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「同志少女よ、敵を撃て」感想
話題騒然のアガサ・クリスティー賞全員最高点で受賞作品。
読んだ感想。
「違和感」かなぁ〜こういうの書くと炎上するんだろうけど。
語り手が16歳の少女なはずなのに、読むと違和感が半端ない。始終それが消えなかった。
利発な少女であるのはわかるが、幼さや「少女らしさ」がセリフにはあるけど、
思考を表現してる場面では、「大人の男の人が書いた思考」でしか読み取れなかった。
違和感。
最高得点は、歴史背景やら、軍の在り方、国家の動き、歴史が動く瞬間を克明に描かれていて、それが評価されたのではないかと。
自分は違和感が最後まで拭えず。
思考への人物像が「大人の男の人」っていうのが、チラつきすぎて無理〜ってなった。
まぁあくまで自分はそう思っただけで。
これからはまた変わっていくかもしれない作家さんかな。
期待も込めて。