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「失敗」は「良き隣人」である~失敗はたまに出会ってアドバイスをくれるキャラの一人~

今回は心海さくらさんの
『笑える失敗で学ぶ!ゆるっと成功メンタル術』に
気になる文言があったので、
取り上げさせていただきます。

記事の内容は
「失敗を恐れないためのメンタル作り」

その記事の中で
以下のようなことが書かれています。

失敗を恐れないための一つの方法は、失敗を「友達」として受け入れること。

(中略)

失敗を敵視すると、恐れやストレスが増す。

でも、失敗を友達だと思えば、そこから学びや新しい発見が生まれる。

次に失敗した時、「やあ、また会ったね。今回は何を教えてくれるの?」って自分に問いかけてみて。

笑える失敗で学ぶ!ゆるっと成功メンタル術

失敗を「友達」として受け入れるという考え方は
非常に面白いと思うんですよね。

「失敗を敵視すると、恐れやストレスが増す」
と書かれているように、
僕たちは失敗を敵視しすぎているように思います。


僕たちは「関係性」の中で生きています。

ここで言う関係性というのは、
人との関係性だけでなく、
モノや言葉、概念、空間など、
この世のすべてのモノとの関係性のことです。

そのため、
「失敗」という言葉との関係性も存在します。

「失敗」と関係性が悪いと、
失敗したことで嫌な気持ちになり、
エネルギーを大量に消費してしまいます。

しかも、それは
自分の失敗だけではありません。

他者の失敗を見ても、
エネルギーを大量に消費してしまいます。

失敗との関係性が悪いことで
エネルギーを大量に消費してしまう。

だから、
失敗を直視できなくなったり、
敵視してしまいます。


では、失敗しても
エネルギーを大量に消費しないためには
どうしたら良いでしょうか?

失敗との関係性を良くすればいいですよね?


では、失敗との関係性を良くするためには?

そこで、先ほど引用させていただいた言葉が生きてきます。

失敗を「友達」として受け入れること。

笑える失敗で学ぶ!ゆるっと成功メンタル術

「失敗を友達と見立てる」というのは
素晴らしい方法だと思うんです。

というのも、
関係性を良くしたいのであれば、
まずは心の距離を縮めないといけません。

その心の距離を縮めるために
「失敗を友達と見立てる」というのは、
非常に有効な手段だと思うんです。


失敗との心の距離が遠いということは、
失敗との関係性が悪いということ。

だから、失敗によって
エネルギーを大きく奪われてしまう。


でも、失敗と友達になり、
心の距離を近づけて、関係性を良くすることで、
失敗してもエネルギーを奪われにくくなります。

関係性によっては
むしろ、失敗することで
エネルギーをもらうこともできるでしょう。

だから、
「失敗は友達」
というパラダイムは非常に有効な手段だと思うんです。


ただ、個人的には
「失敗と友達になる」というのは、
ちょっと違和感があるのです。

なぜかというと、
「友達とは連絡を取り合うし、遊びたくもなる。
となると、失敗という友達に会うために
わざと失敗する、という発想につながるのでは?」
と思ったからです。

実際は、「失敗と友達になる」とは言っても、
わざと失敗する人はいないと思うので、
そこまで深く考える必要はないとは思うのですが、
個人的には少し気になってしまうんですよね。

なので、僕個人としては
「友達」よりも「良き隣人」に近いかもしれないな、
と思っています。


ここでいう「良き隣人」というのは、
以下のような関係だと考えています。

  • 普段は適度な距離感を保ちつつ:
    必要以上に干渉せず、それぞれの生活を尊重する。

  • 困った時は助け合い
    お互いに支え合い、励まし合う。

  • 互いの成長を喜び合える関係:
    お互いの成功を願い、共に成長していく。

心海さくらさんの記事にて

「やあ、また会ったね。今回は何を教えてくれるの?」

笑える失敗で学ぶ!ゆるっと成功メンタル術

という会話文がありました。

この会話文のように、「良き隣人」とは、
偶然会ったときにはいろんな情報交換を行ったり、
助け合ったりするけれど、
積極的に会う関係ではない、というイメージです。


マンガを読んでいると、
こういうキャラってよくいると思うんですよね。

困ったときにたまたま出会い、
アドバイスをしてくれるようなキャラクターが。

そういうキャラクターは、
アドバイスしたらそのまま去っていったり、
困ったことが解決したら去っていったりなど、
常に近くにはおらず、連絡を取り合うこともしません。

