居ても立っても居られない(1)(2018年11月29日)
*この記事は、noteへの移転に伴い2018年11月29日に書いたものを転載しています。
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こんにちは!
池田です。
人と話していると
「なぜ建築から農業や福祉を始めたのか」
と聞かれます。
なるほど確かに。
一見、共通点等ないようにも思いますが
実はなかなか繋がりがあるものでした。
きっかけは、池田設計で長崎県内の建設事業を請け負ったこと。
2010年でした。
(https://www.atpress.ne.jp/news/31155)
事業に関わっていると、高齢者や障がい者を取り巻く問題というのは根深いもので
施設を建てることでは解決にはならない、と知ったからです。
知ってしまったからには、動かずにはいられない性分。
男の中の男を目指してきたわけですから
ここで動かずして、どこで動くのか!!とかっこいいことを思ったりした訳です。
建設で関われるのは、あくまでも一時的なケアの部分だけです。
当事者の方の人生はずっと続くのです。
「生涯」にわたってサポートできる場所があれば、それは自然と「自立」に繋がるのでは・・・
と思いました。
「仕組みづくり」
というやつです。
そして更に、障がい者だけではなく、その家族も社会から取り残されがちでは?
と感じることもありました。
将来に不安を抱かざるを得ない。更に更に、福祉職員たちは常に満身創痍。
こんな現実を目の当たりに。
あぁ…と私自身が落ち込んだりもしましたが
そうは言ってられません。
いつまでも国に頼っていてはダメだ!
事業として自立をしなければ!!
ありがたいことに、
何もできない…という訳でもなく、それなりの肩書きや
それなりの力をつけてこれた人生でした。
なので
あとは行動のみ!という状況でした。
そこから池田の新しいスタートが始まったのです。
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