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他人がうらやましいと思った時 ~ うつ病患者のマインドフルネス的アプローチ
うつ病になると、周り全員の人たちがうらやましく見えてしまう。 それぞれ皆、悩みや苦しみを持っているはずなのに、今は自分しか見えてない。
そんなわたしにグサグサ突き刺さったのは、
後悔なき人生設計とは―東京五輪断念、医師めざすラグビー福岡堅樹
https://news.yahoo.co.jp/byline/matsusemanabu/20200615-00183508/
でした。
以前の自分なら、「へー、すごいな」で終わるのですが、こういうニュースは鬱の心に突き刺さるので、後悔の嵐、
「おれの人生は全部間違いだった、学生からやり直したい!」ってったら妻から、「そんなの無理に決まってるでしょ」と冷たく言われました。
健全な精神のかたなら、「人は人、自分は自分」で流せるのでしょうけど、うつ病だとずっと後を引きます。
そういうときに有効かなと思うのがマインドフルネス的なアプローチで、
「他人を羨んでいる自分がいるね」
と、客観的に、肯定も否定もせず観察すると、傷ついた心がすっと治まります。
(森田療法的には「うつ病なんだから他人がうらやましいのは当たり前」でしょうか?)
主治医の先生からも、うつ病には、自分を客観的に俯瞰すること(メタ認知)はとても良いことと言われています。
*上記のことは、あくまで素人うつ病患者の考えです。主治医のもと、適切な治療を行なってください。