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「自分を消せ」
出口汪著・「出口汪の論理力トレーニング」を読んだ。
というか、勉強した。
俺はよく「客観的に観る」ことや「俯瞰する」ことが重要だと書いている。
俺みたいな凡人がその他大勢から突き抜けるためには、なにか結果を出したかったら、どれだけ自分のことをそして社会全体を俯瞰できるかが本当に重要なんだ。
だって、その他大勢から突き抜けるにはまずその他大勢とは違うことをしないといけないでしょ。
そのためには、自分や社会全体の動きを客観的に観れないといけないでしょ。
違うこと見つけて、大量に行動するから突き抜けられるんだ。
そもそも大量に行動するっていうこと自体その他大勢とは違うことだけどね。
客観的に自分と社会全体を見れるから、自分が攻めるべきところ、力を入れたほうがいいところが見えてくるんだ。
それなのに、何でもかんでも主観的に観る人は多いんじゃないかな。
(もちろん、俺も主観的に観てしまうけど。)
主観的に観るってことは、自分の狭い世界の中でしか観てないから自分の世界を広げることができないんだ。
自分勝手に主観的に観ているようじゃ、なにも現実は変わらないし、結果に結びつくことはないんだよね。
だって、その主観的に観てる自分って結果を出していない自分の視点ってことだからね。
言葉や情報に対してもそうで、結局自分勝手に読み解いていたら正確に言葉も情報も把握できるわけがない。
例えば、
皮肉で言われた言葉を、自分勝手に読み解き励ましの言葉だと勘違いしたり。
まぁ、そっちのほうが気楽でいいんじゃないかなともおもうけど。笑
これくらいだったらいいけど、読解力の無さから意味わかんない行動をして信頼が無くなることだって普通にあるからね。
世界は言葉でできているんだから、言葉を客観的に読み解ければ、
今いる世界を正確に認識できるんだ。
じゃあ、どうすれば客観的に読み取れるようになるか?
自分を消すことだ。
言葉に触れるとき、情報に触れるとき、常に自分を消すことを意識するんだ。
言葉や情報に触れたとき、どうしたって自分というフィルターを通して解釈するから完全に自分を消すなんてできないかもしれないけど、その意識をし続けるんだ。
そのためには、やっぱりトレーニングが必要なわけ。
言葉や情報に触れたときに自分を消して客観的に観るトレーニングを。
それが徹底的にできるのが、この本なんだ。
数日前の投稿でセンスメイキングを紹介したけど、あれは背景や結びつきを見て感じ取ることで深いところまで読み解くヒントを得れる本。
この本は、そもそもの言葉・文章・世界を客観的に読み解けるようになる本だ。
この2冊を読めば、読解力もかなり上がるんじゃないかな。
俺は普段から本を読むようにしているから、結構できるんじゃないかなと思っていたけど全然出来なかった。笑
結構できるんじゃと思っている時点ですでに主観的に観てた。笑
ぜひ、普段から本を読んでいる人もこの本でトレーニングすることをオススメする。
最近は、本を読んでも言葉や情報に触れても、俺はちゃんと読み解れているんだろうか?と疑問に思っていたから尚更トレーニングして良かった。