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息をするように本を読む

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本を読まないとたぶん死ぬ。 元気な時は新刊小説を、疲れた時は漫画とお気に入りを読み返している。
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2024年4月の記事一覧

北村薫

北村薫

北村薫先生は、今更当方が紹介するまでもないと思う。

とはいえ、好きなのだから仕方がない。

どれを取り上げるかは死ぬほど迷ったが、1冊に決めきれなかった。

若い女性が語り手の「円紫師匠と私」シリーズと、主人公が若い女性に翻弄される「覆面作家」シリーズが好きである。

クソ田舎育ちの当方、娯楽があまりない幼少期を過ごした。
数少ないイベントの一つが、両親の好きな落語である。
地元出身の若手落語家

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すべてが◯になる

すべてが◯になる

若い頃、森博嗣先生が好き過ぎてちょっとオカシくなっていた。

自室本棚は、ほぼ書店の森博嗣コーナーだった。

第一作「すべてがFになる」を読み終えた時に、雷にうたれるとはこのことか……!と思ったが、次のvシリーズでの伏線回収の見事さに、走り出してしまった。
以来、ずーっと走りっぱなしである。

では何故、当方の読書noteに森博嗣作品が、真っ先に登場しなかったか。

一冊ずつ、毎日ずーーーーーーー

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京極夏彦

京極夏彦

何だ、この厚み。
文庫版広辞苑?
枕??

それが、京極夏彦先生と初めて遭った感想である。
「姑獲鳥の夏」である。

時代物はいっそ江戸より前の方が好きだったから、戦後が設定か……と読むのを躊躇した。
戦争よりはイクサがいい。

しかし、この厚さ。気になる。

ちょうど、森博嗣先生の「すべてがFになる」に打撃を受けた後だった。
同じ講談社文庫だし。
あ、昔から本は、できれば文庫で並べたい派です(た

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装丁

装丁

NHKで昔放送していた、ジェレミー・ブレッドのシャーロック・ホームズが大好きだった。
神経質そうなホームズが、本の中から飛び出してきたように思った。

新潮文庫で、ホームズを何度も読んだ。
引っ越しのたびに何となく処分しては、また買い直す。
だんだん、ヘッダー写真の、古い表紙の版が手に入りにくくなってきた。
当方にとって、シャーロック・ホームズシリーズはこの表紙でなくては駄目なのだ(じゃあ置いとけ

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