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「これが私だ」という感覚は、ある日クル

ずっと考えていました。

何年も何年も何年も、内心は焦りながら考えていたんですけど、いや、もっと言えば何十年。

考えることが好きな私もそろそろ、そのことについてもう

「どこかにいったん定めない?」

と、途中で自分につっこんであきらめそうになるほどに考え抜いてきたのです。

それは

「これが私なんだ」

という感覚について。

いやそんなの誰だってとっくにわかっているし、年を重ねるごとにある程度はみんな定まってくし。

50もこえて何言ってんの?

という感覚もいらっしゃれば「わかるわかる。いまだわかんないんだよね」という方もいらっしゃるかもしれません。

ちなみに、この「これが私なんだ」というのは自分を固定したり、思い込んで勘違いをしたり、小さくおさまろうとしたり、キャラ設定してみたり、年齢的なことを考えてこんな自分でいることにしようとか無理矢理決めることではないんです。

それって個人の進化から遠のくし、真逆のこと。

「これが私だ」

というのは、自分が定まったからこそ、流れも受け入れる柔らかさが出てくるし、生きやすくなるもので、無理がないもので、素敵なもので、楽しいもので、苦しくないもので、一生の軸になるもの。

それがあるとないとでは、こんなに人生が違うのか、毎日が違うのか、もっと早くこの感覚になれていたらなあ、ごめんなあ自分……と過去の自分に対して思ったほど。

私は、かなりハードモードな育った家庭環境の影響をかなり受けながら大人になりました。

昭和、という時代背景もあると思います。

学校なんかでも、今では「ありえないよ!」というようなことが当然まかり通っていたし、大人たちが子供たちに発する言葉や、教えに関しても「えっ」というようなことが当たり前だった。

なので、同世代には私とどこか同じような感覚のまま大人になった方もわりといらっしゃるかもしれないし、世代関係なくどの時代にも世代にも「定まらない自分。軸がどこかわからない自分」にピンと来なかったりする方、いらっしゃるんじゃないかな。

自分では、いやいや自分は違うと思っていても、言語化や、はっきりとした思考化がされていないだけで、ただただ漠然とした不安を抱えている方もいらっしゃることでしょう。

私はずーっとそうでしたし、それが完全には消えたわけではないけれど、ここのところ

「あ、定まった」

と感じたのです。

それまでの長い長い日々や、定まることの良さ、定まらない時代の苦しみや、でもその定まらなさの中にもいい部分ってあるんだよねってことも含めて今回は詳しく記事にしていきますね。

どこかの誰かが、少しでも楽になれるお手伝いになるといいです。

そしてここでいったんお別れの方にかなり雑にお伝えしてしまえば

「人の人生、どんな状況であっても、今それで完璧」

であるってこと。

世の中が、実のところ混沌として見えて、絶対バランスでなんとか成り立っているように、私たちいち個人も日々絶対バランスでなんとか保たれているものなんです。

さてさて。

マガジン読者の皆様は、このあとちょっと長くなりますが、のんびりおつきあいください。

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だからと言って、双方の普段の記事数が減ることはありませんのでご安心ください。あくまでおまけです。

ただ、こちらと両方のマガジンをご購読くださっている方は重複して更新通知が行くと思いますが、うるさかったらお許しください。

それでは、がっつりまったりスタート。
(ごめん。コラム2本分ぐらいある。読みやすいとは思うので、のんびり楽しんでください)

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