「悲しみと不安の出どころ」
こんにちは。いくえです。
先日、待ちに待ったワクチン接種の案内SMSがきました。
送られてきたリンクからウェブサイトに飛んで、場所とスロットを選択し、無事に予約が完了。
週明けに1回目の接種、1ヶ月あけて8月上旬に2回目の接種をして、晴れてFully-vaccinatedの身になります。
もともとワクチンの接種を終えたらタイへ引っ越す事が決まっていましたが、
最初は4週間だった接種サイクルが一時6〜8週間になったり…
30代の接種が始まるかという時に急遽学生の接種が始まったり…
と、始まりそうで始まらない状態が続いていました。
政府がワクチン入手の前倒しに成功し、ようやく接種の予約ができた事で今後の見通しが立ち、正直ホッとしています。
勿論、寂しさもあるのだけど。
ホッとしていた時に思い出したのが、先日アドヴァンスハタヨガインストラクター講習で先生がしていたこの話。
「人は過去を思って悲しくなり、未来を思って不安になる。今が平和」
「今が現実で真実」
これまでずっと、
「ワクチンいつになったら打てるのか」
「タイに行くスケジュールはいつになったら決まるのか」
「タイに行ったら友達できるかな」
「タイ全然感染おさまらないじゃん」
と、先のことを考えてはモヤモヤクサクサしていました。
まさに「未来を思って不安になる」状態だったんですね。
それが、ワクチン接種スケジュールが決まったこと、ワクチンを打つことで重症化が避けられる安堵感でだいぶ心が落ち着きました。
「モヤモヤ」が「モy」くらいに減りました。笑
この「人は過去を思って悲しくなり、未来を思って不安になる」という言葉。
読んで字のごとく過去は過ぎ去ったものだし、未来は未だ来ていない。どっちも手が届く目の前の現実ではないのです。
確かに先生のいう通り、実在していて、且つ心の平安を乱さない(≒感情を乱高下させない)のは「今」だけかもしれません。
とはいえ、今起きていることに対する心の反応というのもありますよね。
別に過去の出来事じゃなくても、今目の前で起きていることに対して悲しくなったり喜んだりもする。
でもこれも結局、過去の経験から自分の中で「悲しい」「嬉しい」を定義していて、そこに目の前の事象を瞬時に当て嵌めて、それに心が反応しているんだと思います。
そういう意味では、やはり過去を思って悲しくなったり嬉しくなったりしていると言えるなぁ、と。
じゃあ「心の平安を手に入れるには、感情を殺せばいいの?」という疑問も湧いてきます。
でもきっと、それも違う。
いきなり湧いてくる気持ちに無理やり蓋をしたら、絶対どこかで爆発する。
心の平安を手に入れたかったら、まずは「不必要に自分の力でどうにもできない過去や未来に想いを馳せない」ということから始めるのが良いのかな、というのが今の自分の考えです。
では想いを馳せないためにはどうするか?これについては長くなりそうなので、また今度書いてみようと思います。キーワードはAcceptanceになりそう。
私達は出家もしていない現代人。
仕事もあれば家族もいる。
自分から望んでいないけどこなさなきゃならない人付き合いもある。
いきなり過去や未来について思いを馳せるのをやめたり、目の前で起きることを手放しで受け入れることはまだまだ難しい。
でも、マットの上にいる時だけでも、ちょっとリラックスして、今起きていることだけを見つめる時間にできたらいいな、と思うんです。
そして、そんなレッスンになったらいいなーと思いながら、お友達と青空ヨガをしています🧘🏻♀️
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ここまで目を通してくださって有難うございます。とても嬉しいです。
こうしてお目に留めて頂いたのも何かのご縁だと思います。
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