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【売れるマーケ】同業者から嫌われろ!

ビジネスを発展させるためには、少なからず、
同業者から嫌われることも必要になってきます。

どういうことかと言うと、
業界の常識に囚われず、
時には型破りなこともしなければいけない、
ということです。

その結果、業界内でも目立ち、妬みの的となります。

嫌がらせや誹謗中傷に発展する場合もあります。

しかし、同業者に叩かれることを恐れていては、
何もできません。

大切にしなければいけないのは、
同業者ではなく、まずはお客さまです。

お客さまの支持を勝ち取ることです。

10分1000円の理髪店が開業した当時、
ビジネスマンや節約志向の人に喜ばれました。

業界では、
「あんな雑な仕事ではダメだ」
「お客さまとのコミュニケーションが無い」
などと中傷されましたが、
妬み以外の何ものでもありません。

そういう需要があり、喜ばれているのですから、
社会には必要なサービスだったのです。

こうした理髪店は、業界の組合には入らず、
業界の常識を打ち破ったからこそ、
成功させることができたのです。

無農薬・有機栽培で頑張っている農家があります。

その畑の隣に、農薬を使うごく普通の畑があった場合、
この有機栽培農家は、何を言われるかご存知ですか。

「薬を使わなければ、虫がやって来る。薬を使え!」。

安全・安心・美味しい野菜や米を作るために
頑張っている農家に対して、
こんなヒドい言葉を投げつけるのです。

気の強い人なら、
「そんなの俺の勝手だ。
お前のところも農薬を使わなければいい」
とはねつけるのですが、
まわりからは変人扱いされ、
田舎では暮らしにくくなります。

気の弱い人なら、
「田舎で嫌われたら、生きていけない」と悩み、
結局は農薬を使うようになります。

実際、無農薬・有機でやりたいと思っていても、
なかなか踏み出せない農家はたくさんいます。

話が別の方向に行きそうですが、
同業者の言葉に惑わされず、信念を持って、
業界の常識を打ち破って欲しい、
ということが言いたいのです。

いつまでも古い慣習に縛られていては、
業界自体が衰退するだけです。

誰かが勇気を持って、殻を破らなければいけません。

自分のためにも、業界のためにも。

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佐藤きよあき
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