「他より安いのに売れない」の対処法!
「他より質もいいし安いのにな・・・」と思ったことはありませんか?
*当記事は、経営者・事業主・販促やマーケティング担当者の方など、
「売ること」に興味関心のある方に向けて書いています。
テーマ:「他より安いのに売れない」の対処法
今回は
「他より安いのに売れない」の対処法
という話について
お伝えしたいと思います😊
もし、あなたが、
✅競合より安いはずなのに、なぜか売れない…
✅自分の商品はコスパが良いと自信がある!!
(➡質が同等か良いのに、価格は安い✨)
✅お客さんが購入をやめる理由を知りたい。
そうお思いであれば
きっと1つのヒントになると思いますので
ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね😌
■給湯器、どこに頼もう?
先日、知り合いの方と
雑談していた時のこと☺
給湯器が壊れかけていて
エコキュートに変えなきゃ、と。
いつもお願いする電気屋さんに
見積ってもらったそうなんです。
でも、ちょうどその頃
あるリフォーム会社さんから
チラシが入っていたそうで。
当然、気になって見てしまいますよね!
そしたら!
なんと!?
・
・
・
■電気屋さんより18万も安い
見積ってもらった金額よりも
10万円以上・・・いや!
計算すると17、8万ほど
安かったそうなんですよね。
いやいや、でも。
型式が古いとか
工賃が含まれていないとか。
そんな話じゃないの?
と思い聞いてみると、
工賃も全部入ってのプランで
型式も今検討中のものと
全く同じものだったそうなんです😯
とにかくチラシに書いてある
説明を読む限りでは
「同じものが格安」
だったそう。
■安い方が選ばれる?
だったら、、、
安い方が良いじゃん!
と思いますか?
でも、実際は違いました。
まずは電気屋さんに直接
チラシを見てもらって
尋ねてみたそうなんですね!
すると
「ウチはここまで安くできないねぇ」と。
太刀打ちできない、という答え・・。
電気屋さんでもなぜ安いかは分かりません。
で、結局どうしたかというと・・・?
電気屋さんの方へ
依頼することに決めたそうです。
でも18万の違いって、
かなり大きくないでしょうか?
家族4人で高級旅館に2泊3日くらいの
旅行にでも行ける金額ですよね。
もしくは、
最新の55インチ4Kテレビも
買えちゃう金額。
それでも!
18万高くても
電気屋さんへ決めました。
しかも、チラシの方へ
問い合わせることなく
です。
なぜでしょうか?
その理由は
・
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・
■高い方を買うことに決めた理由
嬉しいことに、
その時の気持ちを
詳しく話してくれたので
シェアさせてもらいます!
こんな感じでした☺
↓↓↓↓↓↓
「なんで?同じ型式なのに、怖すぎない?」
「もしかすると、すごく雑な工事だったり」
「それか、そのプラン目当てに問い合わせたら
追加、追加で結局
同じくらいの費用になるとか・・?」
「もしかしたら・・・
型式は同じに書いてあるけど、
売れ残りの違うものを設置されるとか?
私たち素人には分からないじゃん」
って、色んな想像を 笑
そう!
「安い●●」が書いてないから
不安になるんです。
■安い理由が無いと疑う
なぜ他より安く提供できるの?
という、頭の中に浮かぶ疑問を
取り除けない限り
選択肢に入ることはなさそうです🤔
「どんな理由で安くできるのか」
それをきちんと説明しなかった。
そこに敗因があるのではないかと。
せっかく、やりたい!
という購買意欲のかなり高い見込み客を
自動的に得られたはずなのに
とても、モッタイナイと思いませんか?
(獲得コスト0ですし、
満足いただいた場合はリピートの可能性だってあります)
ちなみに、
チラシへ問合せさえしなかった理由、
何だと思いますか?
それは、
よく分からない業者に
個人情報を知られるのが怖いから
でした。
この気持ち、よく分かりますよね😅
■まとめ
ですので、
●チラシでも
●LP(Webページ)でも
●対面営業でも。
なぜ、安いのか。
そして質はどうなのか。
きちんと理由を説明することで、
購入に一歩近づけるという話を
シェアさせていただきました!
相手の頭の中に「?」マークは
浮かんでないかな?
消してやる~~!
と、ぜひ想像して考えてみてくださいね。
それでは、今日はこの辺で!
良い1日をお過ごしください😌
P.S 色んな場面で理由は大切(理由の実験話)
いや~
「理由」って、
色んな場面で大切ですよね。
ご存知の方も多いかもしれませんが、
理由に関する有名な実験があります!
エレン・ランガーという
心理学者による実験です。
~~~~~~~~~~~
コピー機の順番待ちの列で、
こんな風に頼んでみる実験。
↓↓↓↓↓↓
①(要求のみ)
「すみません、5枚なのですが、
先にコピーをとらせてもらえませんか?」
②(理由+要求)
「すみません、5枚なのですが、
急いでいるので
先にコピーをとらせてもらえませんか?」
③(もっともらしい理由+要求)
「すみません、5枚なのですが、
コピーをとらなければいけないので
先にコピーをとらせてもらえませんか?」
注目すべきは、3番目!
「コピーをとらなければいけないので」
なんて、
意味のない理由でさえ!
かなりの割合で順番を
譲ってもらうことができたということですよね。
この実験は、人々が「理由を提示される」ことで、
無意識的にその要求を正当化しやすくなるという
「理由の力」についての洞察を提供しました。
人間ってなんだか面白いですね^^
P.P.S カチッサー効果 ~人は無意識に動く~
ちなみに、このコピー機実験の話、
「カチッサー効果」
という現象と関係してるんです^^
例えば、何か「理由」を言われると
内容がどうであれ、
無意識に「それなら仕方ないか」って
納得してしまうことってありませんか😏?
まさに、ランガーの実験でも
それが証明されていて、
理由を提示するだけで
ほとんどの場合に列を譲ってもらえたんです。
理由がちょっと変でも、それでも効果があるんですね!
いつも最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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