飲酒して乱れてるんじゃない。解放しているんだ
酒は3杯までと決めている。
私はお酒が好きだ。
ワイン、日本酒、ビール、ウィスキー、泡盛、ニョール。
種類は選ばない。
場所と料理とマッチすればいいのだ。
先日、元同僚と一緒に居酒屋へ行った。
集合時間より20分も先に到着したので、先に生ビールを注文した。
同僚が合流してから、さらに2杯飲んだ。
空腹に流すアルコールは気持ちがいい。
体に悪いとわかっていても、脳みそが気持ちいいのだ。
トイレに立つふりをして、好きな子たちにメッセージを送る。
いつもは抑えている感情がフィルターなしに溢れる。
酔った。
あなたが欲しい。
会いたい。
声が聞きたい。
はしたない写真を送る。
粘度と湿度の高いやり取りが続く。
私は酔うと乱れるのではない。
普段、乱れた自分を抑えているのだ。
夜の風が気持ちいい。
このまま、あの人の体から生成される液体のすべてを
全身で浴びて、飲んで、溺れてしまいたい。
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