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ここだけでしか書かない内緒話<月3〜4回配信/文字数で変動>

★月3〜4回の配信予定/文字数で変動★ 作家のお仕事、それまでの日々、テレビ出演、アイドルプロデュース、仕事の裏話、過去のこと、今のこと、人生についてなどなど、思っていたけど言え…
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記事一覧

もう色々ありすぎた2024。ギリギリよ!

★ ギリギリ 毎年、12月31日終わりのギリギリに文章を綴る時間が好きです。 いつにも増して、正直になれるから。 なんだか、今年は色々あって、というか今年もか……。 前編後編に分けたいぐらい長くなりそう。 分けるのも読者の方々が面倒かしらと思い、いっそ一本にまとめてみようと思います。 2本分をまとめますので、のーんびりお時間のある時に、ご自分の2024年を振り返ったりしながら、お好きな時にお付き合いいただけたら嬉しいです。 とか言いながら、こんなことを年末に言

永遠になったあの時の母

私の中には10代前半の頃、心の中の内緒のお母さんがいました。 そしてその方は世間的には “派手”に輝いていらっしゃいました。 その方が先日、突然亡くなり、当時の自分のことをたくさん思い出すきっかけになり、一時的になんとも足元の不安定な12月を過ごし、それは私にとってとても必要なことでもありました。 ある意味では35年以上もの前のパンドラの箱が開いたというか……そこまでしまっておいたのか、私。 というふうに感じつつ、おかげさまでぐいっと自分の力で立つ力が戻りつつあります

命、いつどうなるかわからんもんだ

最近、友人知人と偶然同じような話題になることがある。 「いやもう、人生ってわからないね」 というような内容のことだ。 年齢的なこともあって、いろいろと自分の環境や親の状況がかわる人もいれば、不慮の事故で亡くなってしまった方の話などが出たりして。 自分は今健康なのだけれど、それだってわからないものよね。 みたいな内容。 これが、お年寄りばかりが集まるような病院の待合室の世間話みたいな感じではなく、年代関係なく若い人との間でもその話になる。 疫病で大騒ぎの頃よりも、

インバウンド正直もうつらい(私スリじゃない!)

出かけると、じんわり染みるように忍び寄ってきたインバウンドストレスが、ここのところわりとカツーンと決定的になってきました。 まあ、時代にはいろんな時節があるので、今はそんな時期なのであろう……と思ってみたりもするのですが 「いや、これ、さすがにない!」 というふうに思うことも多々になってきて、まわりからも、あまりにもいろんな話を聞くので今回は、そのあたりについて愚痴にならない範囲で正直に綴りますね。 つづき↓

万能薬。それは勇気

人生最後まで自分を支えるものは何か。 などということをふと考えたりするのですが “勇気“ だなと、しみじみ思うようになりました。 好奇心とも行動力とも違う、絶妙なラインに存在する"勇気"という世界。 不確かなものであり、発揮された時には確かに存在するものに変わる。 ここが勇気の中に宿るファンタジーと現実の混在した美しさだなあと。 以前はもっと、いざという時に人を奮い立たせる起爆剤のように考えていたのですが、それよりももっと身近で、いつも持っておくお守りで、でもい

予言 〜永遠の待ち合わせ〜

子供の頃、未来について考えたことはいろいろあったけれど……。 私が小学生時代はノストラダムスの大予言という1999年に地球は滅びる的な話が流行っていて、親やまわりの大人たちは 「そんなの嘘に決まってるでしょ」 などというし、子供たちは「怖い怖い」といいながらも、そんなすごく先のことに実のところ現実味はなかった。 実際1999年が来た頃には自分も大人になっていて、滅びる気配ないな……と平和に過ごしていた。 でも、子供の頃予言されていたことで、唯一現実になった悲しく切な

グラデーションに挫折なし

コンプレックスって色々あるけれど。 ばらしてしまえばわりとコンプレックスだらけの人間です。 なので、2つのベクトルがあって *だからこそ努力する *ある程度あきらめる という部分のバランスをとりながら来ました。 そんなことをしているうちに、コンプレックスは個性だとか、コンプレックス持つことは誰でもあることだとか、自信をもとうとか、自己肯定感大事とか、いろんな人のいろんな考え方を知ることになり、結局、まあ、私は私でいいや、今までのやり方と自分なりの頑張りとそして……

