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必要とされているって素敵ですね。

こんばんは。きむきむです。
今日も数ある投稿の中で私の投稿をご覧いただきましてありがとうございます。

今年に入って私の新しい変化の一つとして、成年後見人補助の仕事がスタートしたことです。成年後見人ってご存知でしょうか?細かいことはまた改めてご紹介したいと思いますが、纏めると

判断能力が低下したり、体が動きにくくなった人に代わって、地方自治体から書類の手続きや金融機関の支払い等の処理を代行したり、(医療関係以外の)判断が必要なことについて、本人に代わって行う人です。

後見人の3パターン

後見人を受託する方は3パターンあります。

1.士業(弁護士、行政書士、司法書士等)
 2.家族
 3.ご本人の申請に基づいて家庭裁判所が選任した一般の人

です。それぞれ課題があります。
士業の方は後見人は士業の本業が忙しくて、ご本人の面倒をなかなか十分見られずきめ細かな対応がしにくいということです。

次は家族です。本来であれば家族が本人の面倒を見るのが最善だと思います。しかし二つ課題があります。
一つは本人に以外の夫婦の片方や子供が、本人のものは自分のものということで、本人の意思に関係なく財産を使い過ぎてしまい、本人の生活が困難になってしまう場合があることです。
二つ目は、子供が複数いると一人の子供が支払いやもろもろの世話をして、ついでに自分に必要なものなどに支出してしまうと、他の子供がなぜ一人だけ親の財産から沢山支出できるのだと家族喧嘩になってしまう場合があることです。

このような家族の問題がある故、研修などを受けた第三者が後見人の研修を受け後見センター等の監督下、家庭裁判所から指定され受諾します。士業や家族が請け負う当事者の財産より財産が少ない方がほとんどになります。但し過去には手間がかかる割にサポート費はボランティアレベルなので、魔が差したのか当事者に財産を私的流用をしてしまって捕まった方もいます。

ということで三者ともに一長一短です。

今日の電話

先日、受託後登記証明書を法務局で取得し、当事者の方と面談しました。
しかし、私とまだ二回目の面談であることもあり、新しい環境に慣れていないこともあり、元気が無いように見えました。
そしてその1週間後、当事者を現場で長年に渡りサポートしていただいている施設の方と面談をしました。
その方は長年当事者のサポートをしているので、当事者の事をよく理解されているので、私も

当事者の方の趣味とか何か喜ぶことはありませんか?

と相談しました。その時はいろいろブレーンストーミングして当事者本人が希望したら操作が簡単なラジオでも購入しようという話になりました。

本日、サポートしている方から電話がありラジオは既に持っているので不要とのことでした。

3時間後、見慣れない携帯電話番号から着信がありました。恐る恐る電話を取ると当事者ご本人からでした。何かと思ったら、

「私の事を心配していただいているとサポーターから聞きました。本当にありがとうございます。今までの人生でそこまで心配してくれている人はいませんでした。本当にありがとう!」

と言われてしまいました。ほぼ無償のボランティアですが成年後見人になって良かったな!と思いました。仕事や家族サービスなどもありバタバタしていますが、時間を作ってサポートしていきたいと思っています。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
明日も皆様にとって良い一週間になりますように。

未来志プロデューサー きむきむ
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