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芋けんしー
2024年4月30日 07:49
北村薫先生は、今更当方が紹介するまでもないと思う。とはいえ、好きなのだから仕方がない。どれを取り上げるかは死ぬほど迷ったが、1冊に決めきれなかった。若い女性が語り手の「円紫師匠と私」シリーズと、主人公が若い女性に翻弄される「覆面作家」シリーズが好きである。クソ田舎育ちの当方、娯楽があまりない幼少期を過ごした。数少ないイベントの一つが、両親の好きな落語である。地元出身の若手落語家
2024年4月18日 07:11
若い頃、森博嗣先生が好き過ぎてちょっとオカシくなっていた。自室本棚は、ほぼ書店の森博嗣コーナーだった。第一作「すべてがFになる」を読み終えた時に、雷にうたれるとはこのことか……!と思ったが、次のvシリーズでの伏線回収の見事さに、走り出してしまった。以来、ずーっと走りっぱなしである。では何故、当方の読書noteに森博嗣作品が、真っ先に登場しなかったか。一冊ずつ、毎日ずーーーーーーー
2024年4月17日 07:04
何だ、この厚み。文庫版広辞苑?枕??それが、京極夏彦先生と初めて遭った感想である。「姑獲鳥の夏」である。時代物はいっそ江戸より前の方が好きだったから、戦後が設定か……と読むのを躊躇した。戦争よりはイクサがいい。しかし、この厚さ。気になる。ちょうど、森博嗣先生の「すべてがFになる」に打撃を受けた後だった。同じ講談社文庫だし。あ、昔から本は、できれば文庫で並べたい派です(た
2024年4月2日 07:45
NHKで昔放送していた、ジェレミー・ブレッドのシャーロック・ホームズが大好きだった。神経質そうなホームズが、本の中から飛び出してきたように思った。新潮文庫で、ホームズを何度も読んだ。引っ越しのたびに何となく処分しては、また買い直す。だんだん、ヘッダー写真の、古い表紙の版が手に入りにくくなってきた。当方にとって、シャーロック・ホームズシリーズはこの表紙でなくては駄目なのだ(じゃあ置いとけ