小学生が人生最初の大きな選択!
こんばんは。きむきむです。
今日も数ある投稿の中で私の投稿をご覧いただきましてありがとうございます。いつも”スキ”を付けていただいたり、応援いただいて感謝しております。
4月3週目に入り、少しずつ皆、新しい環境に慣れつつあると思います。
子供達も進級、進学したりと新しい環境を子供なりに慣れつつあると思います。
小学校は6年間ですが、4年生になると首都圏では子供達は一つの選択をすることになります。
中学校受験
です。大手の塾等は4年生から中学入試に向けた本格的なカリキュラムを指導させます。
中学受験をさせるかどうかは子供が判断する場合もありますが、10歳の子供にさせるのは酷ですので、実質、親が判断することになります。
ネットで多くの塾関連のサイトが小学校受験をさせる理由について下記の通り挙げています。
・高校受験に分断されない6年間を過ごしたい。
・地元の友人関係がうまく言っていないので新たな環境から再スタートさせたい
・学力を伸ばせる充実したカリキュラム
・中学受験が当たり前の地域性
表面的にはその通りだと思いますが、実体験からすると他にも理由があると思います。
1.学童には小学校3年生、小学校4年生からは入れなくなり、学童の
代わりとして塾に通わせる
2.小学校低学年時代の友達が塾にいくことになり、子供達の遊び友達が減ってしまい、子供が友達が通っている塾に通うことを希望する。
3.「2.」と関連しますが、遊び友達が減ったことにより子供が時間を持て余しゲームをしたり、テレビを見たり、ネット動画等を見ていることに対して、親が不安視して塾に通わせる。
これは両親の共働きが増えることによって子供と費やす時間が減ることによって、子供が少人数となり、子供が一人遊びや一人の時間が増えることとも関係していると思います。
女性の社会進出や世帯での収入減等を考えるとこれらの理由もやむを得ない側面があると思いますが、支出の面と子供の絆の深さと言う視点から考えると、一応、検討の上で覚悟が必要となると思います。
1)費用について
私立中高一貫校に行くのと、公立の中高へ通うのでは、少なくとも400万円ぐらい私立の方が支出が多いです。
更に、大学付属の私立高校であればそのまま大学へ進学する可能性も高くなり、国立大学に比較いくのと比較しさらに300万円以上変わってきます。
仮に要返済の奨学金だと、新社会人としては財務状況がマイナスからのスタートになります。
2)プライドの形成と自己肯定感の低下
大手の学習塾では毎週、毎月クラス編成テストが行われて、テストの結果順、クラス分けや席順が決まります。成績上位であれば子供ながらも「変な」優越感を持ちやすくなり、成績が下位になれば「劣等感」を感じたり、「自己肯定感」が下がるリスクを伴うと思います。
毎週、毎月のテストが下位で親からハッパをかけられたら、子供は逃げ場がなくなりそうです。
3)学校の先生や受験しない子供を見下す
受験する子供は小学校6年生の夏ぐらいまでに、小学校の全工程の学習内容を終了させます。それは受験しない子がまだ聞いていない内容を先取りを知っているだけで、頭の良さと言うよりもむしろ、”知っているか知らないか”だけの違いです。
しかしながら、学校の授業で習う頃には”そんなこと知っているよ”と言った学校の授業を斜めに見てしまう場合があります。
更に塾に行ってない子が初見に対して、塾に行っている子供は既に習っているいる事の復習なので、テストの成績もよくなりやすく、塾に行っていない子を見下してしまう場合もあるようです。
更に更に、塾の先生によっては
「学校を休んで、いや学校の授業を内職してでも塾の宿題をしろ」
と言う先生もいます。
塾では「xxx中学 x名」、「yyy中学 y名」、「zzz中学 z名」という合格実績が生徒を集める集客に重要です。
塾によっては一人のテストの成績が良い生徒にxxx中学、yyy中学、zzz中学を受験させ、それを各校合格の実績として出している場合もあります。
このような広告宣伝効果の高い合格実績をたたき出すためなら、子供には学校ではなくとにかく塾、そして合格だけに集中して欲しいでしょう。
逆に合格実績が少なければ塾として死活問題です。
ただ、子供の成長段階の価値観を学ぶ段階でそのような指導を受けることは、子供自身の価値形成に大きな影響を与えるのは当然です。
塾の先生としてはそう言うのも頷けます。
これは学校の先生授業を聞くな!に近いことですから、親のいう事だって聞かなくなる可能性だって十分あるでしょう。
でも考えてみてください。社会人になって中学受験で勉強したことのどのくらい役に立っていますか?
どこの中学に入学したか?というのは社会人になる時の就職活動でどのくらい有効なのでしょうか?
これらの成功体験は時として人生のプラスにならない場合もあると思います。
4)家族で費やす時間の減少は意思疎通や共感性を減らす可能性がある
中学、高校となると部活に入ったり、友人等のとの関係が密になり、逆に親との時間は減り、関係は遠くなっていきます。大学にもなればアルバイトをしたり、部活、サークル等もありますし、一人暮らしや下宿する場合もあるでしょう。そう考えると親が子供と密にかかわれるのは小学校6年生ぐらいまでとなります。
さらに学習塾に行けば、塾で塾の先生や通学する友達との時間は家で家族と費やす時間よりも長くなります。塾に小学校4年生ぐらい、つまり10歳から行くとなると、パーソナリティーがほぼ完成する12歳までの残りの3年は家族以外によって形成されれる部分が増えるでしょう。
これによって後天的に得た体験や考え方は、家族とは離れやすくなり、家族の話を素直に聞きにくくなるのも理解できると思います。
もちろん家族の絆は費やす時間の長さではなく密度だと言われますが、長さもやはり重要だと思います。
それはサッカー選手やアーティスティックスイミング(旧シンクロナイズドスイミング)で寝食を共にすることによって”いやわゆる同じ釜の飯を食う”、お互いの考え方や行動習慣を理解することが、意思疎通に必要であるということで、共同生活の時間を長く取るために、合宿等を行うのと似ている部分があると思います。
家族と費やす時間が減れば、意思疎通が難しくなったり、共感を得る部分が減ってくるのは必然とも言えるかもしれません。
これは全ての子供に当てはまるものではないと思います。ただ、そのようになってしまう子供もいるので、もしそのようになった場合には、家族はどのように対応していくのか考えるのは大切だと思います。
ただ、塾に行って私立付属校の早慶、G+MARCHや上理の大学に合格することによって就職しやすくなったり、何かの講師をする時に自己ブランディングがしやすい一面があるのも事実です。また教育環境も良いでしょう。
よく中学受験は本人がするのではなく、親がするものと言われますが、受験させるかどうか判断する際には今挙げた4点やメリットについても考慮に入れて総合的に判断する必要があると思います。
本日の画像もフォトACから使わせていただきました。
いつもありがとうございます!
今日も最後まで付き合っていただきありがとうございます。
良い一日をお過ごしください。
未来志プロデューサー きむきむ
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きむきむ
屋号は「くらしサポート」。理念は「創造力と誠実さに基づく、優れた価値を提供し人々がいきいきくらす事に貢献します」未来志プロデューサー、
FP、ビジネス法務、産業カウンセラー、食育ボラ、健康リズムカウンセラー、成年後見人、終活アドバイザー、コーヒーインストラクター2級