今、わかれ道

人間ってよほど決定的な瞬間でない限り、瞬時に 「おっ、これが、わかれ道だな!」 というふうにはっきりと重たく思うことはそんなに頻繁にはない。 毎日いちいちそんな気持ちになっていたら、それはそれで疲れるし。 だからうまく鈍感にできていて、わかれ道をそんなに意識せずに昨日と同じ毎日を今日も進んでいるような感覚で生きられるようになっている人間。 新しい今日! 二度と戻れない瞬間! 明日も同じ平和な日々がくるとは限らない! などという訓示を時々目にしたり聞いたり、思い出し

あれから1年ちょっと。少しずつ戻ってきた自分

あれから1年ちょっと経ちました。 この世界で一番大切だった愛娘であるプリフワのかわいい猫が、かっこよく美しいまま旅立って、無限の世界にお出かけしたっきり、その存在はこの世にキレイに溶けてしまって、途方に暮れた日から一年ちょっと。 あの日、彼女はこの世界に溶ける形で生まれ直し、私は、その彼女が溶けた世界でゼロから生き直すことになりました。 もちろんこれまでの自分というのは存在するのだけれど、もう置いていかなければいけない部分、つれていけない自分のあらゆる部分がくっきりとし

小さなお母さんにさよなら

かなりの人の中に 「小さな誰か」 がいることを知ってますか。 なんていうとオカルト話みたいな始まりですが、そんなことではなくて、当たり前のようなお話です。 私の場合は、なんとなーく昔から、そして大人になってはもっとはっきりと 「あれっ? これ私の意見じゃないよな? 私の選択じゃないよな」 と、思うようなことがありました。 といってもなんだかそのモヤモヤする意見のほうが正しい気がするのでその選択のままにしてしまったり、なんとなくもやっとしても物事を遂行してしまった

ヒロユキさんの輝く流れ弾

ヒロユキさんと言うと、日本だと西村博之ひろゆきさんを最初に思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれない。 実は、私の中で、ヒロユキさんというと真田広之さんのほうが浮かぶ。 その真田広之さんが、エミー賞で先日『SHOGUN 将軍』で主演男優賞を受賞された。 それだけではなく『SHOGUN 将軍』は、エミー賞史上最多の18部門で受賞という快挙。 本当におめでとうございます。 その真田広之さんと以前、お会いした時、大変紳士な方なうえに、そこにいらっしゃるだけでボッと燃え盛る火

私のアプリ化

最近、ぜんぜんSNSを更新していないんです。 あと閲覧することもあまりしていないんですよね。 なまけているわけでも、嫌なわけでもなくて、ちょっとした考えあってのことです。 ただ、マガジン読者の方や、皆様からのメッセージは「SNSのDMへ、いつでも下さいね」とお伝えしてあり、それはとても楽しみにしているので、そこだけは日々拝読させていただいています。 ご質問やマガジンのテーマについてなどなどnoteで記事に反映させていただくこともありますし、時にはお返事したりも。(なの

居場所が隅っこすぎるからこそ

人それぞれお気に入りの場所ってきっとある。 意識的にでも無意識でも。 それが、ちょっとした小道であったり、お店であったり、景色であったり、家のどこかであったり、どこかの公園だったり。 ちなみに、私が子供の頃一番お気に入りだった場所は、家の自分の机の椅子を引いて下に出来たスペース狭い空間に潜り込み、体育座りをしてのんびりすることでした。 いろんな理由はあると思うけれど、今あえて言語化してみると、自分だけの場所が欲しかったから。 そこは自分の中で、誰も入ってこられない(

頼るのよ! 我慢しないのよ! 

苦手な乗り物があります。 乗り物全般、大得意なほうではないものの、怖いとか、絶対嫌とかいうものはほとんどない中、それだけはどうしても苦手というものがあるのです。 それ以前に、実は移動がそんなに好きではないというところもあるのですが、移動しないと何もできないので人並みに移動しながら生きています。 そんな中、とにかく一番苦手な乗り物が “バス” なのです。 (行き先が絶対決まっている観光バスや何らかの専用送迎バス等を除く) バス会社の皆様やバスの運転手さんはもちろん何