ミャンマーの今
こんばんは。今日も数ある投稿の中で私の投稿をご覧いただきましてありがとうございます。金曜日は何となく土日を控えてワクワクされている方もいるのではないかと思います。
さて、昨日の投稿でお話した通りミャンマーについて少しづつ書きたいと思います。
最初に断っておきますが、私は“暴力はあってはいけないし、絶対肯定されてはいけない”と思います。ただ、悲しいかなミャンマーはかなり混乱が続いています。
暴力はいけないしそのために行動する事は大切ですが、自分や自国へも大きな負担を強いることになります。ミャンマーは最貧国転落後、民主化と共にラストフロンティアとしてお金も人も集まりつつありますが、このままの状態が続く停滞に戻らないか危惧します。
W杯アジア2次予選
ちょっと古いですが5月28日にサッカーのカタールW杯アジア2次予選・日本代表戦がありましたね。10対0で大勝しています。世界ランキングからすると日本の圧勝というのは理解できますが、対戦成績は6勝5分2敗の勝ち越して、それまでの直近の試合が2019年9月カタールW杯アジア2次予選で日本代表が2-0で勝利したことを考えると、差がつき過ぎだと思います。
この大差になってしまった理由の一つは“不服従運動”があります。この“不服従運動”によって代表選手が直前で辞退してしまい、大幅に選手を入れ替えを余儀なくさせられました。
不服従運動とは?
物理的な力を用いて他者を殺傷する方法をとらず,法律を犯すことで行為者自身が傷つくような行為をあえてすることによって,政府の政策を変更させようとする運動だそうでいす。著名なところでは、 インドのマハトマ・ガンディーの非暴力抵抗運動やアメリカのマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師がいます。
“不服従運動”の余波~お金が引き出せない~
“不服従運動”はこのサッカーのW杯アジア2次予選だけではありません。
現地ではお金を下すのに大変苦労しています。
6時前にATMに並んでも既に6〜70人いる状態です。並び続けても11時にはキャッシュがなくなってしまうと言った状態です。そしてATMの引き出し可能なお金が無くなるとその日のサービスは終了します
翌日、外出禁止規制時間が過ぎた4時に近くATMに行っても、既に100人近く並んでいてお金を引き出すことができません。
その翌日は外出禁止規制時間前の2時から並んでようやくお金を引き出すことができるか、できないかという状態です。
この事態なった理由があります。
1.本来お金の流通は銀行の本店から支店、支店からATMと運ばれて、引き出しを行うのですが、支店の銀行員が不服従運動”によって出社しておらず支店が機能していません。そこ本店から直接ATMにお金を運ぶため流通可能量が限られているようです。
2.本店自身も” 不服従運動”の影響で出社している人が少なく、お金を潤沢に流通させることができないそうです。
経済以外での余波
コロナウィルスの感染者も増加傾向のようですが、医療関係者が不服従運動をしているので、医療対応は不足しています。自宅待機規制などが発令されるのは時間の問題のようです。
繰り返しになりますが、今回の軍部のクーデターと言った力で行動することはあってはなりませんが、この状況が継続されるとミャンマーはまた非常に厳しい状況になる可能性があります。
暴力はいけませんが対立が続くと、巡り巡って自分達が困難な状態に陥るということになります。
今日はここまでとしたいと思います。
今日の冒頭画像はフォトACから使用させていただきました。ありがとうございます!
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また次回の記事で会いましょう!
皆様、良い週末をお過ごしくださいませ
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