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『パリの"食べる"スープ』展覧会

見て頂きましてありがとうございます💕

今回は辻仁成さん著『パリの"食べる"スープ』の中から作った数々のスープをご紹介したいと思います。
温かいものが恋しくなる季節。
ご覧頂いて、身も心もホカホカ温まっていただけると嬉しいです😊


まずは、このひと皿から👇

オニオングラタンスープ Soupe à l'oignon

渾身の作!!✨

料理の基本となる、あめ色玉ねぎ。
私はいつもこびり付き始めると、油を足して炒めていたのです。
結果、油っぽくなるばかりか、あめ色にはなかなか届かないまま、挫折しておりました(汗)
ですが、この本を読んで、焦げ始めたら白ワイン(水分)をいれ、鍋底についた旨味を溶かすという技を知り、まさに目から鱗が落ちるとはこういう事かと思い知らされました。笑
この日以来、あめ色玉ねぎの失敗はなくなったのです。笑笑


にんじんとクミンのスープ  Soupe de carottes au cumin

「余計なことは考えない、美味しければいいじゃないか」byおばあちゃん✿
右側は、ホワイトオムライス。半熟たまごをたまご炒飯で包み、さらに卵白で包んだトリプル卵飯
子供ウケもいい!

このスープは、パリの八百屋で知り合った名前も知らないおばあちゃんから教わったそうです。
人参とクミンの相性の良さが爆発しているスープです。😊
それに加えて、健康にも◎な御長寿スープといえるでしょう。😊😊



パリ風、ポタージュ・ペキノア Potage Pékinois

具沢山ととろみが特徴
鯖寿司とともに🤤

ポタージュ・ペキノアとはいわゆる酸辣湯(サンラータン)のこと。
豚肉や豆腐、きのこ類の具だくさんを卵でとじた、まさに「食べるスープ」の真骨頂です。


 

ブランケット・ド・ヴォー Blanquette de veau

仔牛肉のクリーム煮込み。パリのカフェ飯だそうです。
こちらはタルティフィレット。レシピは後ほど



韓国風 味噌鍋スープ  Doenjang jjigae

これからの季節にピッタリな熱々スープですね。
韓国産唐辛子は、粒子が細かくて、見た目よりさほど辛くありません。
うどんやトックなどを入れたら、お腹もたっぷり。
身体の芯からホクホク温まってください~。



イタリアン・ウェディングスープ  Soupe Italian Wedding

その名の通り、イタリアの結婚式に必ず出てくるスープ・・・!?
その真意は本を読んで下さい。笑
肉だねに粉チーズを混ぜ込んでいるので、スープがシンプルながらも味わい深いひとスープとなってます。



カスティーリャ地方のアホスープ  Sopa de Ajo de Castilla

きれいな紅い色は、トマトではなくパプリカ
こちらはじゃがいものガレット。材料一つでめちゃ美味しいです😋

アホとは、スペイン語でにんにくを意味します。
残って固くなったパン(フランスパンでも食パンでも何でも)をにんにくとスープで煮込んだ"パンのおじやスープ"です。
おじや を おやじ と読んだそこのあなた~!!
はい、おやじ確定です!
あははっ、早速作ってくださいね。😊


あさりのショードレー  Chaudrée de palourdes

見てください!なかなかの力作でしょ。なので見せたいだけです😅
ちょっとクリスマスな気分🎄



【番外編】キャベ芯スープ

左側:バジルソースと粉チーズ 右側:ごま油とすりゴマをトッピング


最強のスープじゃ~~💪

本には掲載されておりませんが、こちらはダイヤモンド社のダンチュウ編集長、植野広生さんが、辻さん主宰の地球カレッジのスープ講座で披露してくださったスープです。
キャベツの芯を柔らかくなるまで茹でて、ミキサーにかけました。
芯はキャベツだけではなく、ブロッコリーや他の野菜でも良いと思います。
私はキャベツとブロッコリーのハーフ・アンド・ハーフにして作りました。
身体、お財布、環境に優しい最強スープだと思いませんか〜?!😊


いかがでしたか?
本題は『パリの"食べる"スープ』となっておりますが、ページをめくると
イタリアンあり、スパニッシュあり、中国風やアジアンありと、パリだけでなく、実に異国情緒たっぷりなスープが、辻さんの世界を旅した時のエピソードとともに紹介されております。
パリという様々な人種のるつぼの中で生活している辻さんの感性が随所に散りばめられている一冊です。

🗼パリのキッチンから幸せになる一皿を~

料理は、愛情と時間と労力が一番のブイヨンになりますね。   🌹辻仁成

本書:スープな言葉⑤より


スープ以外のレシピはこちらです👇




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