言えやしない

東京/ 30代/ 妄想小説/ サピオロマンティスト/ パンセクシュアル

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    東京/ 30代/ 妄想小説/ サピオロマンティスト/ パンセクシュアル/ ふと気になったことの音声メモ

  • 男性と私

    男性と私のお話。現実と妄想のお話。どっちなのかは秘密のお話。

  • 転職と僕

    無能な僕の仕事と転職活動の記録。 300万>400万>500万>650万>700万>850万>950万←いまここ

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冬の気配。ね、君ってダニ時間で生きてる?お別れ4週間後のメッセージ

まさか。 この話に続きができるとは思ってなかった。 いろいろ考えたんだけど、僕たちおしまいにしたほうがいいと思わない? あの人にお別れのメッセージを送ってから、 4週間経った。返事はなかった。 返事がないことが返事だと思った。 あの人は過去になった。 今日までは。 午前2時、あの人からメッセージが来た。 思わないよ それからあの人はこの4週間、 何をしていたか僕に話し始めた。 僕はいつも通り淡白な返事をした。 2文字から10文字程度の言葉で返事をした。 あの人は4

    • 自分軸で生きる。君との局地的デジタルデトックス。

      デジタルデトックスする。 1週間連絡取れない。 生きてるから心配するな。 僕はこんな風にメッセージを送った。 最近僕は、 毎日のメッセージが辛かった。 やり取りが辛いんじゃない。 君からの連絡を待っている自分が惨めだった。 こういう時は少し距離を取る。 理由は何だって良くて。 僕は君に言ったの。 デジタルデトックスをするって。 普段通り生きてるよ。 僕が連絡を絶ちたかったのは 君とだけだよ。

      • 【音声ver】下品な意味でなく、一緒にほどけてしまいたい。

        東京/ 30代/ 妄想小説/ サピオロマンティスト/ パンセクシュアル https://note.com/ieyashinai/n/n9d046c412f24

        • 【音声ver】すぐ燃えて、すぐ消える愛。じんわりと灯る愛。

          東京/ 30代/ 妄想小説/ サピオロマンティスト/ パンセクシュアル https://note.com/ieyashinai/n/ne53ddccce2c6

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          【音声ver】あなたが望むなら、犬にもご主人様にもなろう。

          東京/ 30代/ 妄想小説/ サピオロマンティスト/ パンセクシュアル https://note.com/ieyashinai/n/nd58103e4f8a6

          【音声ver】あなたが望むなら、犬にもご主人様にもなろう。

          【音声ver】あなたが望むなら、犬にもご主人様にもなろう。

          猛省せよ。僕を「M女の鑑」と称した彼へ、言葉の鉄槌。

          僕は言った。 君に気になる人ができたら教えてほしい。 彼は言った。 わかった。 僕は言った。 友人に戻ってもいいし、絶縁してもいいし。そのとき、決めたらいい。 言ってから僕は後悔した。すぐさま後悔した。 僕は言った。 やっぱり絶縁はいやだ。ばか。 彼は言った。 自分で言って自分で傷つく。M女の鑑だな。 僕は不快だった。悲しかった。怒っていた。 彼の女性分類のM女フォルダに、 僕という情報が格納されていることに腹を立てたのだ。 僕は僕である。 Mな一面もあ

          猛省せよ。僕を「M女の鑑」と称した彼へ、言葉の鉄槌。

          童貞は清い。ディアボリックな僕のエンジェリックな夜。

          その日僕はしこたま飲んだ。 恋愛がうまくいっていなかったのだ。 とても馬鹿な理由だ。 一緒の学校に通っていた友人たち。 男女合わせて10人ほど。 自分の話をするでもなく、僕はただその場を、その夜を楽しんでいた。 僕はメガネの男の子を誘惑した。 僕の部屋で一緒に休もうと言ったのだ。 深紅のベッド。たくさんのワンピース。香水の香り。 部屋に着くなり僕はワンピースを脱いだ。 黒のランジェリー姿になる。 戸惑う彼の服を脱がせた。 恥じらう彼の顔が可愛かった。 僕は言った。 君

          童貞は清い。ディアボリックな僕のエンジェリックな夜。

          20歳夏、私は女王と呼ばれた。葡萄とヴィンテージドレスの記憶。

          20歳の夏 彼は私を女王と呼んだ。 彼とはヴィンテージショップで出会った。 お店のワンピースはすてきだった。 サンローランもシャネルも、ジバンシィも。 時間を見つけては通い、試着した。 これだという1着を見つけては、購入した。 彼は楽しそうに私を見ていた。 ときどき私に似合いそうなワンピースを選んでくれた。 その日も暑かった。 葡萄を買ったその足で、彼のお店に向かった。 お店に入ると、彼がいる。 彼は葡萄を見るなり 一緒に食べよう と言った。 私は うん と言った。