もちろん、たまたま会ったときに
相手が困っていたらこちらが手を差し伸べます。

そういう関係性は
個人的には「友達」とは呼びづらく、
「良き隣人」という表現の方がしっくり来るかなぁと
個人的には思うのです。


「失敗」を「良き隣人」として捉えることで
以下のように考えられるのではないかと思います。

  • 失敗を恐れることなく:
    必要以上に恐れることなく、挑戦することができる。
    失敗したとしても、「良き隣人」に出会える機会を得るだけ。

  • 失敗から学び:
    失敗から教えを請うことで、
    パラダイムシフトが起こるなど成長することができる。

  • 失敗を活かしていくことができる:
    「良き隣人」に成長した姿を見せるためにも、
    失敗をきちんと活かし、次につなげることができる。


失敗は「怖い人」ではなく、「良き隣人」。

だからこそ、
失敗しても、「良き隣人」に学ぶ姿勢を取ればいいし、
その「良き隣人」に成長した姿を見せるために、
失敗を活かしていく。

ただ「失敗」として考えるよりも
「良き隣人」として考えた方が
失敗に対するイメージは良くなると思うので、
こういう考え方は大事だと、個人的には思うのです。


また、失敗という「良き隣人」とは
困ったときにたまたま出会い、
アドバイスをしてくれるようなキャラクター。

そういうキャラクターは大抵
「成長を促してくれる存在」
だったりします。


では、どんな成長を促してくれるのか?

  • 新たな視点:
    失敗と向き合うことで、
    これまでとは違う視点を持つことでき、
    新しい発見やアイデアが生まれるかもしれない。

  • 学びの機会:
    失敗から学ぶことで、
    知識やスキルを向上させることができる。

  • 成長の糧:
    失敗を乗り越える経験は、
    レジリエンス(回復力)や問題解決能力を高める。

  • 成功への道:
    失敗を分析し、改善策を考えることで、
    成功への道を見つけ出すことができる。

これらは「成功の種」とも言えるでしょう。


失敗は、時に僕たちを打ちのめし、
自信を失わせることもあるかもしれません。

しかし、そんな時こそ、
「良き隣人」である失敗を温かく迎え入れ、
良き隣人と一緒に
成長の道を選んでみてはいかがでしょうか?


正直な話、
「失敗」という隣人と共に歩む道のりは、
決して平坦ではありません。

しかし、その道のりを乗り越えた先には、
きっと素晴らしい景色が広がっているはずです。

だからこそ、もし失敗を恐れてしまうのであれば、
「失敗」を「良き隣人」と見立てて、
良き隣人とともに自分自身を成長させていく。

そして、自分に適した成功への道を見つけて、
良き隣人とともに成功の道を突き進んでいく。

そのように捉え直すことで
失敗との関係性は良くなり、
エネルギーを大量に消費するどころか、
失敗という良き隣人からエネルギーをもらえるようになるかもしれません。

だからこそ、
「失敗」を「良き隣人」と見立て、
失敗と良い関係を築いていくことで、
人生をより良いものにしていきませんか?

というのが、今回のお話でしたとさ。

今回の記事を読んで、
失敗というイメージが少しでも良くなりましたら幸いです。


今回は心海さくらさんの記事をお借りしました。
ありがとうございました!

今回の記事を考える元となった
以下の記事もぜひお読みください!


P.S.

「失敗から学べることはたくさんある」とか
「失敗は成功の母」とか言うけれど、
そんな風に考えられないから困っているんだよ!

そんな風に困っている人ほど、
「失敗は友達」とか「失敗は良き隣人」と見立ててみて、
失敗との関係性を良くしてみることに力を注いでみると
いいんじゃないかな、と個人的には思うのです。

失敗は敵だと思ってしまうかもしれないけれど、
「失敗」からすると、
「このやり方じゃまずいよ!」という警告を発しているだけなんですよね。

「失敗」は本当の敵ではなく、
むしろ味方側の存在です。

こちらが味方だと思えば、
喜んで味方になってくれる存在であり、
味方になってくれると非常に心強い存在でもあります。

だからこそ、
失敗を恐れてしまっているのであれば、
失敗との関係性を良くし、
「良き隣人」とも言える失敗から多くのことを学ばせてもらいたいですね。


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それでは、最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

何かしら得るものがあり、
実生活で実践したいと思えることができましたら幸いです。

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