見に行くことにしまた。
ヴェネツィア共和国はかつて「アドリア海の女王」と言われるくらいに地中海貿易で栄えた国家でしたが、
カナレットさんが活躍した時代のヴェネツィアは既に衰退に向かっていたヴェネツィアの頃だったようです。
衰退はしていましたが
今も変わらず、18世紀には観光地として人気だったようで各地から観光客が押し寄せていたみたいです。
その中でも、英国の富裕層のキッズたちがグランド・ツアーと呼ばれる修学旅行先として人気がありました。
修学旅行といったらお土産が欲しくなっちゃいますよね?でも、当時はカメラなんてものはありませんから、都市の風景を正確に描いたヴェドゥータ(都市景観図)がバカ売れして、カナレットさんは有名になったわけですね。
どの絵も本当に写真っぽくてすごい。
私はあまり旅行欲がない人間なんですが
イタリアにはもう一度行きたいと思っていて、中でもヴェネツィアは特にいきたいです。
昨年訪れたときには、到着が夕方だったこともあり、日が沈んでしまってお昼時のヴェネツィアを体験できませんでした。
ナポレオンがイタリア侵攻の際に、「世界でもっとも美しい広場」といったサン・マルコ広場です。
サン・マルコ広場近くには世界最古のカフェである「カッフェ・フローリアン」があります。これもまたかつて商業都市として栄えたヴェネツィアがいち早くコーヒー豆を手に入れられたためです。
またイタリアに行きたいと
思わせる展示会でした。