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戦時中もコアの主張内容を変えることなく,でも逮捕もされず,情報発信をしつづけた石橋湛山のすごさについて.これからの情報発信において湛山の戦略に学ぶところは多いんではないかという話.
古典派・新古典派・ケインズ派・新古典派総合・ポストケインジアン・ニューケインジアンのざっくりすぎるまとめ.それぞれについてはこれからちゃんと解説しますです...というわけで新シリーズ(?)イントロ
今回から何度かにわけて学説史話をしてみたいと思います.となったら第1回はアダム・スミスしかないよね♪ 『道徳感情論』と『国富論』のどこが違って,どこが共通しているのか.そしてスミス的競争の矛盾とその解決策はどこにあるのか...ちょっとマニアックなお話です.
経済学史における天下分け目の関ヶ原,マルサスvsリカード論争ですよ.なぜ関ヶ原なのかは中身を聞いてのお楽しみ.比較優位説以外のリカード,人口論以外のマルサスについても少し知っておきましょう.
古典派っぽい考え方の復習+ミルです.古典派経済学の完成者と言えば!マルクス!……ではない方のお話.このあとの限界革命を現代経済学の萌芽ととらえることがおおいけど,結構ミルの論点も後につながってると思うんだ.
学説史シリーズの前半最大の山場.マルクスです.今回は「労働価値説とマルクス」「利潤率低下法則」に絞ってお話ししています.ここが見えてくると,マルクスっぽい経済論の特徴もみえてくる.ポイントは「合理的投資」かも?
総裁選やらゲスト会があったので一ヶ月ぶりの学説史解説…………1870年代の限界革命を経て,経済学の「主流派」は(今日で言うところの)新古典派経済学に移行します.古典派と新古典派は何が違うのか.「価値」の取り扱いが違う.客観価値から主観価値へ――その意味と意義を考えます.
さて♪ いよいよケインズですよ.今回は『一般理論』にむけての助走です.新古典派的なマクロ経済学について,そしてケインズの思考法・価値意識などから前期の代表作である『貨幣論』に至るお話です.後編は・・・あんまり間開けてもなんなので明日に!
『雇用・利子および貨幣に関する一般理論』はなぜ「一般」理論なのか,総需要と総供給はなぜ一致しないのか,そして価格硬直性もアニマル・スピリッツも『一般理論』においてはそんなに重要な話じゃないよ…………というお話.
祝!音声コンテンツ50本目!! 今回は「ケインズの経済学」と「ケインズ経済学(新古典派総合)」のお話.ケインズが強調したのは価格の硬直性なのか? なぜケインズの思想のコアとあまり関係ない「ケインズ経済学」が経済学の主流になった理由とは・・・など.
インフレ時代の到来とフィリップスカーブについて.インフレと失業のトレードオフ関係を巡る論争からマクロ経済学は大きな転機を迎えます.その一方で,後知恵ですが,同論争はちょっとポイントがずれていると思うところも……学説史シリーズそろそろ終盤戦.
フィリップスカーブ論争からの合理的期待によって「ケインズ経済学」にはひとつの変化が生じます.初期のニューケインジアン研究が何を課題にしていたのかについてのお勉強.
今回はこれまでの復習,そして最終回のRBC・DSGEの助走としての経済成長理論です.古典派とマルクス,ケインズ的成長理論と新古典派的成長理論の違い,そして最適成長理論は何が最適化など.ここを軽くおさえておくと現代マクロの話が理解しやすいです.<<今回マイクの設定ミスでやや聞きづらいかも……ほんとごめんなさい>>