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日常

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私の普段の話とか
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2024年10月の記事一覧

視線の先に

最近、クラスの男子たちが、女子の悪口を言っているのがちらほら耳に入るようになった。特に、…

幸せとは

私が書く文章を、いつも大事に受け取ってくれる同い年のネッ友がいる。彼女とのつながりは、ふ…

存在の矛盾を抱きしめて

私は自分のことを虐待児だと思ったことはない。 いや、たまにそう思ってしまいそうになること…

首を吊るという行為は、まるで最後の扉を開けるための儀式のように思える。自分の命を自らの手…

狭間で漂う

死生観というものは、人生の中で幾度となく揺れ動き、形を変えていく。幼い頃、死はただの終わ…

冬曉

最初に刃を当てたのは、寒い冬の朝だった。冷たく硬い金属が肌に触れる瞬間、わたしはまだ迷っ…

いいねに縋る

数多の日数、投稿をサボっていた自分が悪いのだがいいねがこれとなく付かないと自信が滅法なくなる。それは、小さな数字が心を支配する現代の一瞬の感情。何気なく投稿した言葉や写真、誰かに見てもらうために指先で送り出すのに、その瞬間に鳴り響く通知音を待つ時間の長さが不安を呼び起こす。「いいね」が付かないという事実は、まるで自分自身が否定されたかのような感覚を呼び覚ます。誰にも届かない、誰の心にも触れられない。画面の向こう側にある虚無が、自分の存在をかき消していくように思える。 「いい

140文字の声

Twitterを開くたび、あらゆる言葉が流れ込んでくる。誰かの日常、誰かの愚痴、誰かの喜び。画…

鏡の向こうに囚われて

鏡に映る自分の顔が、どうしても好きになれない朝がある。何度も角度を変え、光を調整してみて…