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上司に「バカ」って言ってもいい
「上司だから」「先生だから」「偉い人だから…」そんな理由で我慢していること、みんなにもあるんじゃないかな?職場や学校で自分より立場が上の人に対して、つい本音を抑えてしまったり、理不尽な要求や言葉に耐えたりする場面って少なくないよね。
でも、それって本当に自分のためになっているのか、少し立ち止まって考えてみてほしいんだ。
たとえば、上司が理不尽に怒鳴ってきたり、何も悪くないのに攻撃されたりした時って、どうしても「バカ!」って言いたくなることがあるよね。
ここで俺が言いたいのは、実際に「バカ」って言えっていう意味ではないんだ。(言ってもいいけど)ただ、理不尽な目に遭わされるたびに自分の気持ちを飲み込んで、我慢し続ける必要はないってこと。
自分が感じた怒りや悲しみ、違和感を心の中に溜め込むと、いずれは大きなストレスに繋がってしまう。それは自分の心にとって、決して良いことではないよね。
「バカ」って言うのは極端な例だけど、心の中で「なんでこんなことを言われなきゃいけないんだ!」と感じること自体は、全く悪いことじゃないんだ。理不尽な扱いに対して自分の意見を表明したり、不満を持つことは、むしろ自然で健全な反応だと思う。
もちろん、暴力的な表現や攻撃的な言葉を使わない方がいいけれど、「自分も意見を言っていい」「我慢ばかりしなくてもいい」という気持ちを持つことは大切だよね。
ここで少し、俺自身の経験についても話してみたい。以前、理不尽な要求を繰り返す上司がいたことがあった。無理なスケジュールを押し付けられたり、他の人のミスを俺のせいにされたりすることが日常茶飯事で、最初のうちは「上司の言うことだから」と我慢していたんだ。
でも、我慢し続けるうちに、だんだんと自分が何のために頑張っているのか、わからなくなってしまった。そして、何よりも辛かったのは、自分の意見や感情を押し殺していることで、少しずつ自信を失っていったことなんだ。ストレス過多でパニック障害も患った。
ある時、「これ以上、自分を犠牲にしてまで仕事を続ける意味があるのか?」と自問自答するようになった。そしてついに、ある朝の朝礼で、上司に「今日は5本契約とってこい!」と言われた時に「無理です。一本も取れるかわかりません」と勇気を出して伝えてみたんだ。
メンタル的にも体の疲労的にも契約を取れる自信が本当になかったから。もう自分が壊れてしまいそうだったから…
もちろん、伝える時はできるだけ冷静に、相手が納得できるような言い方を心がけたよ。でも、それだけで俺の中で何かが変わったんだ。それまでの我慢が積もり積もっていた分、自己表現できたことで心が少し軽くなったし、上司も「この人は自分の意見を持っている」と少しは認識を改めてくれたように感じた。(あくまで俺の中での感覚だけど)
だから、俺が伝えたいのは、理不尽なことに対しても自分の感情を大切にしてほしいってこと。たとえ「バカ」って言わなくても、「これには納得がいかない」と思った時に、冷静に自分の気持ちや考えを伝えることができれば、それだけで状況が変わることもある。
自分の意見や気持ちを押し殺し続けるのは、長い目で見ると決して自分のためにはならないし、むしろ自己否定感を強めてしまう原因にもなるんだ。
また、理不尽なことに我慢し続けることで、周りの人も「この人は何を言っても反論しない人だ」と誤解してしまう可能性がある。そうなると、自分が言いたいことを我慢していることで、逆に理不尽な要求がエスカレートしてしまうんだ。
自分の価値観や信念を大事にするためにも、「自分には意見を言う権利がある」という意識を持つことが大切なんだよね。
もちろん、言い返すことや意見を述べることが怖いと感じる人も多いと思う。相手の反応が怖かったり、波風を立てたくないと思ったりすることもあるよね。
でも、少しずつでいいから、「ここは自分の気持ちを伝えてもいい」という場面を増やしていってほしい。自分を守るためには、時には他人と衝突する勇気も必要なんだ。
衝突というと大げさに聞こえるかもしれないけれど、「自分の意見を持つ」「自分の気持ちを表現する」ということが、長い目で見て自己肯定感を高める大切なステップになる。
だから、少し勇気を出して、自分が納得できないことに対して「それは違う」と言えるようになってほしい。心の中で「バカだな」と感じてもいいし、それが口に出せなくても、心の中で自分の感情に正直になることは、自分を守るためにとても大事なことなんだ。あなたが大事にしている価値観や感情を尊重することが、長い目で見て自分を幸せにしてくれるんだ。
我慢し続けることが美徳だと思われがちな世の中だけど、自分の感情を大切にすることも同じくらい大切なんだよね。我慢を続けることで、確かにその場は丸く収まるかもしれない。
でも、その分だけ自分の心に負担がかかっているんだ。そして、それを続けていくと、自分が本当は何を感じているのか、何が大事なのかがだんだんわからなくなってしまうことがあるんだよ。
自分を大事にするっていうのは、他人とぶつかることを恐れず、自分の気持ちや意見をしっかりと表現することでもある。だから、「バカ!」と言えなくても、自分の心の中で「これはおかしいな」と感じたら、それを無視しないでほしいんだ。
その気持ちを大切にすることで、少しずつ自分自身を信頼できるようになるし、「自分の感情や意見を尊重していいんだ」って思えるようになる。
また、心の中で相手に「バカ」と思うことで自分の気持ちを整理できるなら、それも一つの方法だよ。誰かに対して怒りや不満を抱くことは、決して悪いことではない。自分が傷ついたり、理不尽に扱われたりした時に、自然と湧き上がる感情なんだ。その感情を押し殺さず、「今、私はこう感じているんだな」と受け入れてあげることが、自分を大切にする第一歩になる。
人間関係で我慢ばかりしていると、いつかその我慢が爆発してしまうこともある。だからこそ、自分が感じたことや意見を小出しに伝えることで、大きなストレスを溜めずに済むんだ。無理をせず、自分のペースで少しずつでいいから、自分の感情や意見を表現することを練習していこう。
最後に
何よりも大切なのは、自分の心の平穏を保つことだよ。上司や先生、目上の人に対して「バカ」って思うのは、その場で少しでも自分の気持ちを軽くするための手段として考えてもいい。
もちろん、実際に口に出すわけにはいかないことも多いだろうけど、心の中で自分の感情を感じることで、少しずつ自分の心が軽くなることもあるんだ。
自分を大事にするためには、自分の感情を無視せず、時にはそれを受け入れてあげることも大切なんだ。理不尽な状況に対して「バカ」と感じる自分を責めず、「これが俺の正直な気持ちなんだ」と受け入れてあげよう。それが、心の健康を守るための一つの方法だし、自己肯定感を高めていく一歩にもなると思うんだ。
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