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激しさを増すミャンマーの対立

こんばんは。今日も数ある投稿の中で私の投稿をご覧いただきましてありがとうございます。

週末は如何お過ごしですか?

さて、先日からミャンマーについて書き出して3回目の投稿となります。
前回は不服従運動について中心に投稿しました。

このような形で経済、医療といった社会のシステムが停滞しつつあります。
クーデーター後の政治も変わりつつあります。

国軍とは?

国軍とは当たり前かもしれませんが、国家が設置・保有する軍隊ですね。彼らは元々国を守ったり、他国を責めたりするのが目的とされた集団です。

市町村の体制は?

ミャンマーでは、外国人も含めて、居住する地区の地方自治体に居住の届け出をしなければなりません。届け出なく、居住すると逮捕されます。ホテルの場合は、ホテルが届け出を出しています。住民の情報は地方自治体にあります。
クーデター後に、民主化側の地方自治体の長は全て軍選出の長に入れ替わりました。

デモが発生して。。。

また民主化のデモは禁止されていますが、それを無視して尊い命が失われてしまう悲しい事態が発生しています。
また軍側に内通する人もいて、そこからデモ隊を先導もしくは何らかの関係ある人の情報を地方自治体の長へ伝える場合があります。地方自治体の長は自分の自治している地区の居地情報を保有しているので、それに基づいて警察や軍が家宅捜査を行う場合もあります。

自宅で家宅捜索が行われ暴行や死亡した事例は、デモ隊の主要人物と何らかの関係があった人達の可能性があります。

また、デモ隊と一切関係ないのに内通者の誤報で一般の関係のない市民が巻き込まれたケースもあるようです。

民主化復権側の対応は?

民主化で元に戻そうとする人たちはデモは以前より減っているようですが、逆に一般の市民達に似せたゲリラ化してしまっているようです。

その人たちが関与しているとは断定できませんが、悲しい事に地方自治体の長の殺害、爆殺、放火はと言った事件が頻発しています。
憶測としては、地方自治体の長の殺害は、軍の内通システムの寸断や破壊の為という意見もあるようです。

地方自治体の長はクーデターに関与している軍側を支援しているので当然だろうという考え方もあると思いますが、とは言え多くの市町村長が殺されたりケガをしていることは悲しいことです。

元々のミャンマー人は

ここまでくるとミャンマーはひどい国、ひどい人というイメージを持ってしまうかもしれません。
しかし、ミャンマーでは貧しい人たちにもお寺が無料で勉強を教えているため、アセアン最貧国ですが一番識字率が高いと言われています。
お金持ちではない人々でも恵まれない人たちに寄付するといった共助の精神にあふれ、人のために行動できる人柄はとても魅力的です。
治安もクーデターの前は女性が昼間一人で歩けるくらい治安がいいことも
“人の良さ”によるものだと思います。

SNS効果

このように人の良さが魅力的なミャンマーが大きく変化してしまいました。民衆の中でも監視の眼が常に注がれていて、軍側に力を貸している一般市民も写真を撮られFacebookを中心としたSNSで公開されて、それに基づいて”さらし者”になってしまい、危害を加えられてしまったり、時には殺されてしまうケースもあります。

軍側も一時期はインターネット回線を遮断するなどの対応をしていた時期もありました。

このように非常に対立は激化している悲しい現実があります。

このような民主化の復権を目指す人々がゲリラ化してきたことによって、
軍では法改正が行われ、疑わしい人は射殺して良いという法律もできてしまいました。
どちらにも今後も犠牲者が増える可能性がありますし、一般の市民も巻き添えになる可能性があり、外国人の高官やビジネスマンの中でもミャンマーを離れる人々が後を絶ちません。

今日はここまでとしたいと思います。

今日の冒頭画像はフォトACから使用させていただきました。ありがとうございます!

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また次回の記事で会いましょう!
皆様、引き続き良い週末をお過ごしくださいませ

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