          20歳夏、私は女王と呼ばれた。葡萄とヴィンテージドレスの記憶。

          生意気なおじさんを手懐け、飼いたい。と純粋に思う。

          おしっこのタイミング制限 オーガズムのタイミング制限 出先で卑猥な写真の送付指示 自慰行為の制限 自慰行為の強制と露出 屋外での性行為 自慰行為中の通話 言葉責め 首絞め など軽度の歪みの経験はあった。 自分自身、指示される・制限されるサイドであることに何の違和感もなかった。 それが ここ数年 変わりつつある。 純粋におじさんを飼いたいのだ。 優しく穏やかで従順なおじさんは必要ない。 私が求めるのは生意気なおじさん。 自分のことを ご主人様とかサディストとか思っているな

          生意気なおじさんを手懐け、飼いたい。と純粋に思う。

          反則だ。午前1時に届いた「だいすき」の4文字

          金曜の夜。 僕はあの人のことを思っていた。 メッセージを送ろうかなと思ってはやめ。 味もわからないくせに、 ワインを飲んでいた。 自由論も読み終わった。 次は何を読もうかな。 僕は携帯電話を手に取った。 Kindleで新しい本を探そうと思ったのだ。 すると、 あの人のためだけに入れているアプリの通知が来た。僕は既読がつかないように、注意を払いながらメッセージを読んだ。 だいすき そこには4文字の言葉が。 漢字ではなく、ひらがなで書いてある。 僕はとてもとても嬉しかった

          反則だ。午前1時に届いた「だいすき」の4文字

          果てたいなら、粗悪低質セックス<限界突破ヨガクラス

          よくわからない人と、 よくわからないセックスをするのは もったいない。 そんなことをするんだったら、 女王の風格を漂わせたヨガの先生に これでもかといじめられたい。 薄暗い照明、エキゾチックな香り、お香、 湿気、あたたかな部屋、鏡、汗で艶めく肌、 苦しみと悦び、喘ぎ、S字に反った背中、 長く伸びた女の首、喉元、鎖骨、贅肉 もうできない。 もうできない。 そこからが本番。 先生は薄笑いを浮かべながら 私たちに指示を出す。 鏡に映る歪んだ顔、乱れる呼吸、心臓の音、 震える

          果てたいなら、粗悪低質セックス<限界突破ヨガクラス

          経営に興味ある?経営陣との最終面談で予想外の質問

          社長は僕に聞いた 経営に興味ある? 僕は即答した。 もちろんです。 じゃあ お金の流れと、リーガル関係を強化していこうか。 はい(希望に満ちた目) 僕は30代。 社長と比較すると半分ぐらいの年だろう。 社長は僕のことを褒めた。 経営陣の前で僕のことを褒めてくれた。 社長も外部取締役も僕の話を楽しそうに聞く。僕は思った。 きっと2人とも、 昔の自分を見ているようなんだろうな って。 昔の自分と重ね合わせているんだろうなって。 ね、僕さ 仕事できないよ。

          経営に興味ある?経営陣との最終面談で予想外の質問

          僕の脳に『自由論』をインポート

          僕の尊敬する彼がおすすめしてくれた本だ。 少しでも彼の脳みそに近づきたくて、 健気に読み進める僕である。 残念ながら僕の頭はよろしくないので すんなりと理解できるものではなかった。 が、何度も読み直そうと思っている本のひとつに加わった。 この本の中で特に気に入っているのは 後半部分のここ。 これってさ、ひろゆきとか、 成田悠輔先生とか西田亮介先生のことが頭に浮かんでしまった。 僕だけでしょうか。 ひろゆきだけなぜか、呼び捨てにしてしまう。 うん。なんかごめん。 タイトル

          僕の脳に『自由論』をインポート

          攻略不可。「真人間のふりした社会不適合者が起こすランダムな言動」が刺さるらしい。

          僕のこと野鳥かなにかだと思ってるのか。 彼はバードウォッチングをしているのか。 僕は、お金払っていつでも見られるものには興味がないの。見られたり見られなかったり、運もある見られなかったらリベンジしたくなる 彼は、僕たちの関係についてこんな風に解説した。 僕は、理解できたような気がした。 が、一応、理解の相違がないか自分の言葉で確認した。 「真人間のふりした社会不適合者が起こすランダムな言動」が刺さるってこと? そう。攻略不可。そこがいい。 と彼から返事が来た。

          攻略不可。「真人間のふりした社会不適合者が起こすランダムな言動」が刺さるらしい。

          【音声ver】弱いとこ、ダメなとこ。開示してくれたら、ぜんぶ受容したい。

          東京/ 30代/ 妄想小説/ サピオロマンティスト/ パンセクシュアル https://note.com/ieyashinai/n/nc138c6958bff

          【音声ver】弱いとこ、ダメなとこ。開示してくれたら、ぜんぶ受容したい。

          【音声ver】弱いとこ、ダメなとこ。開示してくれたら、ぜんぶ受容したい。

          【音声ver】「ただいま」「おかえり」「恋しかったよ」「私も」それだけでいい。

          東京/ 30代/ 妄想小説/ サピオロマンティスト/ パンセクシュアル https://note.com/ieyashinai/n/nba313bfcfe5e

          【音声ver】「ただいま」「おかえり」「恋しかったよ」「私も」それだけでいい。

          【音声ver】「ただいま」「おかえり」「恋しかったよ」「私も」それだけでいい。